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posted by fanblog

2014年05月10日

【紙書】パタリロ! ギャグからシリアスまで色々楽しい 一部コラム


提携先:楽天ブックス様より。




著者:魔夜峰央
白泉社 花とゆめコミックス

1巻と現在とでは体型が違う。
大体今の体型の完成となるのは何巻あたりからだろう?
10〜20巻の当たりでもう完全にあのスタイルが確立されている。
不朽の作品群を是非。
何処から読んでも大体一話完結してくれていたりするので有難いです。

【コラム】
パタリロという存在はタイムワープはするし、大飯喰らいだし、色々と強靭な肉体を持ってる。
いわば純正のギャグ体質の持ち主が主人公の漫画である。
でも、そこから生まれるシリアス展開もあれば、完全なギャグ回とオチだったりもする。
その中でも珠玉のエピソードと名高い幾つかをご紹介する。

単行本の10巻・・文庫版だと何巻だろう?
名作エピソードとなるのは『忠誠の木』を上げる人は多いのではないだろうか?
フランス革命を題材に小説を書こうとするパタリロと詳しい部下(タマネギ16号)を連れてタイムワープ。
当時のフランス革命の時代に行くことが物語りの始まり。
でも、取り返しの付かない時代と次元の掟がタマネギ16号を襲う事になる。
そもそもが、忠誠の木と呼ばれる木を見てパタリロが小説を書こうと思い至るのも運命的な物だったのかも知れない。
16号を中心の話が描かれていく・・・ラストはちょっと涙腺が危険ゾーンに突入しかねない。
途中もヤバイのですけども。

私個人が一番ショックだったのが「さよならアフロ」だ。
もうお前ら合わせて何馬力だよ!ってツッコミを入れたいプラズマ達の話を描いた話。
皆人間じゃなくて人間型の超高性能ロボット。
パタリロが発明したプラズマから始まり、段々と仲間が増えてったら家族になった。
その中でもこの話は切なさで胸が一杯になる話だった。
物語は彼らプラズマとアフロの娘になったプララを中心に描かれる。
正直、思い出すだけでも・・・。
しつけの為に厳しく接するアフロと、反抗期真っ只中のプララとのやり取りは人間そのもの。
内容はタイトルの通りですが、そこに至るまで過去の話でも中心になる事の多かったアフロ。
しかも機械ならではの弱点という物に蝕まれていく。
天才パタリロとかつて敵側だった天才二人で挑むもその弱点を克服する手立てすらない。
最高のアンドロイドである彼らは人よりも人らしい・・・プララの悲しみが直に読者を襲う。
さよならアフロを皮切りに長いプララを中心とした物語に突入していく事になるのだがそれはまた別の話。
ギャグ回もあれば時折あるシリアス回の質も実に素晴らしい。

もうこの頃は神回の連続でバンコランの過去などが明らかになる物語も物凄く長いのだが一気に読みたくなる程。

アスタロトのシリーズは別冊でスピンオフ作品が作られる程に面白い。
パタリロ本編でも22巻ぐらいだったかな?から始まる話も面白い。
ご先祖様の夢を見るパタリロなのだが、ソロモン72柱の悪魔やファンタジー要素が盛りだくさん。
『アスタロト』こちらは是非とも別冊の方の作品も見て欲しい。

アスタロト(1) [ 魔夜峰央 ]


感想(10件)



続刊マジでお願いします。
今でも楽しみに待っておりますよ〜。(切実)
個人的にお勧めなエピソードがコレなんですよ。
女神転生とかまだ露も知らぬ時代だったのだが、悪魔の話の面白さを知ったのがパタリロという。
寧ろ、パタリロのお陰後々に女神転生などに手を出していく切欠にもなったと思うな。
ある意味でスターシステムを用いたパラレルな世界ということで、新風を取り入れたんだと思う。

知ってるだけでも他にも幾つも素晴らしいエピソードがある。
パタリロの面白さは今も続刊が出るので要チェックだ。

↓書籍詳細情報をクリックしてチェック↓

パタリロ!(1) [ 魔夜峰央 ]


感想(1件)




