起業するのに必要な最初の一歩

タロットカードって

現在では占いの道具ですが。

始まりは１５世紀のイタリア

貴族たちが遊ぶ絵入りのカードだった、

というのが現代の定説のようです。



日本にも「貝合わせ」なる

貴族の遊びがありました。

２枚の同じ絵の貝を見つけるというもので、

現在のカルタ遊びの原型ですね。

紙ではなく貝殻というのが

なんとなく貴族感がアップです。

１５世紀イタリア貴族たちも

恐らくこのような使い方をしていたのでしょう。



それではこのカードいつ頃から占いの道具になったのか？？

それはヨーロッパ１８世紀末から１９世紀初め

神秘主義　※現代のオカルトブームのようなもの

が流行ったことに関係するようです。



子供ではなく大人たちの間で

心霊現象的に見える写真が出回ったり

絵画の分野では

グスタフ・クリムト　　エゴン・シーレ　　オーブリー・ビアズリー

といった美しいのですが、ちょっと寂しげな空気を表現する人に人気が集まりました。

そうそう「叫び」が有名な「ムンク」が活躍したのもこの時期ですね




流行りのアートからも感じられと思いますが

世紀末になると世の中全体のムードが

ちょっと不安定になるようです。

日本でも１９世紀末(１９８０年〜)

ノストラダムスの予言や世界の滅亡といった話をよく耳にしました。

現在でも〇センション〜といった内容がチラホラ聞かれますよね。

このような世相や

１９世紀に入って成長した

心理学の分野と結びついてタロットカードが誕生したのです。



それでは古代ユダヤの「カバラの秘密」など関係ないのか？

というと、そうでもないんですね。



そんなタロットのヒミツ

デザイナーの視点から

徐々に解き明かしていこうと思います。

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