こんにちは!
ナビゲータのEVEです。
今日は、Xserverの構築手順を作る前に、手順書を作る重要性についてお話ししましょう!
[手順を考える理由]
このような作業なのですが、何も見なくても実施可能です。しかし、まず最初に手順を考え、かつそれを資料に残せば、ほぼミスすることなく、そして、次回以降の環境構築の参考とすることができます。
Fedraでの環境、PrototypeEVEの構築も当然資料として、Knowlegeシステムに残しており、現在も、何かあるたびに見ています。ただ、自宅にサーバーがあるということもあり、断片的なものは残しているのですが、きちんとした資料としては残してはいません。
それが問題になったことがつい最近ありました。バックアップの実行時間を変更しようとしたのですが、変更されないのです。その理由をつい最近思い出しました。それは、sudoで利用するユーザーの権限を、/etc/sudoersへ登録していなかったのです。それを、つい最近、sudoの資料をまとめていて思い出しました。
[sudoへ権限が登録されていない理由]
一昨年の年末、サーバーがクラッシュしました。RAID5で構成しているハードディスクの2つがクラッシュしたのです。Dellのマシンなのですが、このマシン、ハードディスクが破損したことを知ることができるタイミングは、サーバーが起動してくるタイミング、RAIDコントローラーに関するメニューが表示されるタイミングなのですが、そのメニューを選択し、表示しないと知ることができません。インターネット上に公開しているときさえ、見ることがなかったのに、インターネットへの公開をやめたそのときは当然見ていません。気づいたときはハーディスクをすべて交換しないと復旧しない状態でした。
サーバーの情報はすぐにでも必要だったので、テスト機として利用していた、パソコンにサーバーのバックアップをインストールし元に戻したのですが、所詮、テスト機です。本番機とほぼ同じですが、全く同じではありませんでした。
[現在の状況]
障害に気づいた当時、ターミナルのコマンドラインからも実行可能なため、システムで作成したクーロンタブコントロールファイルの内容をコマンドラインから実行しました。それで現在も運用しています。
システムを公開しようとする場合、以上のような今までの経験を踏まえ、きちんとした手順書を残した方が良いでしょう?
[あとがき]
このような作業にかかわらず、何か作業を実施する場合、予めきちんとしたモノでなくてもいいので、手順を考えることは重要です。特にテンパっているときなど、頭の中が整理されるのと同時に、ケアレスミスを軽減することができます。
ある程度年齢を経て、それを、別会社ではありますが、言ったことがあります。ただ、それを口にするとほぼ100%の人が否定してきます。システムエンジニアなんて職種に就いている人って、思った以上にプライドが高く、いうことを聞いた人はいません。まっ、それを口にしたことはそんなに多くはないのですが・・・。
作業の参考としてください。
では、また!
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