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軍靴の音

先日、アマゾンのFire TV Stickで「二百三高地」の映画をみました。

1980年の作品で、日露戦争の旅順攻囲戦における203高地での

日露両軍の攻防を描いた作品ですが、35年ぶりにみて、改めて感じ

たのは、多くの出演者が、もう、お亡くなりになっていることと、今の

映画では考えられないほど、出演者が豪華であったことです。


仲代達矢さんをはじめ、あおい輝彦 新沼謙治 湯原昌幸 佐藤允

永島敏行 丹波哲郎 三船敏郎 松尾嘉代 愛川欽也 夏目雅子

野際陽子 森繁久彌 天知茂 といった豪華キャストだったんです。

さだまさしの歌う「防人のうた」が心に沁みましたね。


これまで数多くの映画に出演され、最近では「男たちの大和」にも

出演されていた仲代達矢さん(83)は天皇陛下と同い年。

12歳で東京大空襲を経験された時の記事が目に止まりました。

明日をも知れない戦争の悲惨さを実体験されており、それが俳優

仲代達矢の演技に生かされているのだと、つくづく思います。 

全文転載します。


nakadai.jpg



改憲の動きや秘密保護法、安保法制に対し、折りを見て、反対の意思を表してきました。
「71年間、平和を保ったこの国に今、変な風が吹いています」

いつの世も、戦争をおっぱじめる時に言うのは同じ、「抑止」である。積極的平和主義と最近は言うらしいが、同じことだ。近隣諸国の脅威を煽り、自国だけが美しいと説き、その美しい国を守るために憲法を改正し、国の秘密を保護し、増税し、社会保障をカットする。 

軍靴の音が聞こえてくるようだ。

だが、かつて生活をズタズタにされた国民は、皮膚感覚で知っている。
お上の言っていることを鵜呑みにしてはならない、とんでもないことになる、と
(『未完 仲代達矢』)

忘れられない記憶があります。1945年5月25日、東京・渋谷に住んでいた中学1年の時の「山の手空襲」。
逃げ惑う中、近所の少女を見つけ、手を引いて夢中で走るうち、少女が腕だけになっていることに気づきました。
焼夷弾に直撃されたのです。
恐ろしくて、腕を置いて逃げました。
なぜあの子を弔ってやれなかったのかと今も悔います。

「今日は生き延びられた、明日はどうか。 究極の状況でした。

僕たちに、『日本は神国だ』『一億玉砕だ』と説き、竹やり訓練をさせたおとなたちは8月15日を境に、親米派になっていきました」

「始まるのは簡単だが、なかなかやめられないのが戦争です。
今の政治家は”戦争を知らない子どもたち”。
一番の犠牲者は、命を差し出せといわれる庶民です。
うかうかしていられません」

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