↓全巻集めたい人はこちら↓
パタリロ!(1-91巻 続巻) -漫画セット-

2014年05月09日

【紙書・コミック】少女格闘漫画なら今はこれが熱い!ねじまきカギュー [ 中山敦支 ] コラム有り


楽天ブックス様より。





著者:ねじまきカギュー [ 中山敦支 ]
掲載紙:ヤングジャンプ

↓書籍詳細情報をクリックしてチェック↓

ねじまきカギュー(1) [ 中山敦支 ]


感想(4件)





【格闘漫画物】
格闘漫画物で更に購読中の中で一番期待しているのがコレ。
絵は凄く特徴的なので好みは分かれそうといった感想も見受けられる。
個性的な絵のタッチだが私はかなり好みだ。

秀逸な絵を描くから面白いのか?
否。内容で読む物である。
内容に伴った絵を書けるか表現出来るかが漫画家の本領発揮でしょう。
この漫画だとキャラの書き分けが1キャラに付き3種類様々なシーン分ある様子。
喜怒哀楽、焦燥感、絶望といったシーンに中々グっとくる描き方をする人なのでお勧め。

あーこれは絶対にアニメ化準備されているだろうな的な作品でもある。
内容的には深夜だろうな間違いなく明るい内容が多いけど、ダークな部分を描くなら深夜しかない。
ただ集英社だからなー週間少年ジャンプ側の人気作品を推したいところなんだろうなーとか。
会社側の都合を勘繰ってみたりする。
今、漫画アニメ化攻性だと何処が強いんだろうな?
集英社、講談社、小学館とこれらは三大出版社と呼ばれしのぎを削る世界。
他はその他と分類されるぐらいの巨大さだからねぇ・・・。
その土壌が新規参入を拒み続けて漫画の進化を停滞させている可能性もある。
そこに満足出来ない人が行き着く先が同人・・・という訳である。

話に戻ると怪物的な女子に追い回される新任教師の葱沢鴨(カモ)が主人公。多分。
タイトルはカギューだけど。
物語の主軸は鴨先生と、ネギとは受難と女難の相が出てる名前だな。(某魔法系主人公を見て)
しかもカモがネギしょってるというね(笑)
そこに螺旋巻拳(ねじまきけん)を使う拳法家である一巻表紙のカギューちゃんが現れる。
表紙では分からないが、カギューちゃんはめっちゃ可愛いです。
萌えとかそういう部類に属するかは知らないが、作中の表現が魅力をバシバシ出している。
中々規格外な曲者揃い強敵揃いの中で、初っ端からフルスロットルで飛ばしている漫画。

別の格闘漫画を例に挙げれば「史上最強の弟子ケンイチ」だって序盤は割りとスロースターターだったのにな。
最早、この「ケンイチ」の中盤以降のレベルの敵揃いといってもいい。

個性を度を越えて重んじる学園の物語なのだが、個性のレベルが段違いだ。
また普通の格闘漫画とはちょっと毛色も違う。
当然ながら女の子だらけだが、初っ端から人間業じゃないです。
最早一つの道を極めた程度では、ただの1個性にしか過ぎない。
没個性は排除されてしまうような日本の一般人には厳しい世界(笑)。
キャラ描写も極端なのでパロディともシリアスともつかないが、見せ場を心得ている。
この作者・・出来ておるのぅ。と、言わしめるだけの濃さがある。
そんな危険な花園・・・と、言いたいが共学だったりする。
男はかませ犬程度の物でしかない。
ラブコメ要素(?)もありつつ、妙に漢らしい女版「魁!男塾」のような感覚で読めると思う。
いい感じハチャメチャだけど後引く味のある漫画のご紹介でした。

作者の他のコミックも気になるところだな・・・。


後々記事にするかもしれない物を、直感で選んでピックアップした物です。
いつもの駄文コラムは無いですが、リクエストを頂いたら考慮します。
ご覧になられる方も直感でピピっときたらリンクで飛んで下さい。

↓書籍詳細情報をクリックしてチェック↓

ねじまきカギュー(1) [ 中山敦支 ]


感想(4件)




