2018年12月20日
12月20日経済指標(結果検証済)
昨夜のFOMCは「市場予想通り利上げ」で、関心の集まっていた2019年利上げ回数は2回示唆されました。ただ、経済見通しは来年のGDPやPCEコアデフレータの予想を下方修正し、政策を「緩和的より中立的」にシフトしていく旨、FRB議長は述べました。
発表前後の各通貨の売買方向は、JPY・EUR・GBPが買から売、AUDが売・売、南ア・トルコ等の新興国が買から売、でした。なお、ダウは年初来安値で終えています。
12月FOMCで利上げが行われると、今週いっぱいの動きが年内の方向を決め、年内の方向に対し年末に反論解説が増え始めます。
一般論として解説記事というのは、現状への反論の方が理路整然としていて説得力があるので、予めその点は割り引いて読まないと現在のメジャーな動きに反する頭になってしまいます。相場の軸はやはり「大勢に従って、でも急変時期に備える」というものでなければいけません。反論解説は急変(理由)に備えるために読んでおくもの、と思います。
本日は、
09:30 10月集計分豪州雇用統計
15:30 日銀総裁金融政策決定会合後の会見
18:30 11月集計分英国小売売上高指数
21:00 英国MPC金融政策
22:30 12月集計分米国Phil連銀製造業景気指数
です。
日銀もMPCも市場予想は現状維持です。米欧の緩和が終了し、日英中銀の今後方針や経済見通しが注目されます。特に英国は、以前に合意なき離脱時の見通しを壊滅的とも言える内容を示していました。その見通し通りになりかねない状況のため、間違ってもGBP安に繋がる発言は避けたいでしょう。
豪州雇用統計
市場予想(前回結果)
・雇用者数増減+2.00万人(+3.28万人)
・失業率5.0%(5.0%)
・労働参加率65.6%(65.6%)
事前差異判別式の解は△2.6です。
過去平均順跳幅/同値幅(2018年)
・直前10-1分足8/5(6/4)
・直後1分足31/24(22/16)
・直後11分足36/27(25/18)
過去傾向に基づく取引方針
・直前1分足はショートをオーダーし、利確・損切の目安を3・4pipsとします。
・直前10-1分足が20pips以上跳ねたときには、それとは逆方向に指標発表直前にオーダーし、発表直後の跳ねで利確/損切です。
・指標発表後は、指標発表後に反応方向を確認したら早期追撃開始です。但し、それは陽線側に追撃を行う場合、です。陰線側への追撃は諦めましょう。
・もし初期に陰線側に反応しても、陽線側への追撃機会を暫くは窺いましょう。
英国小売売上高指数
英国MPC金融政策
英国指標では、発表後に発表前と同じ方向に伸びるのか、発表結果に基づき反転し始めるかを見て、追撃で少し稼げれば良しとしましょう。
Phil連銀指数は取引しません。
以下は12月20日21:30頃に追記しています。
豪州雇用統計
英国小売売上高
今回は過去傾向による方針に基づかない旨、予め記していたので週末採点に含めません。
BOE金融政策
今回は過去傾向による方針に基づかない旨、予め記していたので週末採点に含めません。
本記事は、同じ指標の発表がある度に更新を繰り返して精度向上を図り、過去の教訓を次の発表時の取引で活かせるように努めています。がしかし、それでも的中率は75%程度に留まり、100%ではありません。詳細は「1. FXは上達するのか」をご参照ください。
そして、本記事は筆者個人の見解に基づいています。本記事に含まれる価格・データ・その他情報等は、本記事に添付されたリンク先とは関係ありません。また、取引や売買における意思決定を、本記事の記載通りに行うことは適切ではありません。そして、本記事の内容が資格を持った投資専門家の助言ではないことを明記しておきます。記載内容のオリジナリティや信頼性確保には努めているものの、それでも万全のチェックは行えていない可能性があります。
ポジションを持つ最終的なご判断は読者ご自身の責任となります。その点を予めご了承の上、本記事がFXを楽しむ一助となれば幸いです。
本記事における分析シート、一部乃至は一連の体系化された手順を、個人の取引以外の目的で使用・公開・二次利用を行う場合には、著作権者及びFX手法研究会に対し、連絡を取り何らかの合意を行う必要があります。
