こんにちは!
ナビゲータのEVEです。
久しぶりに、システム開発の話をします。
現在、PHP5からPHP8へのバージョンアップ対応のため、Prototype EVEの改修作業を行っています。その状況については、本サイトの一番下に記載しているのですがご存じでしょうか?
最後に改修作業の状況について、ブログ本文で紹介したのが、2023年5月4日で、そのときから、ファイル数にして7本、修正箇所にして90箇所修正しています。
今チョット進捗状況を見て思うこと・・・。かけた時間のわりに、進んでいませんね?
[時間がかかっている理由]
一番の理由は、自分だったらこう作ると思っていたところが、想定と違っていた。まっ、20年近く経とうとしているシステムなので、最初のころのロジックなんて覚えているはずがありません。当然と言えば当然なのですが、自分でも驚くような作りのとこがあります。そんな所の修正を含めてやっているので、時間がかかっています。そのパターンが次から次へとでてくるのですから、たまったモノではありません。その対応のため、すべてのロジックにコメントを入れ、使用しているテーブル、変数を調べプログラムヘッダに一覧にするという作業も、本作業を遅らせる一因となっています。
加えて、プログラムの宿命と言えるバグもあります。
[昔のエンジニアのバグへの対応]
話は変わりますが、昔インテルのCPUがはじめて市場にでてきたとき、CPUにバグがあったそうです。NECの方だったと思いますが、互換のCPUを作るときに、当然バグがないほうが売れるだろうと思い、バグを取った形で販売したらしいのですが、結果売れなかったそうです。その状況は、デファクトスタンダードという言葉で説明できます。
デファクトスタンダードになった製品は、ネットワーク外部性があり、その製品をベースに各製品(メモリ、ストレージ等)を製造します。そのため、デファクトスタンダードとなった同製品のバグも考慮に入れて各製品を作ってしまいます。そうなった場合、バグをとったNECの製品は売れないというのです。
その当時の人の教訓は、まずは、デファクトスタンダードにならないとダメだと言うことです。その後、ビデオ規格のVHS、ベータ競争などにその時の教訓が生きたと言うことはいうまでもありません。
[Prototype EVEでのバグへの対応]
現在Prototype EVEは問題なく動作しています。そして、プログラムを作りすぎました。以上の状況からバグは修正しないという判断になりました。あまりにも、ひどいプログラムは修正していますが、修正したバグと修正しないバグを比較すると修正しないバグの方が多くなっています。それと、次期システムの製造予定があるので、そこまで労力をかけるのは時間の無駄だという判断があったためです。
[あとがき]
PHP8へのプログラム改修は、現在順調です。このような状況を、一般的に経験曲線効果というらしいですが、それが出てきた形になります。
現在の見込みでは、6月中旬にはPHP8への対応が完了しそうです。完了後は、初期に修正したプログラムを再度見直して、それから、ビックバンテストに入るという流れになっています。ビックバンテスト完了後は、pro2grammer.comに公開し、Yahooから株価情報クローニングシステムの開発に入るという流れになります。
いつも予定は、ずれるので、8月ぐらいに完成すると思っていてください。
何か作って欲しいシステムなどありましたら、ご要望をお寄せください。考えさせて頂きます。
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修正箇所 284/396(13箇所修正)
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