2014年05月02日

【文庫】11人いる! 萩尾望都の傑作SF、紛う事なき名作! 一部コラム

11人いる! [ 萩尾望都 ]

価格:607円
(2014/5/2 15:44時点)
感想(20件)



著者:萩尾望都
第21回小学館漫画賞少年少女部門を受賞作品。

映画アニメも作られているのでそちらもチェックしたいが今は難しい。
こちらの文庫版には「11人いる!」「続・11人いる!」の2作品が収録されている。
映画アニメは11人いる!の方で作られている。

超難関の宇宙大学の試験の課題に挑む若者たちのドラマだ。
最終課題となるのが一個まるまる宇宙船を使った試験。
外部との接触をシャットアウトされた孤独な宇宙船で生き延びることが課せられる。
だが本来の受験生は10人の筈だった。
なのに・・・宇宙船に辿り着いた瞬間にもう一人多い事が分かる。
不気味な11人目の存在が鍵となってくる物語だ。

【SFに触れるなら必ず読んで置きたい一冊】
漫画好きなら、絶対に読むべき漫画としてこの一冊を上げたい。
そりゃ流行り物も面白いけれど、そういった作品の過去には常に前例が居る。
SF作品で言えば手塚治虫などの名前も上がるし、書籍なら銀河英雄伝説の田中芳樹などは誰でも知ってるレベル。
それぐらいに普遍的な人達の一人として個人的に数えているのが萩尾望都さんだ。

少女漫画がSFの先駆者だった。
実際にはどうだったのだろうか?
認知度や広め拡散したのは少女漫画が一役買っていただろうとは思われる。
そりゃ、少女漫画サイドにも手塚治虫といった偉人が関わってたりするのだけれど、それ以外にも偉人は多い。

この漫画の魅力はコミカルとシリアスの使いどころと、キャラクターの設定だ。
生まれも容姿も違う、そんな若者達が揃っているのだがそれぞれに一癖ある。
主人公のタダトス・レーン愛称タダも直観力(テレパス・サイコメトリに近い能力)を持っている。
フロルは両性具有・・とは若干ニュアンスが違うが雌雄未分化の完全体である。
でも、一応はフロルはヒロイン枠。さっぱりとした性格は無邪気な少年っぽさもある。
とある星の王様や王族だったりと、既に社会的に実力を身に着けた者たちの力試しの場としても宇宙大学は活用されているようだ。

苦難とトラブルの連続ではある物の試験は進んでいく。
その中で起こる事件や、彼らの決断という物は既に試験の枠を越えるものだった。
11人目は誰なのか?
読み解いていくことで明らかになる真意や意図、そこで起こる真理的要因。
そういった物を考えながら読み進めてみるのも面白い。
人間が織り成すドラマのほぼ全てが集約されている。
たった一冊の書籍にこれだけの内容を濃厚に描かれている。

映画アニメ版も基本的には話の筋は同じ。
若干の違いはある物の、緊迫感のあるシーンは絶妙。
11人以外無人の巨大な宇宙船内部の寂しさや怖さもある。
いわば宇宙に浮かぶ密室のような物ですからね。
人の動揺といった物や不安が爆発し易い環境ともいえる。
その中で少しずつ信頼を築いて成長していく様や、友情や恋といった物を経て窮地を乗り越えていく。
原作よりも先にアニメの方を見たので印象的にはアニメの方が強いかな?
窮地を乗り越えた先に待つ結末とは・・・?
そこからは書籍を読んで貰いたい。

続の方は完全な番外編ではあるが、前作の王様を巡る物語となる。
多くを語ると大変なネタバレとなるのでここでは語らない。
こちらは本書でご確認頂きたいが、こちらも秀逸な物語である。
コミカルなシーンは少なく、シリアスな話展開なので私的には前作が好きだな。
ただ、かなり前作だけを知っていただけに続での出来事にショックを隠せないですね。
「なん・・・だと・・・!?」
と、なることは間違いない。
SFとしても人間ドラマとしても面白い本作を是非手に取って頂きたいものだ。


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11人いる! [ 萩尾望都 ]

価格:607円
(2014/5/2 15:44時点)
感想(20件)


