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2014年04月26日

【紙書・全巻・完結】ARMS アームズ (1-22巻 全巻) -漫画セット- 一部コラム




著者:皆川亮二
原案協力:七月鏡一
掲載紙:週刊少年サンデー

※度々リンク先のサイト側で誤字がありますが正しくは「アームズ」です。
そこは譲れません。

アニメ化もされた作品。
ARMSというナノマシンの兵器と、腕という意味とも掛けているんだと思っている。
モチーフに「不思議の国のアリス」と「鏡の国のアリス」の作品が用いられている。
このARMSを巡り戦いに巻き込まれていく少年たちの冒険譚である。

ナノマシンが見せる可能性と兵器転用の恐ろしさも味わえるかも知れない。
しかも普通の機械と違って、自身の意思も持っており意思の疎通まで可能だったりする。
主人公の高槻涼の右腕には最初のARMSの四体が内の一つ「ジャバウォック」がいる。
でも実際には金属生命体のような、トランスフォーマーのような存在と考えた方がいい。
しかも普通の人間に移植しても直ぐにARMSに侵食されてお陀仏。
適合者でない限り扱う事が出来ないが効果は絶大だった。
しかも意思力のような物も強さに反映されたりもする。


【不思議の国のアリスをモチーフにした作品】
不思議の国のアリスはディズニーが描くようなメルヘンではない。
アリス自身も精神病院に収容されている患者だったりする訳だが、
そこにある二面性というかそれが物語中にも幾重にも現れる。
この二面性をモチーフにした作品は今も話題が尽きることのない物使われている。

ペルソナシリーズは諸にアリスの発展系のような物だ。
またARMSと直接的ではないにしても間接的に繋がる部分でもある。
力を現実に発現する能力といった面だ。
ペルソナシリーズでは魔法が、ARMSでは超科学力や物理学で持って発現される。
どちらも一度発動すれば並みの人間の能力を軽く凌駕するものとなる。
身体能力の向上という面でも共通性がある。
ペルソナもペルソナ自身が成長するにつれて所有者の能力が上がっていく。
ARMSもシンクロ率といった物が関係しているが能力や性能を大きく変えていく。
主人公達が備わっているARMSはオリジナルアームズと呼ばれ、
AI制御のARMSと違う点が、進化と強い意志力がなければ完全に力を引き出せない点にある。
ここに成長というカテゴリを備わっているのがオリジナルARMSの特徴ともいっていい。

『想像』が生み出す可能性をこの漫画に見た。
アリスもただの精神異常者だったのだろうか?
実のところ本当にそういった世界に迷い込み、リアルな体感をしていたのではないか?
アリスという存在は度々哲学において解釈されることも多い。
夢や心、精神といった物が深く関わる題材が豊富だから想像する楽しみを与えてくれる。
アリスにとっての壁となる人間が、アリスの世界でも文字通り壁となっていたりする訳だ。
しかも割りと、軽くない事件の生き証人でもあったりするが語ると長くなる。
いずれは原典もちゃんと読んでおきたい作品でもある。

幾つもテレビなどでアリスの映画とかやってるのを見ていた。
重い雰囲気のない楽しめる娯楽作品に仕上がっている。
精神病的な描写が一つも無い。
アリスの心のありようでその異世界に影響を与えるのが原典。
でも、実際に異世界にアリスが迷い込んでいるといった描写にすり替えられているのだ。
アリスの心の中だけで起きていた筈の問題を別にする手法として定番になっていく。
どんどん原典から遠ざかっても、内容的には面白いのは完成度の高い作品であるからだろう。
クトゥルー神話と同様に、これらアリスのモチーフを組み込むと途端に面白くなる。
それは紛れもない精神世界や意志力や、人間の心を中心に描かれるからだ。
兵器の単純なカッコ良さを演出するだけの作品は打ち切りになってる。

でもARMSは完全にラストまで本当の物語の終焉まで描いてくれている。
有難い事です。
「彼らの冒険はまだ終わらない」といったお茶を濁す結末でなくて本当に有難い。
作者の皆川さんの手掛ける物語は、
ラストまできっちりと描いてくれることで作品を『完成』させている。
完成品の話を読みたいと思ったら実に少ない。
尻切れトンボのようになってしまっている作品のなんと多い事か。
きっちりラストまで描き切ってくれる作品はどうにもサンデーに多い様子。
例を挙げればヨルムンガンドもきっちりとやってくれましたし、ああいう気持ちのいい終わりが欲しい。
やるだけやって、
『人事尽くして天命を待つ』その後はお察しといった状況まで描いて欲しいのだ。
無理に延命させて、終わりをはぐらかされている作品は段々と魅力が減退していく。
それがない安心感のある漫画が『ARMS』の魅力であり、
心のありようなどの『人間性』もまた『ARMS』の魅力なのだ。
途中から何書いてるのか良く分からなくなってきているが、
纏めると面白いって事だ。(小学生並みの感想)


