５３年目のひとりごと

どんどん
楽しいことを我慢しなきゃならなくて
自分のことは後回しで
家族が過ごしやすいように
用事をし続けて

自分は誰かの付属

姓が変わる制度は仕方ないが
妻になり嫁になり母になり

だれそれの奥さん
どこそこのお嫁さん
だれちゃんのお母さん

私にはちゃんと名前があるのに
その名前を呼ぶ人もいなくなって

自分の存在が何の価値もないような日々

制限、我慢、辛抱

尊重されることもなく
都合のいい時だけ使われて

掃除や料理も、別に好きでもない女もいる
面倒なのに

片づけからゴミ捨てから
自分がいれば、やるのが当たり前

女中じゃねーよ
奴隷じゃねーよ

だからちょくちょく

こんな毎日が続くなら、こんな人生いらねーよ

と叫ぶ

私は自分のために生きちゃダメなのか？
主婦は
自分の人生を自由に生きちゃダメなのか

嫌なのに
やりたくないのに

楽しいことはどんどん我慢して

それで、なんのために生きろっていうの

こんなふうに思うことが、悪になって
「ダメな妻」
「ダメな嫁」
「ダメな母」

って、名前さえ誰も知らない存在になっていく


絶対に、こんなままで済まさない
絶対に！！！！！！！！！

自分の人生の見つけ方 生命図を読み解けば、最高の運命がひらける！ [ ジャネット・アットウッド ]