2014年04月28日

【文庫版】オールド・ボーイ〜ルーズ戦記〜 ハードボイルドもワイルドもここにある

オールド・ボーイ ルーズ戦記 1 双葉文庫 / 土屋ガロン / 峰岸信明 【文庫】



著者:嶺岸信明

突然の誘拐、そして10年間の軟禁生活。

誰が何の目的で彼をそこに追いやったのか。

突然のように開放を宣言され、手掛かりを求めて立ち上がる。

まだ見ぬ敵を知る為に。


【オールド・ボーイ】
10年後にタイムスリップをしたかのような物だ。
時代でなくなったハードボイルドな雰囲気をそのまま持ち合わせる男。
その男が自分を10年の軟禁に陥れた者を追跡する物語だ。

軟禁された個室にはシャワーもトイレもテレビも備えつけてある。
不自由なのは外に出られないぐらい。
その10年間のんべんだらりと過ごしていた訳ではない。
冒頭でも常に監禁された個室で筋トレを怠らなかった。
テレビからの情報収集も。
そして念頭には「何故?」「誰が?」を突き止める事がすでに目的にあったようだ。
野性味溢れる男がそして解き放たれることになる。

いきなり開放されても過去の自分の痕跡を失った街。
住処もほとんど金も無い中放り出されたら自分ならどうなってしまうだろうか?
何処へなりとも行ってもいいのに、何処へも行けないかも知れない。
この男のように念頭に同様の意思があっても漠然とした世界に放り出されてはお手上げだ。
恐らくは知人や昔の友人に頼る形になるだろう。
確実に迷惑になるでしょうが、頼る者が無い者は見知った者にしか助けを求めることは出来ない。
もしそんなオールド・ボーイに自分がなったらどうする?
彼と同様の努力をするだろうか?
追跡の意思は残っているだろうか?
10年という時間はハンパではない長さと重みだ。
まるで同じ国の生まれなのに別の国にいるかのような物だ。

私は情報を集めるのが好きだが筋トレは余り・・・。
きっとそれではガッツが養われていないから物語も始まらない気がする。
助かったという事実で頭が一杯になってしまいそうだ。
抑圧された欲望の捌け口を求めてしまうかも知れない。
そう考えていると、この作品を考える事は一つの哲学でもある。
そんなオールド・ボーイという漫画の面白さに触れて貰いたい。



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オールド・ボーイ ルーズ戦記 1 双葉文庫 / 土屋ガロン / 峰岸信明 【文庫】




↓全巻が欲しい方はこちら。詳細情報をクリックしてチェック↓



※こちらは新装版・文庫版では御座いません。

2014年04月23日

【電子書籍】今注目したい漫画『神さまの言うとおり』の紹介 一部コラム




【商品紹介:こちらは【神さまの言うとおり(完結済み全5巻)】です】









神さまの言うとおり (1)
神さまの言うとおり (2)
神さまの言うとおり (3)

神さまの言うとおり & 紙さまの言うとおり弐
著者:藤村緋二 
原作:金城宗幸
掲載紙:週刊少年マガジン。

『極限の中で:コラム』
誰でも知っている遊びだが、覚悟を持って挑まねば死ぬ!
この作品は見事に人が死にまくります(主に高校生が)。
それでも、この遊びの中に組み込まれてしまったら生き残るか死ぬかの二択しかない。
そんな状況に陥ってしまったらどうしますか?
いわゆる、シチュエーションホラーのようなもの・・というかそのものだろうか。
実写化映画化の話も早々に立っていた様子なので、そちらにも期待が高まる一方不安も当然ある。
配役はやはり重要な点だろう。
超高校級の人間が一人居るんだが、そいつの超人振りの再現が出来るか否かが気掛かり。
映画の作り方によっては『バトル・ロワイアル』以上に食傷気味になり兼ねない。
なんせ、『バトル・ロワイアル』が1クラスに対してこちらは全国区全てという規模の違いがあるからだ。
話せるのはここまでだが、一部のゲームは『だるまさんが転んだ』だったり、『綱引き』だったりする。
得体の知れない何かと、見知ったゲーム内容のギャップ、罰の厳しさと駆け引きの面白さが私は好きですね。