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【紙書・文庫・完結】うしおととら[文庫版] (1-19巻全巻) -漫画セット- 一部コラム




著者:藤田和日郎
掲載紙:週刊少年サンデー

蒼月潮(うしお)と妖怪「とら」と共に、【白面の者】と戦いを描いた作品。
関わってくるのが獣の槍という武器だ。
うしおはこの獣の槍を使い多くの妖怪達と戦いを繰り広げていく。
時にはとらとも命を掛けたじゃれ合いをコメディタッチで描いていたりもする。

仲間になった経緯は、
蔵の中で獣の槍によって封印されていたのをうしおが封印を解いて解放したからだ。
決して良い妖怪ではないけれど「とら」という妖怪とのタッグは至高にまで達する。
物語は、うしおの母を探すところから劇的に動いていくことになる。


【もう一度読みたい作品】
私は文庫で所持しているので文庫版での紹介になります。
いずれまた、読みたくなるそんな作品は名作であると私個人は思っています。

この作品ももう一度読みたくなるリピーター性のある話だと思います。
人間と妖怪の関係は相容れない物。
その理を覆していく彼ら二人の冒険は人間側にも妖怪側にも影響を与えることになっていく。
かなり壮大な物語でもある。
特に白面の者という存在の強大さ。
これは日本の全妖怪が束になっても勝てない程、だがかつては人間の協力もあって封印に成功した化け物だ。

500年間も封印された「とら」は一体どんな胸中だったのだろうか。
人間の残酷さや優しさやおかしさを見てきた「とら」が感じる物とは。
また魂と引き換えに力を与える獣の槍を扱う「うしお」の覚悟の重さ。
それでも戦う「うしお」の決断や心の動きといった物も合わせて注目して読んでみて欲しい。

獣の槍を巡る因果の悲しさも壮絶。
数々の命を喰らってきて遂に辿り着いた日本の地。
人間の思惑も絡まり複雑な物語の様相は、先が読めない面白さで満たされている。
人間や心を描いた作品という物は中々ハズレがない。
これは大当たりの物語でした。
私はどうにも読みたいと強く願うものほど、後になって読み始めるんです。
イチゴのショートケーキならイチゴから食べるのに。
渇望した物ほど直ぐに手に入れようとしないんですね。
紆余曲折はありましたが、ちゃんと読んでやっぱり面白かった。
託す者、託された者達の長い長い物語だ。
最後の結末までじっくりと読み進めて欲しい作品です。


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【紙書・完全版・完結】つよぉぉぉいッ!!説明不要ッッッ!!! グラップラー刃牙 完全版 (1-24巻) 一部コラム




著者:板垣恵介
掲載紙:週刊少年チャンピオン

格闘漫画といえば、お店の本棚を占拠し続けるのがグラップラー刃牙だ。
何度もリピート読みしてしまう独特の展開は一種のコメディでもあるのかも知れない。
そう、何度も読み返してしまう・・・これが名作と呼ばれる作品には必須なのだ。
大抵が一度読んでしまうと満足してしまう。
次に読むのは暫く後になることがザラである。
ついつい手元にあると気付いたら読んでしまう。
何処から読んでも刃牙イズムがあって、何処から読んでも面白いのは反則だ。
ただし、彼らの戦いには反則は無い。※これが言いたかっただけ。

【刃牙の面白さとは?】
上には上がいるという王道でありながらも、
その頂点こそが親父で、しかも世界最強の生物とまで言われてる化け物だ。
戦う事を宿命付けられた刃牙の格闘人生や哲学をこの漫画に見出せるかも知れない。

とにかく最強を目指す人間達の中でも刃牙は特殊な存在である。
誰もが強さを求めているし、誰よりも強くあろうとしている。
刃牙の目的や真意を知ると、なるほど【範馬刃牙】のあのラストにそこに集約されている。
そこで得た答えを即物的な物事で例えてしまう人達は表面をなぞる事しかしなかった人だろう。
大抵の漫画読みってのは表面しかなぞらない物だから仕方ない。
哲学やポリシーといった物を感じ取って読むということを何故か漫画ではしないのだ。
勉強が出来なくても、ハートで理解出来る物があるとするなら刃牙の面白さは自分の中の面白さの鏡写し。
自分自身に説いている自問自答のような物だ。

明鏡止水、悟りといった感覚をキャラクターを通じて感じ取るということ。
そこにこの漫画の深さがあると思う。
ハチャメチャだけれど、皆美学を持って生きていたりする。
花山薫はその中でも一番好きなキャラクターだ。
スピンオフ作品も面白いのでおすすめ。
ポリシーとかそんなんでいくと何故か範馬一族だけ妙なんだけど強い。強すぎる。
数ある漫画あれど、ここまで強さを明確に表す世界観は中々無い。
こいつを敵に回すことは軍隊を持ってしてもしたくない。
マシンガンを与えられても、余りにも無力感を感ぜずにはいられないだろう。

範馬刃牙の最後の親子喧嘩の時には、
最早ピクルですらも軽く凌駕していた物と思われる。
常に成長期である親父と息子の刃牙のケンカは、
建物の壁も高級外車も障害になりはしない。
そんな男達が既に初期シリーズの『グラップラー刃牙』にも幾人も出てくるのだ。
ハチャメチャに強い奴らを見たいなら刃牙を読もうッ!!

