2018年09月19日
9月20日経済指標(結果検証済)
明日は
が発表されます。
17:30は取引できるかどうか微妙な時間だし、23:00まで起きていてもほとんど指標への反応は期待できません。大きな動きが期待できるのは17:30です。
英国小売売上高指数の市場予想は、
前月比が△0.1%(前回+0.7%)
前年比が+2.3%(前回+3.5%)
コア前月比が△0.2%(前回+0.9%)
コア前年比が+2.5%(前回+3.7%)
で、事前差異判別式の解は△6.5と、全面的な悪化が予想されています。市場予想は発表直前に確認しておきましょう。
詳細分析結果に基づく取引方針は次の通りです。
直前10-1分足はショートです。
直前1分足は、直前10-1分足が陽線で直前1分足も陽線側に数pips跳ねたら急いでショートし、その数pips+1・2pipsを狙うと良いでしょう。
指標発表直前には、事前差異判別式の解の符号と直前10-1分足が逆方向のとき、直前10-1分足と同じ方向にポジションをオーダーします。このポジションは、指標発表直後の跳ねで利確/損切です。
指標発表直後の追撃は、反応が19pips以下のときに行った方が良いでしょう。そして、指標発表から1分を過ぎたら、ひとまず利確の機会を窺います。
米国Phil連銀製造業景気指数の市場予想は+16.0(前回11.9)です。
詳細分析結果に基づく取引方針は次の通りです。
直前1分足は、陽線側に2・3pips跳ねたらショートをオーダーして、3・4pipsを利確/損切の目安にします。
指標発表直前時は、直前1分足が陽線になりそうならロングをオーダーし、指標発表直後の跳ねで利確/損切です。
指標発表直後の追撃は、発表直後の反応が陽線なら早期追撃開始して、指標発表から1分を過ぎたら利確の機会を窺います。反応が小さな指標なので、利確/損切の目安は3pips強です
米国中古住宅販売件数の市場予想は、
件数が535万件(前回534万件)
前月比が+0.3%(前回△0.7%)
で、事前差異判別式の解は+16.5です。
詳細分析結果に基づく取引方針は次の通りです。
指標発表直前は、直前1分足が陰線で終わりそうならロングをオーダーし、利確/損切の目安を3pipsぐらいにしておきます。
指標発表直後の追撃は初期反応方向を確認したら早期に開始し、指標発表から1分を過ぎて3pipsも得たら、利確します。
以下は9月20日23時前と21日7時前と21日17時過ぎに追記しています。
事前方針の判定記号を、これまでは「〇:白星」としていました「●:黒星」としていました。ところが、スマホ版のテンプレートを背景を黒に変えたら、白星か黒星かがわかり難くなってしまいました。以降、「〇:白星」「✕:黒星」と表記することにします。
英国小売売上高指数からです。
総合的な指標結果は、市場予想こそ上回った(事後差異判別式の解+4.3)ものの、前回結果を下回りました(実態差異判別式の解△1.6)。反応は、直後1分足が陽線で、直後11分足は陰線に転じました。
事前分析の判定を行います。
直前10-1分足は、事前差異判別式の解(△6.5)と同じ方向になりました。よって判定は「〇」です。
直前1分足の取引条件は、直前10-1分足が陽線でなければ成立しません。よって判定は「前提不成立」です。
指標発表時の取引条件は、事前差異判別式の解と直前10-1分足が逆でなければ成立しません。よって判定は「前提不成立」です。
発表直後追撃は、初期反応方向に19pips以下のときに追撃開始で、直後11分足跳幅が19pipsを超えることはありませんでした。よって判定は「✕」です。
発表時刻の関係で取引は行えませんでした。
もし事前分析通りの取引を行っていたなら、直後追撃での損切によって、おそらく5〜10pips弱の負けとなっていたでしょう。
本指標次回発表は10月18日です。
次に、米国Phil連銀製造業景気指数です。
市場予想は本記事投稿時以後に17.0に改訂されていたようです。
ともあれ、指標結果は改善で、反応は直後が上下にヒゲを残す同値終了で、その後10分で陰線側に伸びました。分析対象期間外ですが、その後は再び反転して陽線側に反応を伸ばしたようです。
一方、同時発表された週次失業保険申請件数はやや改善でした。
本指標と、同時発表された週次失業保険申請件数がともに改善したのに、今回の反応が指標結果に対し素直でなかった原因は、欧州時間からEURUSD買が進んでいたことと関係があるかも知れません。
事前分析を判定します。
直前1分足は、陽線側に2・3pips跳ねたらショートをオーダーして、3・4pipsを利確/損切の目安にしていました。直前1分足は陽線だったので、判定は「✕」です。
