2018年11月26日
11月26日経済指標(結果検証済)
EU緊急理事会は英国離脱案を承認し、残る課題は英議会承認になりました。
今後しばらくは、英与党議員による首相不信任への動きが再開されることや、連立与党が議会で承認しないという報道に注意です。いずれもGBP売に繋がる内容ですが、一線を超える決定的内容でない限り数時間で元に戻すと思われます。GBPポジションは資金に余裕をもっておくことが大事です。
むしろ懸念は米株安です。米金利上昇と同時進行する場合、10年債が3.2%付近までは金利がUSDJPYを支え、3.2%付近からは株価下落が加速してリスク回避でJPY買が進み始めるのが、ここ最近のパターンです。
本日は、
07:00 EU緊急首脳会議結果を受けた(?)週明け
18:00 11月集計分独国Ifo企業景況感指数
23:00 ECB総裁発言
が予定されています。
独国Ifo企業景況感指数
市場予想(前回結果)
・景況指数102.3(102.8)
・景況感指数99.2( 99.8)
・現況分析105.3(105.9)
市場予想は改定される可能性があるのでご注意ください。
事前差異判別式は、ー1✕景況指数事前差異+1✕現況分析指数事前差異+2✕景況感指数事前差異で、解は△1.3です。但し、この判別式の符号と直前10-1分足の方向一致率は63%で、ちょっと微妙です。
過去反応平均順跳幅/値幅pips(2018年平均pips)
・直前10-1分足8/4(5/3)
・直後1分足9/7(5/3)
・直後11分足15/9(14/9)
2018年に入って反応が小さくなっています。
過去傾向に基づく取引方針
・市場予想が改定されて、事前差異がプラスになったらロングで3・4pipsを利確/損切の目安にすれば良いでしょう。現時点では事前差異がマイナスなので、この取引は見合わせる可能性が高いと思います。
・指標発表時刻を跨ぐポジションは、直前1分足が陰線なら発表直前にロングです。発表直後の跳ねで利確/損切します。
・指標発表後は、初期反応方向を確認したら早期追撃開始して、なるべく早めに利確/損切の機会を窺いましょう。
以下は11月26日21時頃に追記しています。
指標結果は全体的にやや悪化し、当月はZEW・PMI速報・Ifoの全ての独国景気指標が悪化しました。
反応は、発表直後こそ素直に陰線側に跳ねたものの、20数秒後にはボトムを形成し、その後は陽線側に戻そうという動きが強まりました。
追撃方針は「✕」と判定しました。
指標発表直後の数秒を除くと、その後2分後まで初期反応方向である陰線側への追撃は適さない動きでした。
取引結果を下表に纏めます。
事前方針に基づく取引は行えず、方針外取引のみ1回行いました。
本記事は、同じ指標の発表がある度に更新を繰り返して精度向上を図り、過去の教訓を次の発表時の取引で活かせるように努めています。がしかし、それでも的中率は75%程度に留まり、100%ではありません。詳細は「1. FXは上達するのか」をご参照ください。
そして、本記事は筆者個人の見解に基づいています。本記事に含まれる価格・データ・その他情報等は、本記事に添付されたリンク先とは関係ありません。また、取引や売買における意思決定を、本記事の記載通りに行うことは適切ではありません。そして、本記事の内容が資格を持った投資専門家の助言ではないことを明記しておきます。記載内容のオリジナリティや信頼性確保には努めているものの、それでも万全のチェックは行えていない可能性があります。
ポジションを持つ最終的なご判断は読者ご自身の責任となります。その点を予めご了承の上、本記事がFXを楽しむ一助となれば幸いです。
本記事における分析シート、一部乃至は一連の体系化された手順を、個人の取引以外の目的で使用・公開・二次利用を行う場合には、著作権者及びFX手法研究会に対し、連絡を取り何らかの合意を行う必要があります。
今後しばらくは、英与党議員による首相不信任への動きが再開されることや、連立与党が議会で承認しないという報道に注意です。いずれもGBP売に繋がる内容ですが、一線を超える決定的内容でない限り数時間で元に戻すと思われます。GBPポジションは資金に余裕をもっておくことが大事です。
むしろ懸念は米株安です。米金利上昇と同時進行する場合、10年債が3.2%付近までは金利がUSDJPYを支え、3.2%付近からは株価下落が加速してリスク回避でJPY買が進み始めるのが、ここ最近のパターンです。
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本日は、
07:00 EU緊急首脳会議結果を受けた(?)週明け
18:00 11月集計分独国Ifo企業景況感指数
23:00 ECB総裁発言
が予定されています。
ーーー$€¥£A$ーーー
独国Ifo企業景況感指数
市場予想(前回結果)
・景況指数102.3(102.8)
・景況感指数99.2( 99.8)
・現況分析105.3(105.9)
市場予想は改定される可能性があるのでご注意ください。
事前差異判別式は、ー1✕景況指数事前差異+1✕現況分析指数事前差異+2✕景況感指数事前差異で、解は△1.3です。但し、この判別式の符号と直前10-1分足の方向一致率は63%で、ちょっと微妙です。
過去反応平均順跳幅/値幅pips(2018年平均pips)
・直前10-1分足8/4(5/3)
・直後1分足9/7(5/3)
・直後11分足15/9(14/9)
2018年に入って反応が小さくなっています。
過去傾向に基づく取引方針
・市場予想が改定されて、事前差異がプラスになったらロングで3・4pipsを利確/損切の目安にすれば良いでしょう。現時点では事前差異がマイナスなので、この取引は見合わせる可能性が高いと思います。
・指標発表時刻を跨ぐポジションは、直前1分足が陰線なら発表直前にロングです。発表直後の跳ねで利確/損切します。
・指標発表後は、初期反応方向を確認したら早期追撃開始して、なるべく早めに利確/損切の機会を窺いましょう。
以上
以下は11月26日21時頃に追記しています。
【事後検証】
指標結果は全体的にやや悪化し、当月はZEW・PMI速報・Ifoの全ての独国景気指標が悪化しました。
反応は、発表直後こそ素直に陰線側に跳ねたものの、20数秒後にはボトムを形成し、その後は陽線側に戻そうという動きが強まりました。
追撃方針は「✕」と判定しました。
指標発表直後の数秒を除くと、その後2分後まで初期反応方向である陰線側への追撃は適さない動きでした。
取引結果を下表に纏めます。
事前方針に基づく取引は行えず、方針外取引のみ1回行いました。
以上
ーーー注記ーーー
本記事は、同じ指標の発表がある度に更新を繰り返して精度向上を図り、過去の教訓を次の発表時の取引で活かせるように努めています。がしかし、それでも的中率は75%程度に留まり、100%ではありません。詳細は「1. FXは上達するのか」をご参照ください。
そして、本記事は筆者個人の見解に基づいています。本記事に含まれる価格・データ・その他情報等は、本記事に添付されたリンク先とは関係ありません。また、取引や売買における意思決定を、本記事の記載通りに行うことは適切ではありません。そして、本記事の内容が資格を持った投資専門家の助言ではないことを明記しておきます。記載内容のオリジナリティや信頼性確保には努めているものの、それでも万全のチェックは行えていない可能性があります。
ポジションを持つ最終的なご判断は読者ご自身の責任となります。その点を予めご了承の上、本記事がFXを楽しむ一助となれば幸いです。
ーーー注記ーーー
本記事における分析シート、一部乃至は一連の体系化された手順を、個人の取引以外の目的で使用・公開・二次利用を行う場合には、著作権者及びFX手法研究会に対し、連絡を取り何らかの合意を行う必要があります。
注記以上
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