私が住んでいる町にある島です。
この島のいちばん先っぽに深浦という
集落があります。ここには以前よく釣りに
行っており、地元のAおじさんとエラく
馬が合い、仲が良くなり釣りに行った時は
たいていお昼ご飯をご馳走になっていた
「asagoさん、飯が出きたけ〜 食べに帰り〜」と呼ばれた。
(あつかましいのです ハイ)
笠戸大橋
ここにしか釣りに行くことがなかったので
竿やリール、釣り道具一切をAおじさん宅に
預けて私は釣りに行ける時に釣具店で
餌だけ買って持っていけば良いという横着を
決め込んでいた。
笠戸島から市街地方面を望む
自分も充分「おじさん」であるのでAおじさんというのは
ちょっとおかしいがまあ、私からみれば
おじさんなのである。
このAおじさんの御陰でずいぶん、この笠戸島が
好きになった。本来、島であるので
島民のほとんどの方は漁業になんらかの
形で関わっている。口は悪いが人はいい方が多い・・と
自分は勝手に思っている。
通称はなぐり岩の落日
ところがAおじさんと出会う何年前だったか忘れたが
この笠戸島の別の場所で釣りをしていた時にその地元の
漁師から干してある網を踏んだとイチャモンを付けられたことが
あった。網が漁師の大事な商売道具であることぐらい重々承知で
踏んづける訳がない。いつも、釣りの時は細心の注意をしている。
なのに踏んだと・・・ やっぱり、黙っていられなかったので
相当こちらもヒートアップしたやり取りをした記憶がある
それが跡を引いてこの島のイメージはトリプルAからBランクに
一気に下がった。まあ、当分感じは悪かったがAおじさんが
それを払拭してくれた。ありがとう。
地元であるので当然、思い入れもあるが
本当に大事にしたい場所のひとつである。
Aおじさんにも長らく会っていないが元気だろうか。
笠戸の夕日のビデオです
カテゴリ
タグ