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posted by fanblog

2015年11月03日

トライアンフはあんまり好きではないけど...

S.S.S.の関連動画を見ていて...こんなのがありました。




Fool Usという有名な番組です。
Shin Lim も2015年のFISMアクトとほぼおなじルーティンをやっていました。





IMG_4076.jpg


以前から投稿を読んでいる方は、私があまりトライアンフ現象が好きではないのを知っているかと思います。


何故かと言うと、裏表を混ぜる上手い理由が思い当たらないからです。
いっそ目隠してやっても良かったのですが、やはりしっくり来ませんでした。


ただ、この動画でのやり方は良いですね...

裏表を混ぜる口実はやはり弱いのですが、客に混ぜてもらうという体験があるので、混ぜる理由が曖昧でも問題なくなっています。


何より、凄いと思ったのは、トリックのシンプルさです。

もともとトライアンフ現象はトリックがシンプルなのですが、これはさらにシンプルで、大胆に客の目の前でダーティーワークをやっています(笑)


私見ですが恐らくロードランナー・カルだと思います。
そもそも、この Kostya Kimlatがロードランナー・カルのレクチャーDVDの人なので(笑)


DVDのトライアンフでは客がカードを選んで、戻してからロードランナー・カルをしていましたが、こちらは一連の動作の中でロードランナー・カルをしています。

ロードランナー・カルをしながら、客にカードを選ばせて、さらにカルを続けながら、客にカードを戻してもらっているので、デックを揃えた瞬間にほぼ現象の準備が終わっています。

客が2人いるので、それぞれカードを選ぶための時間が空くせいか、カルをしている違和感があまり無いです。



最後にPennが怒って、椅子を持ち上げるというパフォーマンスをしています。
これは、目の前で堂々とやられたのに気付かなかったことに対しての怒りではないでしょうか?(笑)
(プロマジシャンであるPenn & TellerがKostya Kimlantの持ちネタを知らないはずがない)

まぁ、最初から最後まで台本通りという可能性も充分にあります...orz


同番組でShin Lim の2015年 FISMアクトをやっていましたが、このトライアンフはシンプルでありながら、FISMアクトと同じかそれ以上のリアクションを得ていました。

そもそも、マジックの方向性がほぼ正反対なので、どちらが良いということもありません。

ただ、単純に私はシンプルな手順が凄く好みだったという、個人的な感想を持ったというお話でした。


ロードランナー・カルはトリックをシンプルにさえる非常に有効な技術だと思います。
これがキッカケで今またロードランナー・カルの練習をしています (゚∀゚)



私は2色に分けるのが限界ですが、本家のKostya Kimlatはカルで4色に分けれるんですよね...orz




最後になりますが、写真は先日京都伏見のラウンドワンでスポッチャを初体験した時の物です。

アーチェリー初体験でしたヽ(=´▽`=)ノ
ビギナーズ・ラックでいきなり的に当たるという体験も出来たので満足です(笑)



ロードランナー・カル 日本語字幕版 [DVD]





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