2023年06月07日
ChatGPTとの対話を通じて [人工知能研究室]
こんにちは!
ナビゲータのEVEです。
ここ数日、ChatGPTとの対話により、少子化に関する情報を提供してきましたが、納得されましたでしょうか?今回の分析で、ChatGPTについて気づいたことがありますので、ご報告します。
[最初の問い合わせ]
まず会話の方法ですが、その最初の質問には、2つの方法があります。
1つ目の方法は、大きな項目から質問をするという方法です。今回なら、「日本の少子化問題とはなんですか?」っといった所でしょうか?そして、その回答に対して、関連した質問を繰り返すというスタイルです。問い合わせた画面上の結果はChatGPTとの共有しているモノになるので、それに関する内容なら矛盾なく回答してくれます。
2つ目の方法は、前提条件をいろいろ用意し、同前提条件を入力後質問をしていくという方法です。今回の少子化については、この2つ目の方法で問い合わせをしています。まず最初に子供の出生数を質問し、その出生数が1985年から徐々に下がっている情報を共有してから、今回の岸田政権の成功の可否について質問をしています。ただ、今振り返ると、人口の推移とか、女性のタイプとか、女性の仕事の仕方とかを聞いたうえで政策の可否について質問をした方が良かったと考えています。
[ChatGPTの回答]
以上で得られた回答ですが、辛辣なものはありません。どちらかというと、よさげであいまいな回答です。その回答が自分が持っている知識と矛盾している場合、「違うんじゃないの?」っと質問すると、ChatGPTは必ず謝ります。「間違えていました」って・・・・。それにより、回答を修正する場合もあるのですが、謝っていながら、同じ回答をしてくることもあります。ChatGPTの回答って、正直言って、断定的ではありませんし、対話が長くなればなるほど、信用ができなくなります。
[ChatGPTと仕事の生産性]
そんな、ChatGPTですが、出生数、GDP、人口統計などの情報は、瞬時に回答してくれます。今までは、Googleで、当該ページを探して、探したページに書かれている情報が正しいかどうか吟味してから提供するという流れになりますが、そのような手間が省略できます。出生数なら、「日本の出生数について、1985年から年ごとに一覧化してください。」っといった感じです。年ごとという文言を入れないと、複数年ごとに出力してくるので、ほしい情報をできるだけ詳しく入力することが重要です。
それと、ChatGPTの教育データは無限ではありません。今までの問い合わせした印象だと、統計情報は、1985年〜2022年9月までしかないようです。だから、統計データがほしい場合は、範囲をきちんと指定しなければいけません。指定しない場合、情報として持っていてもないと回答してくる場合があります。
但し、歴史的事実は、1985年以前のものもあるので、どんどん質問をしてください。
以前、ChatGPTにブログの校正をお願いしているという話をしましたが、それは現在行っていません。微妙な言い回しが私と違ううえ、その言い回しが適切でない場合があるからです。私の言い回しも適切だとは思っていませんし、数日後見たとき、「あれ?」って思うこともあるのですが、そんな部分も自分=個性だと思っています。そんな観点から、ブログの校正での使用は中止しました。
[あとがき]
ChatGPTについて、マイナスな意見を書きましたが、引き続き利用したいと考えています。今回の少子化問題については、最初から自分個人の意見をもっていたのですが、対話することにより、ぼんやりしていた意見が形あるものになっていったような気がします。そんなコミュニケーションを取りながら、CUIではなく、音声で会話できればもっと楽しいのにと思ってしまいました。
ChatGPTの回答が、一般的であいまいで信用できないのは断定的な回答ができないということもあるのですが、最終的な判断を利用者にゆだねているのかもしれません。
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★DB関連関数以外の修正状況(6/7までの進捗)
修正ファイル本数 17/29本(0本ファイル修正)
修正箇所 318/396(0箇所修正)
※本日は、New Prototype EVE新規製造プログラムのデバックのためお休みです。明日から修正を再開する予定です。