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2013年12月07日

サッカーJ1は最終節に大どんでん返し!

サッカーJ1最終節は、12/7(土)15:30同時キックオフで行われた。前節終了時点での上位の成績は、
1位、横浜Fマリノス、勝ち点62。
2位、サンフレッチェ広島、勝ち点60。
3位、鹿島アントラーズ、勝ち点59。

この3チームに優勝の可能性が残る。優勝の行方は、最終節にまでもつれ込んだ。

1位の横浜Fマリノスは、5位の川崎フロンターレと等々力競技場でのゲーム。この試合に勝てば、9年ぶり4回目の優勝が決まる。

2位の広島と3位の鹿島は、鹿島スタジアムで直接対決。

前半の立ち上がり、横浜の選手は積極的に攻め、チャンスを作った。

前半の中ごろから、川崎も中村憲剛、大久保、レナトらを中心にチャンスを作り始めた。

一方、鹿島スタジアムでは前半35分に広島の石原のゴールが決まり、広島が先制点を挙げた。もしこのまま広島が勝ち、横浜が引き分ければ、広島の逆転優勝、そして2連覇が決まるという状況になった。

鹿島はエース大迫がイエローカード2枚で退場となり、残りの時間を10人で戦わなければならなくなった。

前半終了時点で、横浜と川崎は0−0。広島と鹿島は1−0で広島がリード。

後半、等々力では9分にレナトのゴールで川崎が先制した。中村憲剛が中村俊輔からボールを奪ったところから攻め上がり、最後はレナトが決めた。横浜は次第に厳しい状況に追い込まれていった。

鹿島スタジアムでは、34分に再び石原がゴールを決めて、広島が2−0とリードした。横浜はますます厳しい状況に。

後半アディショナルタイム、中村俊輔が直接フリーキックを蹴るが、これもキーパーに止められ、試合は終了。

横浜と川崎の試合は、1−0で川崎が勝利。広島と鹿島の試合は2−0で広島の勝利。

この結果、広島が勝ち点63、横浜は勝ち点62となり、サンフレッチェ広島がリーグ2連覇を果たした。

J1は、最終節に大どんでん返しが待っていた。横浜は33節、34節と2連敗でリーグ優勝を逃した。

中村俊輔は、ピッチ上でうずくまったまましばらくは立ち上がることさえできなかった。こんな俊輔は初めて見た。サポーターの目には涙があふれた。

この結果、優勝はサンフレッチェ広島。しかも2連覇。2位は、横浜Fマリノス。3位には川崎フロンターレが浮上した。この上位3チームは、アジアチャンピオンズリーグの出場権を獲得した。

今シーズンの得点王争いは、川崎の大久保が26得点で初めての得点王に輝いた。川崎に移籍して最初のシーズンでの得点王獲得となった。

2位は、23得点のアルビレックス新潟の川又。新たなスターの誕生だ。

3位は、日本代表でも活躍した21得点のセレッソ大阪の柿谷。

日本人選手が得点王争いの上位を占めたのは、嬉しいことだ。

これで、2013シーズンのJ1の全日程が終了した。ドラマは最終節に起こった。




posted by 荒川太郎 at 18:26| スポーツ
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