アフィリエイト広告を利用しています
リンク集
RSS取得

広告

posted by fanblog

2023年07月29日

「がんの悩み相談は生活面での多様なアプローチ必要」がん経験者が指摘

「がんの悩み相談は生活面での多様なアプローチ必要」がん経験者が指摘

国がん東病院発 抗がん剤・放射線治療をしている人のための食事 [ 後藤 功一 ]

価格:1,870円
(2023/7/29 12:52時点)
感想(5件)



産経WEST
神戸なごみの家の利用者の三木啓義さん=神戸市兵庫区の神戸なごみの家

神戸市兵庫区に今年3月開設された、がん患者のための相談・交流スペース「CANCER SUPPORT 神戸なごみの家」。今回は利用者でファイナンシャルプランナー、三木啓義さん(48)にがん患者の悩みなどについて聞きました。

−−まず、診断以降の経過を教えてください

三木 4年前の44歳の時に悪性の膵臓(すいぞう)がんと診断されました。治療は抗がん剤と放射線治療を受けました。治療を始めてから7カ月後には腫瘍マーカーがほぼ正常値になったと主治医から告げられました。治療を始めてから2年たっても体調に変化がなかったので、主治医に治療の見通しを聞いたら、「治療の効果がでてます。このまま治療を続けます」との説明を受けました。現在も抗がん剤の治療を続けています。

−−この間、どんな困りごとがありましたか

三木 仕事は昨年末に退職しましたが、それまで治療を受けながら仕事を続けていたので、傷病手当とか障害年金とか、収入の面での心配がありました。病院の相談窓口でもお世話になりましたが、知人を通じ知り合った社会福祉士さんにも教えていただいたこともありました。

−−がんの困りごとは治療や、治療によって変化する生活や人間関係に関することが多いと聞きます

三木 私自身の経験や多くの患者会で勉強したことも含め、困りごとを患者の悩み事全体に占める割合で評価すると、「病気や治療に関する悩み」が1割、「治療や病気に伴う治療費、生活費などお金や生活全般の悩み」が4割、「治療や病気に伴う家族や勤め先の等の人間関係の変化、医療関係者との新しい人間関係に関する悩み」が5割といったところでしょうか。私は病院の相談窓口のほか多くの患者会に参加しましたが、困りごとは多岐にわたり、相談に行けば問題が解決するという場所がなかなかないのが現状だと感じています。


−−今年3月にオープンした神戸なごみの家との関わりはいつからですか

三木 別の患者会で主宰者の松本京子さんの講演を聞き興味がわいたのがきっかけでした。この春初めて訪問したときは緊張しましたが、松本さんから「よく来たね」と声をかけられ、親戚の家を訪れたような親しみやすさを感じました。また「ここを親しみやすい場所にするための提案をください」といわれ参加意識も持つことができました。以降たびたび訪れることになりますが、いつ訪れても歓迎してもらえるし、時間を気にせず朝から夕方までいれるので、相談したいタイミングで相談できるのです。がんにかかると、治療だけでなく日常生活やお金の問題、家族や職場などの人間関係など一気にいろいろな問題が押し寄せます。それらをひとつひとつ解決して精神的に落ち着いて療養生活を送れるようになるには時間を要します。だから、神戸なごみの家のような場所は必要だと感じています。

−−松本さんら相談員はがんや緩和ケアの専門知識をもち病院やホスピス、在宅医療で患者さんに接してきた経験が豊富ですね


三木 困りごとの話を親身に聞いてくれるだけでなく、一緒に考え、必ず何かヒントになる言葉を与えてくれます。それは専門知識や豊富な経験があればこそと感じます。私も自分の経験を生かしファイナンシャルプランナーの資格を取得し、社会福祉士の勉強をしています。なんでも病院頼みでなく、地域の生活の場でこうした交流が進み経験の共有が深まり、社会に広がれば、がん医療の質も向上していくのだと感じています。


広告


「CANCER SUPPORT 神戸なごみの家」の連絡先は(078・579・7160)。開館時間は平日10〜16時、休館日は土日、祝日、年末年始。利用料金はお茶代含み100円のみ。(北村理)
タグ:がん
【このカテゴリーの最新記事】
この記事へのコメント
コメントを書く

お名前:

メールアドレス:


ホームページアドレス:

コメント:

※ブログオーナーが承認したコメントのみ表示されます。

この記事へのトラックバックURL
https://fanblogs.jp/tb/12116996
※ブログオーナーが承認したトラックバックのみ表示されます。

この記事へのトラックバック
×

この広告は30日以上新しい記事の更新がないブログに表示されております。