日経文庫から出版された「戦略思考トレーニング」という
180ページくらいの本があり目にとまりました。
帰りに出張先の市街地で一杯飲んで帰るつもりで
いましたのでどうせ、一人だし暇つぶしにでもなるかと
この本を買いました。本に書かれていたことです。
**************************************
アメリカ人はケチャップをいろんな料理にかけて食べるのだそうです。
ケチャップのトップブランドのハインツの話。
1970年代、ハインツはライバル会社の売上猛追を受けていました。
理由はガラス瓶に入っていたハインツのケチャップがなかなか出てこない、
使いにくいと消費者がだんだん離れたためでした。
そこでハインツがある窮余の一策で広告を出したところ
売り上げが伸び、再びライバル社を引き離したそうです。
**************************************
さて、どんな広告を出したのでしょうか?
・・・・・・・という設問がありました。
頭の固い私はライバル社がプラスチック製などの
入れ物にケチャップを入れているのではないかと思い
「化学物質入りのケチャップがお好みですか??」・・・とか
アメリカらしい相手を貶める広告を出したのではないかと
思いましたが違いました。
答えは「ハインツのケチャップは中身が濃いので
なかなか瓶から出てきません」なんだそうです。
もっと、選挙戦の時のようにライバルのあることないこと
罵り合戦をやるんだろうと思いましたがずいぶん、日本的な
宣伝で有る意味、拍子抜けでした
ここのところ、ネットでの収益をはじめすべてが上手く回っていない
感じのする私ですが窮余の一策が思い浮かべば良いですが・・・
祈り 松山千春さん
カテゴリ
タグ