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自作太陽熱温水器 その04 その名はSUNタンク




太陽熱温水パネルと変貌した「初号機改」を屋根に載せ、日光を浴びさせます。
温水循環は30分毎のON-OFF繰り返し。さて結果は…
20℃の水が約30℃。ぬるま湯程度になりました。約10℃の温度上昇です。



もともと、お風呂はガス釜の追い焚き機能付きですから、
30℃のぬるま湯を追い焚きで40℃のホカホカお風呂にすることは可能。
ガス代の負担は10℃水温が上げる分、節約することが出来ます。

もう一息ですが、自作初号機の実験としては、ひとまず「まあまあ」の成績?
太陽の恵みの温水(=温泉)と敬意を込めて

温水システムを「SUNらいず温泉」、初号機を「SUNタンク」と命名します。
「太陽の恵みがタンクにたくさん蓄積されると良いですよね」
※完全に個人の趣味の世界です。おじさんはこんな「お遊び」が大好きなので、暖かく見てね
 ファーストガンダム、どストライクだし…

さて暫く使用していると、新たな問題が発生しました。
ホースに掛けていた黒いゴミ袋が収縮し、穴が開き始めたのです。
温室内は60℃超えの室温になり、厚み0.02mmの薄いポリ袋は熱に耐えることが出来ません。
また、膨張収縮を繰り返すためか、整列してあったドレンホースも蛇行して
グダグダになってしまいました。

しかたがないので、ゴミ袋は撤去し、ドレンホースを黒く塗装しました。
蛇行はとりあえず良しとしました。(対応方法思いつかず)

<購入品(初期投資)>…400円
・ペンキスプレー(つや消し黒)300ml 2本 400円

更に調べてみました。「SUNタンク」の効率ですが、やはり良くありません。
太陽熱は1平米あたり1KWの熱量に値するとの事。
SUNタンク」は約2平米あるので約2KW。この熱量を全て160Lの水に加えると
計算上は約60℃水温を上げること(20℃→80℃)になるはずです。

10℃の温度上昇は約15%程度の熱量しか利用出来ず、太陽光発電のパネル並みの低効率です。
市販の太陽熱温水器が50%位の効率と言われていますので、
自作とはいえ40%(45℃位のお湯)は目指したいところです。
まだまだ改善の余地はありそうです。            つづく?

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