『妄想する敗者復活』
内容を読んだ人なら誰のことか分かると思うが、敗者復活しないかなぁ・・・。
そうしたら、相当新作の神さまの言うとおり弐が面白くなるのだが。
とある二名の復活である。
その伏線的な物は張られていそうな気がするんだが、今のところは確証が無い。
まだまだ続きの気になる作品である。
内容が気になる方は画像をクリックして検討してみるといいですね。
すでに読んだ方も感想があればご自由にカキカキしていってね。




【商品紹介:こちらは新作【神さまの言うとおり弐】です】









神さまの言うとおり弐 (1)
神さまの言うとおり弐 (2)
神さまの言うとおり弐 (6)2014年4月現在最新

【電子書籍】悟空道 最強の人外大魔猿悟空の果てしなき西を行く旅路(完結済み)一部コラムあり




【商品紹介:1〜3巻】









悟空道 (1)
悟空道 (2)
悟空道 (3)

悟空道(ごくうどう)
著者:山口貴由
掲載紙:週刊少年チャンピオン
全13巻で完結済み。

「西遊記完結組にして傑作 悟空道」
シグルイなどを生み出した鬼才山口貴由が描く劇画タッチ西遊記冒険譚!
天竺へと向かう旅の道中、悟空達一行を襲う妖怪達との熾烈な死闘。
そして飛び出す超濃いセリフと演出に熱くなって欲しい。
そんな話。
悟空はべらぼうに強いです。
でも敵も最悪にして最凶クラスに強いです。
楽勝で倒せそうな奴が一人も居ません。どれもこれも厄介な能力揃い踏み!

「ヤンチャじゃない悟空」
他作品もメジャーからマイナーまで愛好しているので分かるのですが、
西遊記で描かれる悟空というのは結構ヤンチャで自由な気風の性格割り当てですよね。
だが、悟空道の悟空は破天荒だけど一本気!
天から地に聳える巨大な柱の如く一本気・・常に真剣にワイルドに物事に当たる静かに燃える男です。
ただし共通項は豪快な戦闘でしょう。
通常サイズは人間と同じですが、一度本気モードがでれば超巨大に変身!
悟空も斉天大聖と呼ばれるほどの妖怪だが、敵も大聖級の妖怪曲者揃い。
流血しまくりだけど、
仏契(ぶっちぎり)
で、カッコイイ悟空の生き様が見られます。
悟空という存在のイメージがガラリと変わるかも知れませんね。
西遊記関連の漫画本で完全に最後のオチまで描いた作品は割りと少ない。
完結している作品は多いのだけど、中々に少ないのだ。
手塚治虫の西遊記はアニメの方はきちんと完結していたかな。果てしない旅路がまだまだ続くぜ!って感じで。
新しい方のドラマの西遊記も中々良かったと思う。

「そうそう、三蔵法師が女性である」
男性で描かれることの方が当然多い訳だが、ドラマや漫画では度々女性化されることがある。
基本的にヒロインが居ないような物だから、読者サービス的な物を意識してのことや意外性を意識してのことだろう。
だが、明確な理由があるのも悟空道なのである。
その明確な理由を語ることは流石に出来ないが、中々にエグイ人間の思惑が存在しているとだけ。
ラストにも繋がる非常に重要な点でもある為、是非ともそこは読んで確かめて欲しいものだ。
生温い綺麗事だらけの世界ではないということが悟空道の魅力である。
悟空が見せる自己犠牲と覚悟の果てに何を得るのか・・ラストの結末を迎えた時の爽快感はハンパ無い!
そう、まさに仏契(ぶっちぎり)である!
見事な完結はあっぱれ。
激闘を締めくくるいいオチとなりました。




【商品紹介:1〜3巻まずはここからどうぞ】









悟空道 (1)
悟空道 (2)
悟空道 (3)

