2019年03月29日
浜辺に続々漂着する「猫のガーフィールド」の電話機、謎の一部解明 フランス
浜辺に続々漂着する「猫のガーフィールド」の電話機、謎の一部解明 フランス
https://www.afpbb.com/articles/-/3218259
【3月29日 AFP】フランス西部ブルターニュ(Brittany)地方の海岸では30年以上前から、オレンジ色の猫の漫画キャラクター「ガーフィールド(Garfield)」の形をした電話機が幾つも漂着し、地元の清掃ボランティアを困惑させてきた。この謎の一部が、ついに解明された。
珍しい形状の固定電話機が相次いで打ち上げられていたのは、ブルターニュ地方フィニステール(Finistere)県の浜辺。地元の海岸美化ボランティア団体の代表クレール・シモナン(Claire Simonin)さんによると、組織を立ち上げた18年前は「清掃活動をすれば、ほぼ毎回ガーフィールドの電話機の一部が見つかった」という。
地元の人々は、次々と漂着するガーフィールド電話機の「発生源」について、貨物船から海に落下したコンテナではないかと長年疑っていた。しかし、地元在住の男性がこのほど、1980年代に一帯を見舞った嵐の後に問題のコンテナを見たと証言。探索を開始したシモナンさんらの団体は、一部が海に水没して干潮時にしか入れない洞窟の中で、ついにコンテナを発見したという。
シモナンさんはAFPの取材に、男性が説明した場所は「とても、とても危険だった」と語った。「深さ30メートルもある岩の裂け目の、まさに底の部分に、コンテナ1基の残骸があった」
その入り口付近では、海水に侵食された大岩の下に散らばった電話機一式が23組見つかったという。
ただ、謎は完全に解き明かされたわけではない。
この海岸一帯を含むイロワーズ海洋自然公園(Iroise Marine Nature Park)のファビアン・ボアロー(Fabien Boileau)管理局長は、「当時いったい何が起きたのか、全く分かっていない。コンテナがどこから来たのか、どの船舶に積載されていたのかも分からない」「海に落ちたコンテナが複数あったのか、1基だけだったのかも不明だ」と語った。(c)AFP
AFP
via AFPBB News アクセスランキング http://www.afpbb.com/
March 29, 2019 at 09:25PM
https://www.afpbb.com/articles/-/3218259
【3月29日 AFP】フランス西部ブルターニュ(Brittany)地方の海岸では30年以上前から、オレンジ色の猫の漫画キャラクター「ガーフィールド(Garfield)」の形をした電話機が幾つも漂着し、地元の清掃ボランティアを困惑させてきた。この謎の一部が、ついに解明された。
珍しい形状の固定電話機が相次いで打ち上げられていたのは、ブルターニュ地方フィニステール(Finistere)県の浜辺。地元の海岸美化ボランティア団体の代表クレール・シモナン(Claire Simonin)さんによると、組織を立ち上げた18年前は「清掃活動をすれば、ほぼ毎回ガーフィールドの電話機の一部が見つかった」という。
地元の人々は、次々と漂着するガーフィールド電話機の「発生源」について、貨物船から海に落下したコンテナではないかと長年疑っていた。しかし、地元在住の男性がこのほど、1980年代に一帯を見舞った嵐の後に問題のコンテナを見たと証言。探索を開始したシモナンさんらの団体は、一部が海に水没して干潮時にしか入れない洞窟の中で、ついにコンテナを発見したという。
シモナンさんはAFPの取材に、男性が説明した場所は「とても、とても危険だった」と語った。「深さ30メートルもある岩の裂け目の、まさに底の部分に、コンテナ1基の残骸があった」
その入り口付近では、海水に侵食された大岩の下に散らばった電話機一式が23組見つかったという。
ただ、謎は完全に解き明かされたわけではない。
この海岸一帯を含むイロワーズ海洋自然公園(Iroise Marine Nature Park)のファビアン・ボアロー(Fabien Boileau)管理局長は、「当時いったい何が起きたのか、全く分かっていない。コンテナがどこから来たのか、どの船舶に積載されていたのかも分からない」「海に落ちたコンテナが複数あったのか、1基だけだったのかも不明だ」と語った。(c)AFP
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March 29, 2019 at 09:25PM
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