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2014年06月15日

ワールドカップCグループ 日本vsコートジボアール

サッカー日本代表厳しい船出。

ワールドカップ1次リーグ・グループC、日本vsコートジボアール。

コートジボアールとは4年前の南アフリカ大会の直前の強化試合で対戦して、その時は敗れている。

あの試合では日本の闘莉王が相手のエース・ドログバに飛び蹴りをくらわして腕を骨折させるというアクシデントがあったので、はっきりと覚えている。

その後日本は戦術を守備的な形に変更して本大会に臨んで1次リーグ突破を果たし、決勝トーナメント1回戦でパラグアイにPK戦の末敗れたのだった。

あれから4年が過ぎ、日本代表は5回目のワールドカップの舞台に立つ。


初戦の相手はアフリカの強豪コートジボアール。

日本の先発は、1トップに大迫、2列目はは香川、本田、岡崎、ボランチに山口、長谷部、DFは長友、吉田、森重、内田、そしてGKは川島

コートジボアールは、ケガでコンディション不良と言われていたヤヤ・トゥーレは先発出場。ドログバはベンチスタート。


前半立ち上がりから、日本の選手たちは落ち着いていた。

イングランド、イタリア、ベルギー、ドイツなどのリーグでプレーする選手が多く、日頃からレベルの高いところで経験を積んでいるだけに強豪相手でもあわてていない。

16分、スローインの流れから本田の左足の強烈なシュートが決まって日本が先制した。さすがというか、貫録さえ感じるような見事なゴールだった。

不調と言われていたが、本番にしっかりと照準を合わせてきたところはさすがである。

その後相手にかなりシュートを打たれたが、ベルギーで実績を積んだキーパー川島が落ち着いて処理していた。

前半は1-0。


後半8分、長谷部に代わって遠藤がボランチの位置に入った。

17分、相手はエースのドログバを投入。ここから大きく流れが変わることになる。

19分、右サイドからのクロスをボニがヘディングで決めて同点とされた。

21分、また右サイドからからのクロスを今度はジェルビーニョに決められた。

日本は立て続けに失点し、あっという間に逆転をゆるした。

点を取らなくてはならない日本は、22分に大迫に代えて大久保を投入。

41分には、香川を下げて柿谷を送った。

しかし最後まで得点することはできず、2-1で逆転負けという結果に終わった。


やはり、ドログバが入ってから相手の勢いが増した。

36歳になり衰えが見えると言われていたが、圧倒的な存在感があった。

コートジボアールではサッカーの枠を超えた国民的な英雄だというドログバ、やはり別格だった。


この試合を見て、2006年のドイツ大会の初戦を思い出してしまった。

オーストラリアとの初戦、中村俊輔のゴールで先制したものの後半に立て続けに失点して敗れた。

そして、残念ながら1次リーグで敗退したのだった。

かなり厳しい状況に立たされることになってしまったが、なんとか1次リーグは突破してもらいたい。

次は、日本時間の20日にギリシャと対戦する。




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