1000とか2000とか言ったようなデータでなく
その企業とか業界が今までに経験してきた
数値で表現することのできるある特定の
ほとんど無限に近い(カウントするのも困難の意)データ
このデータを収拾、取捨選択、解析、可視化などを
することで将来の傾向を掴むことが可能となるのだ
そうです。
疾病予防、犯罪防止、リアルタイムな道路交通状況
判断、ビジネスにおけるある商品の売れ行きの傾向分析による
経営戦略への活用・・・・などが可能となると
言われています。
将来が見えてしまうわけで、未来予想図ですね。
すでに様々な分野で取り入れられており
一例として下記に掲げます。
参考になるのは、1皿105円で寿司を販売している
回転寿司チェーン「スシロー」を展開する、
あきんどスシローの取り組みです。
スシローでは皿にICタグを取り付けて
回転レーンを流れる寿司の動きを把握し、
一定の距離以上回った商品を自動的に廃棄することで鮮度を保っている。
それだけではありません。
来店客の人数や構成、着席してからの時間などを基に、
システムが顧客の食欲を自動的に判断。
店員はその結果を参考に、顧客の食欲が旺盛な最初のうちは
売れ筋の寿司ネタを多く用意し、時間の経過に伴って少しずつ減らす。
そして終わりのほうではデザートを提供するといった要領で
回転レーンに流す商品を変えています。
来店客の様子に気を配りながら商品を提供する
凄腕の板前さんの振る舞いをビッグデータによって可視化・標準化し、
全国の店舗運営に役立てている格好です。
経験豊富な職人のスキルをビッグデータで上回れるとは言いません。
しかし、凄腕の人材が店舗にいなくても、
経験の浅いスタッフだけで高度なサービスを
顧客に提供することが可能になります。
※ ちなみにウィズペディアによると ビッグデータ とは
「市販されているデータベース管理ツールや従来のデータ処理
アプリケーションで処理することが困難なほど巨大で複雑な
データ集合の集積物を表す用語」 と定義しています。
未来予想図U ドリカム
カテゴリ
タグ