発表前後の各通貨の売買方向は、JPY・EUR・GBPが買から売、AUDが売・売、南ア・トルコ等の新興国が買から売、でした。なお、ダウは年初来安値で終えています。
12月FOMCで利上げが行われると、今週いっぱいの動きが年内の方向を決め、年内の方向に対し年末に反論解説が増え始めます。
一般論として解説記事というのは、現状への反論の方が理路整然としていて説得力があるので、予めその点は割り引いて読まないと現在のメジャーな動きに反する頭になってしまいます。相場の軸はやはり「大勢に従って、でも急変時期に備える」というものでなければいけません。反論解説は急変(理由)に備えるために読んでおくもの、と思います。
本日は、
09:30 10月集計分豪州雇用統計
15:30 日銀総裁金融政策決定会合後の会見
18:30 11月集計分英国小売売上高指数
21:00 英国MPC金融政策
22:30 12月集計分米国Phil連銀製造業景気指数
です。
日銀もMPCも市場予想は現状維持です。米欧の緩和が終了し、日英中銀の今後方針や経済見通しが注目されます。特に英国は、以前に合意なき離脱時の見通しを壊滅的とも言える内容を示していました。その見通し通りになりかねない状況のため、間違ってもGBP安に繋がる発言は避けたいでしょう。
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豪州雇用統計
市場予想(前回結果)
・雇用者数増減+2.00万人(+3.28万人)
・失業率5.0%(5.0%)
・労働参加率65.6%(65.6%)
事前差異判別式の解は△2.6です。
過去平均順跳幅/同値幅(2018年)
・直前10-1分足8/5(6/4)
・直後1分足31/24(22/16)
・直後11分足36/27(25/18)
過去傾向に基づく取引方針
・直前1分足はショートをオーダーし、利確・損切の目安を3・4pipsとします。
・直前10-1分足が20pips以上跳ねたときには、それとは逆方向に指標発表直前にオーダーし、発表直後の跳ねで利確/損切です。
・指標発表後は、指標発表後に反応方向を確認したら早期追撃開始です。但し、それは陽線側に追撃を行う場合、です。陰線側への追撃は諦めましょう。
・もし初期に陰線側に反応しても、陽線側への追撃機会を暫くは窺いましょう。
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英国小売売上高指数
英国MPC金融政策
英国指標では、発表後に発表前と同じ方向に伸びるのか、発表結果に基づき反転し始めるかを見て、追撃で少し稼げれば良しとしましょう。
ーーー$€¥£A$ーーー
Phil連銀指数は取引しません。
以上
以下は12月20日21:30頃に追記しています。
豪州雇用統計
英国小売売上高
今回は過去傾向による方針に基づかない旨、予め記していたので週末採点に含めません。
BOE金融政策
今回は過去傾向による方針に基づかない旨、予め記していたので週末採点に含めません。
以上
ーーー注記ーーー
本記事は、同じ指標の発表がある度に更新を繰り返して精度向上を図り、過去の教訓を次の発表時の取引で活かせるように努めています。がしかし、それでも的中率は75%程度に留まり、100%ではありません。詳細は「1. FXは上達するのか」をご参照ください。
そして、本記事は筆者個人の見解に基づいています。本記事に含まれる価格・データ・その他情報等は、本記事に添付されたリンク先とは関係ありません。また、取引や売買における意思決定を、本記事の記載通りに行うことは適切ではありません。そして、本記事の内容が資格を持った投資専門家の助言ではないことを明記しておきます。記載内容のオリジナリティや信頼性確保には努めているものの、それでも万全のチェックは行えていない可能性があります。
ポジションを持つ最終的なご判断は読者ご自身の責任となります。その点を予めご了承の上、本記事がFXを楽しむ一助となれば幸いです。
ーーー注記ーーー
本記事における分析シート、一部乃至は一連の体系化された手順を、個人の取引以外の目的で使用・公開・二次利用を行う場合には、著作権者及びFX手法研究会に対し、連絡を取り何らかの合意を行う必要があります。
注記以上
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