荒川太郎ニュース

アジアチャンピオンズリーグ準決勝、ホーム＆アウェー方式の第一戦、柏レイソルvs広州恒大（中国）の試合が、レイソルのホームである柏サッカー場で行われた。

広州恒大は2年連続中国リーグ王者。マルチェロ・リッピ監督は、元イタリア代表チームの監督で、ワールドカップドイツ大会では、イタリアを優勝に導いている名将だ。前線にはブラジル人2人、アルゼンチン人1人の強力な南米トリオがいる。いずれも実績のある選手だ。

前半10分、ジョルジ・ワグネルの直接フリーキックが決まり柏が先制した。

後半、リッピ監督はシステムを変えて点を取りにきた。すると13分、南米トリオの1人、ムリキのゴールが決まり同点とされた。22分、これまた南米トリオの1人、コンカに逆転ゴールを決められた。

防戦一方となった柏は、37分にも南米トリオのエウケソンに決められまさかの３−１。

46分には再びムリキに決められ、４−１。名将リッピ監督の采配が見事に的中し、前線の南米トリオにその力を見せつけられた。

広州恒大とのアウェーでの第2戦は、10月2日に行われる。ホームで4失点した柏はかなり厳しい状況に追い込まれた。奇跡は起こるのだろうか？