はなしあいて

ぬるい空気が流れる時間が長くなる
もう、春、少し手前の、この季節は

日が延びて、夕方と夜の境目がゆるやかな時期

消えたくなる

このまま、ふっ　と、消えてしまえたらいいのになぁ

って毎日想い続ける
もう、何もかも、消えてしまえばいいと思っていたが
そう思っている自分自身が、消えてしまえばいいんだって

気付いた

特になんにもないから、消えてしまってもいいじゃないか

そんなふうに思いながら生きていた
今も、春になると、どこかへ行ってしまいたいと、思うこともある


この消えたい感情が、消えたい自分を創ってしまうから
こういう感情に浸る時間は、減らしていこう、ちょっとずつ

消えようが消えまいが、どっちでもいいんだ、私は、どっちでも一緒

消えたいと思っている自分も、それはそれでいいし
消えたいと思いたくない、と思う自分も、偉いからそれでよし

どんな自分も、いつもそれでいい、自分を責めないでいいんだ

今、消えてしまいたいと思った私は
これからも、楽しく幸せに生きていい私

幸せになる価値がある私

消えたい私は、今は、何をすると楽しいかな
何をしたいかな、自分を、自分にとってすごく大事な人だと思って対応するなら

今消えたいと思っちゃってる大事な人に
何をしてあげたいかな、笑ってほしいよね、きっと
少しでも、消えたい気持ちを静めてあげたいよね

大事な人が元気になれるように
何か欲しいものがあったら、探したり
大事な人がやりたいことがあれば、やらせてあげたいよね

泣きたいんだ！と言われたら、泣かせてあげるよね

大事な人を扱うように、自分の機嫌が良くなることをしたい

消えたい今の自分は、なんか、美味しいものが食べたいし、消えたいけど無理なら
妄想の世界に浸っていたい

何も考えないでいい自分になりたい

こんなんでもいいんだ、こんな自分でも価値があるんだ
これでいいのだ！！

私って偉いね！あなたって偉いね！みーーんな偉いね！！

今日も良い日だった、明日ももっと良い日になる
良いことが次々やってくる、楽しいなぁ

いつもありがとう








（ラッキー招き猫）