2017年01月02日
'17.01/06.00:00予定ー米国景気指標「ISM非製造業景況指数」調査
'17.01/06.00:00に米国景気指標「ISM非製造業景況指数」が発表されます。今回発表は2016年12月分です。
今回の発表では次のようにポジションを持つ予定です。根拠を以下に示し、結果は事後に報告します。
※ 2017年1月6日22時15分追記
この指標の発表結果と取引結果を、'17.01/06.00:00予定ー米国景気指標「ISM非製造業景況指数」分析(2017/1/3 23:31投稿)に記載しました。
本指数は、(1) 米国主要経済指標のなかで毎月早い時期に発表されること(第3営業日)、(2) 景況感は景気転換の先行指標と考えられること、(3) 米国の場合は製造業よりも非製造業のGDP貢献比が高いと思われること、から重要度・注目度が高いとされています。
本指数発表の2日前には製造業景況指数が発表されています。過去のデータを見る限り、反応(値動き)はこちらの非製造業景況指数の方が大きくなりがちです。重要度・注目度の高さに見合った大きな反応となることも多いので、ポジションを持つ場合には注意が必要です。
指数の解釈は、50%を上回ると景気拡大・50%を下回ると景気後退、です。
指数の意義は、景気転換をGDPよりも先行示唆することと、です。
なお、ISMとはInstitute for Supply Management(米国供給管理組合)の省略形です。同非製造業景況指数は、
非製造業約300社の購買担当役員へのアンケート結果に基づく企業景況感を示した指標です。その内容は、「新規受注」「生産」「雇用」「入荷遅延」「在庫」の項目を、前月比で「良い」「悪い」「同じ」の三択で回答した集計結果に、季節調整を加えたものです。
最初に、本指標の過去及び今回発表情報のうち、既に公開されていることを整理します。以下の調査は2015年1月以降先月発表結果までの23回分のデータに基づき行っています。
まず、今回発表では前回よりも0.7ポイントの悪化が市場予想されています。本指標の過去の市場予想と発表結果を下図に示します。
図から、最近は2016年8月を底とした上昇トレンドへの転換が試されている状況、と言えるでしょう。
但し、今回は前回結果を下回る市場予想となっています。もし今回、市場予想を上回るとともに、前回結果を上回ることになれば、比較的大きな反応(値動き)となる可能性があります。
逆にもし今回、市場予想を下回り、前々回結果並みとなった場合には、最近のトランプ相場とFRB利上げに伴うドル高が是正される可能性もあります。
いずれにせよ、本指標発表日には22:30に雇用統計が発表されるため、その影響がどうなるか予断を許しません。
次に、過去の本指標発表前後ローソク足を一覧整理しておきます。
このブログでは、ローソク足の大きさを比較しやすくするため、同じタイミングを始値とする始値規準ローソク足で表記します。比較は、指標発表の10分前からの9分足(10-1分足と縦軸に表記)・1分前からの1分足・発表直後の1分足・同10分足、の四種類について行います。
縦軸の目盛数値を見ると、指標発表の10分前からの9分足(縦軸には10-1分足と表記)で、10pips以上の跳幅となったことが8回あります。しかしながら、指標発表直前1分足では、10pips以上の跳幅となったことが1回しかありません。そして、発表直前1分足では、明らかに陽線よりも陰線が目立っています。
指標発表直後の反応は、20pips以上となったことが、1分足で9回、10分足で12回あります。ちなみに、調査対象期間中に最も大きく反応したときは70pips弱となっています。
なお、本日時点でまだ最新の製造業景況指数は発表されていませんが、「ISM製造業景況指数(1/4発表予定)」の過去結果と対比してみましょう。
同発表では、製造業景況指数が2015年12月・2016年1月頃を底とした改善基調にあることが読み取れます。
もし非製造業景況指数が製造業のそれの遅行指標ならば、まだまだ期間的にも程度的にも非製造業景況指数には改善余地があることになります。
以上の既出情報を整理した結果を纏めておきます。
既に公開されている既出情報の調査は以上です。
この続きは、(1) 過去の反応の大きさ、(2) 過去のローソク足の向き、(3) 過去の反応(指標値によってどちらに値動きしたか)を分析し、本指標でどのようにポジションを持てば良いかの検討を行っています。こちらの'17.01/06.00:00予定ー米国景気指標「ISM非製造業景況指数」分析へどうぞ。
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今回の発表では次のようにポジションを持つ予定です。根拠を以下に示し、結果は事後に報告します。
※ 2017年1月6日22時15分追記
この指標の発表結果と取引結果を、'17.01/06.00:00予定ー米国景気指標「ISM非製造業景況指数」分析(2017/1/3 23:31投稿)に記載しました。
【1. 指標概要】