地上最強とは何か?
多くの人にもその哲学を自己の中で完結させて欲しい。

「ッ」の使い方を学べるのも本書となっている。
この表現を多く多用する漫画やゲームは以下の通り。
刃牙シリーズ。
ジョジョシリーズ。
ワイルドアームズ(ゲーム)だ。
この三つを覚えておくだけで効果的な「ッ」の使い方がマスター出来るかも知れない。
私の場合は個人的にワイルドアームズの使い方をリスペクトしていることが多いゾッ!
刃牙の最初のシリーズを読んで基礎を学ぶのだ。

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【紙書・全巻・完結】GANTZ [ガンツ] 一部コラム




著者:奥浩哉
掲載紙:週刊ヤングジャンプ

一冊読むのに10分も掛からないけど、ハマりこんだら続巻についつい手が出てしまう作品。
線路に落ちた人(ホームレス)を助けようとした事から電車にひかれてしまう玄野と加藤。
二人が行き着いた場所は謎の部屋だった。
ガンツと呼ばれる黒玉との邂逅から彼らの物語は動き出すみたいな感じ。

何故かサイト側の説明文が映画設定で語っているのだが苦笑せざるを得ない。
原作のマンガ版は大学生ではなく、玄野と加藤は高校生である。
しかも当初のマンガの主人公達は高校1年ですよ。
所々ツッコミたいところだが、よく利用するのでここまでにしておこう。


【宇宙人ばったばったと切り捨てるSF活劇!】
実際はその間逆で人間が無残にも大勢やられていく漫画です。
最初の玄野達の死因が助けようとして・・・だけど、ホームレスは勝手に自分から助かっちゃいました。
報われない死で閉ざす筈だった人生の幕が、ガンツの部屋に呼び出され数々の宇宙人と戦うことに。
シビアなルールのサバイバルに突入。

狩るのは狩られるのはどっちだ?
宇宙人狩りの筈が、仲間はどんどんやられていく。
全滅一歩手前まで追い詰められることもあった。
実際にあるロケーションを舞台に戦闘が開始されるのも本作の見所。
千葉市の幕張とかね。

かっぺ星人編はまさにジュラシック・パークを彷彿とさせるが、
普通の恐竜程度なら玄野達の相手ではなかっただろう。
だが、当然ながら生半可な相手ではない上に数がべらぼうに多い。
特にジュラシック・パークでも恐怖の存在──ヴェロキラプトルっぽいラプトルサンはやはり怖い存在。
ボスも相当ヤバイ相手でございました。

一押しの戦闘はオニ星人との戦いだろうか。
大阪は流石にピックアップしている人が多いので、
オニ星人との戦いも激しいものです。
死力を尽くした上での勝利といった感じを読者にも実感させる戦いだったように思えます。
もう誰が生き残るのか死ぬのか分からないといった状況でありつつも、
最高のカードでの対戦が実現したとも言えるだろう。

常に描かれるのは人の死である。
直面した者たちの人間ドラマでもある。
宇宙人との戦い以上に苛烈な運命に翻弄される彼らの姿には悲哀すら感じる。
だが、戦う力を持たない全く無知なる一般市民とは違う一つの希望にも思える。
物語後半になるにつれて、一般市民すらも宇宙人との戦闘の餌食になりはじめる。
彼らのように特殊なスーツも武器も無い人間では無力に蹂躙されるしかない。
その絶望の中で「生きる人間」を描いたのがガンツという作品なのだ。

最初に初めてきた時に周囲の人間の薦めからスーツを着るか否か。
私は多分、不可解な事情であっても着ると思う側の人間。
でも戦えるのかどうかは分からない。
初回から居たとしても仏像辺りでやっぱり死にそう(笑)。
どうやっても生き残れる気がしないんだよなぁ。
自己評価じゃこんな物だけど、実際はもっと酷いかも知れない。
俺はラストまで生き残れるゾ!
って人は多分、ここで名乗りでない人の中にいると思われる。
勝ち名乗りを上げた途端、それが死亡フラグになることもあるからだ。
最後まで気を緩めないことも生存率を上げるものだと信じている。
さて・・貴方は生き残れるか?


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