2016年07月18日
メンタリズムとは何か
前にも書いたかも知れませんが、もう一度...
メンタリズムとは、マジックの発展した形です。
マジック経験が無いのにいきなりメンタリズムから入る人に対して、私は違和感しか感じません。
しかもそういう人に限って「マジックはしない。やるのはメンタリズムだけ」というわけのわからないことを言い始めます。
同じ様な理由で、ビジネスメンタリズムという単語もまったくもって意味不明です。
メンタリズム≒マジックなので、ビジネスマジックと言い換えることが出来るわけで...
ビジネスシーンに使えるマジックのことかな?と思ってしまうわけです。
日本はメンタリズムの定義が少しブレているようです。
日本で言うメンタリズムは心理学にフォーカスされすぎている感覚があります。
(メンタリズムのパフォーマンスに心理学的な要素はありますが、大部分を占めているわけではありません)
つまり、いくらメンタリズムを練習しても、ビジネスシーンに応用できるほどの心理学的な知識を得られるかどうかは微妙なのです。
単に自分をブランディングしたい人が「〜メンタリズム」とか「〜メンタリスト」と、意味もよくわかってないのに名乗っているのがほとんどでは無いでしょうか?
バナチェック氏のメンタリスト必読と言われるレベルの著書「サイコロジカルサトルティ」は和訳したら「心理学的なペテン」ですからね...(悪意ある訳し方をしてますがw)
つまり、メンタリストはペテン師と紙一重(マジシャンもよくペテン師と言われますが)であって、そんなにビジネスや日常生活に大きな変化を及ぼせる能力があるなんてことは基本的に無いと私は考えています。
もっと言うと、メンタリズムは効果がすべてと言われています。
つまり、効果さえあればどんなに単純なトリックでも良いというわけです。
(ここで言う効果というのは観客を楽しませるという意味で使われているはずです)
もし、観客を楽しませる用途以外で使ったらやはりタダのペテンでは無いでしょうか?
原理を聞かれて、あまり正確ではない心理学(のような嘘)知識をひけらかしてドヤ顔するなんて、その効果が無ければ痛い人ですし、それを表面だけ真似する人なんて更に痛々しいわけです。
と、最近ちょっと思うところがあったのでノリと勢いで書きました。
個人的な独断と偏見が大いに含まれていますので、私の主張が必ずしも正しいとは限りません。
そういえば、数日前に新ネタの実証実験をしました。
今週また別のも一緒にやりそうなので、終わったら感想を書こうと思います。
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