本指数は、(1) 米国主要経済指標のなかで毎月早い時期に発表されること(第3営業日)、(2) 景況感は景気転換の先行指標と考えられること、(3) 米国の場合は製造業よりも非製造業のGDP貢献比が高いと思われること、から重要度・注目度が高いとされています。
本指数発表の2日前には製造業景況指数が発表されています。過去のデータを見る限り、反応(値動き)はこちらの非製造業景況指数の方が大きくなりがちです。重要度・注目度の高さに見合った大きな反応となることも多いので、ポジションを持つ場合には注意が必要です。
指数の解釈は、50%を上回ると景気拡大・50%を下回ると景気後退、です。
指数の意義は、景気転換をGDPよりも先行示唆することと、です。
なお、ISMとはInstitute for Supply Management(米国供給管理組合)の省略形です。同非製造業景況指数は、
非製造業約300社の購買担当役員へのアンケート結果に基づく企業景況感を示した指標です。その内容は、「新規受注」「生産」「雇用」「入荷遅延」「在庫」の項目を、前月比で「良い」「悪い」「同じ」の三択で回答した集計結果に、季節調整を加えたものです。
【2. 既出情報】
最初に、本指標の過去及び今回発表情報のうち、既に公開されていることを整理します。以下の調査は2015年1月以降先月発表結果までの23回分のデータに基づき行っています。
まず、今回発表では前回よりも0.7ポイントの悪化が市場予想されています。本指標の過去の市場予想と発表結果を下図に示します。
図から、最近は2016年8月を底とした上昇トレンドへの転換が試されている状況、と言えるでしょう。
但し、今回は前回結果を下回る市場予想となっています。もし今回、市場予想を上回るとともに、前回結果を上回ることになれば、比較的大きな反応(値動き)となる可能性があります。
逆にもし今回、市場予想を下回り、前々回結果並みとなった場合には、最近のトランプ相場とFRB利上げに伴うドル高が是正される可能性もあります。
いずれにせよ、本指標発表日には22:30に雇用統計が発表されるため、その影響がどうなるか予断を許しません。
次に、過去の本指標発表前後ローソク足を一覧整理しておきます。
このブログでは、ローソク足の大きさを比較しやすくするため、同じタイミングを始値とする始値規準ローソク足で表記します。比較は、指標発表の10分前からの9分足(10-1分足と縦軸に表記)・1分前からの1分足・発表直後の1分足・同10分足、の四種類について行います。
縦軸の目盛数値を見ると、指標発表の10分前からの9分足(縦軸には10-1分足と表記)で、10pips以上の跳幅となったことが8回あります。しかしながら、指標発表直前1分足では、10pips以上の跳幅となったことが1回しかありません。そして、発表直前1分足では、明らかに陽線よりも陰線が目立っています。
指標発表直後の反応は、20pips以上となったことが、1分足で9回、10分足で12回あります。ちなみに、調査対象期間中に最も大きく反応したときは70pips弱となっています。
なお、本日時点でまだ最新の製造業景況指数は発表されていませんが、「ISM製造業景況指数(1/4発表予定)」の過去結果と対比してみましょう。
同発表では、製造業景況指数が2015年12月・2016年1月頃を底とした改善基調にあることが読み取れます。
もし非製造業景況指数が製造業のそれの遅行指標ならば、まだまだ期間的にも程度的にも非製造業景況指数には改善余地があることになります。
以上の既出情報を整理した結果を纏めておきます。
- 本指標の過去反応は、発表前後ともに比較的大きくなることがあるので、ポジションを持つときには注意が必要です。
- 本指標の今回市場予想は、前回よりも0.7ポイント悪化となっています。予想通りに今回も悪化しても、この程度ならば、2016年8月を底とする上昇トレンドは維持されます。がしかし、もし今回、市場予想を上回るとともに前回結果をも上回ることになれば、比較的大きな反応(値動き)となる可能性があります。逆にもし今回、市場予想を下回り前々回結果並みとなった場合には、最近のトランプ相場とFRB利上げに伴うドル高が是正される可能性もあります。いずれにせよ、本指標発表日には22:30に雇用統計が発表されるため、反応の大きさはそれら影響がどうなるかわからないため、予断を許しません。
- 本指標と参考対比した2016年12月分ISM製造業景況指数は、現時点で発表されていません。但し、製造業景況指数は改善基調が続いており、本指標(非製造業)はその遅行指標となっている可能性も高いので、全体的には本指標の改善基調もまだ続く、と予想しています。
既に公開されている既出情報の調査は以上です。
この続きは、(1) 過去の反応の大きさ、(2) 過去のローソク足の向き、(3) 過去の反応(指標値によってどちらに値動きしたか)を分析し、本指標でどのようにポジションを持てば良いかの検討を行っています。こちらの'17.01/06.00:00予定ー米国景気指標「ISM非製造業景況指数」分析へどうぞ。
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