2014年04月21日

【電子書籍】少年アシベ  懐かしいゴマちゃんにまた会える! 一部コラムあり





少年アシベ(しょうねんあしべ)
作者:森下裕美
掲載紙:週間ヤングジャンプなど。

少年アシベ覚えていますよ。
特に無言で妙な迫力で語るスガオくんとかアシベの父ちゃんとか。
最初のゴマちゃんとの出会いがショッキング。
トラックから落ちた物をアシベが夕飯の為に持ち帰ることが出会いなのだから。
つまり「食おう」としていたんですよね(笑)。
アシベの父ちゃんも一度さばこうとしていたシュールな絵だが、ゴマちゃんが可愛い。
で、結局食べることはなくそのまま家族の一員になってしまうわけだ。
日頃ゴマちゃんを持ち歩くアシベの姿や表紙で覚えている人も多いのでは?
アニメでも放映されていましたね。

アシベと離れ離れになってしまった親友のスガオ君の側でも動きがある。
いきなりのネパール一家転勤という、遂には国外へと行くことになろうとは。
イエティとの出会いや変な家庭教師は住み着くはスガオ君の毎日はエキセントリック。

二人の少年から見るアシベワールドはコミカルで単行本を持っていないことが悔やまれます。
総集編のような全2作の方は持っていたんですけど、そっちも地味に現在レア物指定という。
自分も書店員の頃はよく見掛けてはいたんですけどね。
中古本屋などにはまだまだあるかも知れませんね。
脇役達も魅力のある笑いと涙ありのマンガでした。

アニメの方ですとオープニングのまかせて!チン・トン・シャンは聞き覚えある人はいるかも?
私は大分うろ覚えですがリズム感や一部の歌詞を覚えていますね。
もう一度全巻見てみたいなぁ。
スガオ君の話が今でも凄い好きですわ。
あの眼力は只者じゃないよ。
ファミコンゲームでも出ていて持っていました。
ネパールを冒険するんだったか何だったか・・・。
メディアミックス展開としても幅広い作品だったなぁと思います。


【電子書籍】百舌谷さん逆上する(完結済み)   一部コラムなど





※こちらは電子書籍のご案内ご紹介です。
百舌谷さん逆上する(もずやさんぎゃくじょうする)
作者:篠房六朗
掲載紙:講談社アフターヌーン。

私はこの作者さんの描く独特なストーリー展開と絵が好きで、
紙の方で集めていました。
今は手軽な電子書籍で読めるのは中々便利ですね。
一部の購読は電子書籍に乗り換えようか迷いますね。
すでにマンガだけでも1万近い蔵書があるので引越しも楽ではありません。

話の展開としては転校生としてやってきた百舌谷さんと、
その周囲の人達の物語で御座います。
ツンデレという解釈を極端にかつ漫画的に描いた意欲作のような何か。
多分、誰も一回で覚えきれない「ヨーゼフ・ツンデレ博士型双極性パーソナリティ障害」 をテーマに描かれている。
つまりは、よくあるツンデレの物語──かと思いきやその斜め上をいってくれてます。
本物のツンデレという物を考えるとリアルの世界では中々にバイオレンスな物かも知れない。
当然ながら世間一般で認知されている、
罵詈雑言や暴力といった表現方法はあるが、
さらにその奥底の哲学や美学といった物に踏み込んでいる作品としては先駆者だと思われる。
この子自身も性格的に素晴らしいほどのドSで御座いまして、
いじめられっ子の樺島番太郎 とひょんなことが切欠で知り合うようになり、
物語は確実に段々と暗雲めいていくのだ。

この作品のポイントはキャラクターの絶妙なすれ違いによる勘違いである。
キャラクターそれぞれの解釈が違う方向へといったりする様が実に面白い。
しかも余すことなく回収に次ぐ回収で更にとんでもない事へと発展していく。
気付けばどっぷりまた篠房ワールドに引き込まれていましたよ。
本当にこれはラブコメディなのか?
確かに愛のような物は感じる・・が、そういった生易しい物ではない。
竜の逆鱗に触れるような禁忌をおかそうとしているような感覚に近いのだ。
病気の方のツンデレの解明を作中を通してする中で、
通常のツンデレもまた混在している稀有な作品でもある。
是非とも異色なツンデレの世界をご堪能下さい。



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