指標発表時は、直前1分足が陽線で終わりそうなら、指標発表直前にロングをオーダーでした。直前1分足は陽線で、指標発表直前にロングなら勝てたかも知れません。でも、直後1分足は陰線側にもヒゲを伸ばしており、また直前11分足は陰線側に伸びました。利確は難しかったでしょう。よって、判定は「✕」とします。
発表直後追撃は、陽線側に行うことにしていましたが、発表時の判定を「✕」としている以上、この追撃は行わないことが自然です。よって判定は「取引不可」とします。
取引結果は次の通りです。
動かないときは仕方ありません。
過去の成績を下表に纏めておきます。
次回本指標発表は10月18日です。
最後に、米国中古住宅販売件数です。
指標結果は悪化でした。このところ、住宅指標は悪化が目立ちます。前月までは4か月連続で前月比がマイナスとなっていました。5か月ぶりに前月比0%まで戻したものの、販売件数の推移は下降転換に移りつつあるように見えます。販売件数が530万件を下回ると、グラフは下降基調に見えるようになるでしょう。
反応は、陽線側に発表直後に2分強だけ伸びたものの、その後は陰線側に転じました。相変わらず、絶望的に小さな反応でした。
事前分析を判定します。
指標発表時は、直前1分足が陰線を形成しそうならロングでしたが、直前1分足は陽線でした。よって判定は「前提不成立」です。
直後追撃は、早期開始し3pipsで利確が事前方針でした。初期反応方向の陽線側への反応は23:03までに3pips弱しか伸びていません。よって判定は「✕」です。
予定通り、本指標での取引は見合わせました。
次回本指標発表予定は10月19日です。
本記事は、同じ指標の発表がある度に更新を繰り返して精度向上を図り、過去の教訓を次の発表時の取引で活かせるように努めています。がしかし、それでも的中率は75%程度に留まり、100%ではありません。詳細は「1. FXは上達するのか」をご参照ください。
そして、本記事は筆者個人の見解に基づいています。本記事に含まれる価格・データ・その他情報等は、本記事に添付されたリンク先とは関係ありません。また、取引や売買における意思決定を、本記事の記載通りに行うことは適切ではありません。そして、本記事の内容が資格を持った投資専門家の助言ではないことを明記しておきます。記載内容のオリジナリティや信頼性確保には努めているものの、それでも万全のチェックは行えていない可能性があります。
ポジションを持つ最終的なご判断は読者ご自身の責任となります。その点を予めご了承の上、本記事がFXを楽しむ一助となれば幸いです。
本記事における分析シート、一部乃至は一連の体系化された手順を、個人の取引以外の目的で使用・公開・二次利用を行う場合には、著作権者及びFX手法研究会に対し、連絡を取り何らかの合意を行う必要があります。
- 17:30に英国小売売上高指数
- 21:30に米国Phil連銀製造業景気指数
- 23:00に米国中古住宅販売件数
が発表されます。
17:30は取引できるかどうか微妙な時間だし、23:00まで起きていてもほとんど指標への反応は期待できません。大きな動きが期待できるのは17:30です。
ーーー$€¥£A$ーーー
英国小売売上高指数の市場予想は、
前月比が△0.1%(前回+0.7%)
前年比が+2.3%(前回+3.5%)
コア前月比が△0.2%(前回+0.9%)
コア前年比が+2.5%(前回+3.7%)
で、事前差異判別式の解は△6.5と、全面的な悪化が予想されています。市場予想は発表直前に確認しておきましょう。
詳細分析結果に基づく取引方針は次の通りです。
直前10-1分足はショートです。
直前1分足は、直前10-1分足が陽線で直前1分足も陽線側に数pips跳ねたら急いでショートし、その数pips+1・2pipsを狙うと良いでしょう。
指標発表直前には、事前差異判別式の解の符号と直前10-1分足が逆方向のとき、直前10-1分足と同じ方向にポジションをオーダーします。このポジションは、指標発表直後の跳ねで利確/損切です。
指標発表直後の追撃は、反応が19pips以下のときに行った方が良いでしょう。そして、指標発表から1分を過ぎたら、ひとまず利確の機会を窺います。
ーーー$€¥£A$ーーー
米国Phil連銀製造業景気指数の市場予想は+16.0(前回11.9)です。
詳細分析結果に基づく取引方針は次の通りです。
直前1分足は、陽線側に2・3pips跳ねたらショートをオーダーして、3・4pipsを利確/損切の目安にします。
指標発表直前時は、直前1分足が陽線になりそうならロングをオーダーし、指標発表直後の跳ねで利確/損切です。
指標発表直後の追撃は、発表直後の反応が陽線なら早期追撃開始して、指標発表から1分を過ぎたら利確の機会を窺います。反応が小さな指標なので、利確/損切の目安は3pips強です
ーーー$€¥£A$ーーー
米国中古住宅販売件数の市場予想は、
件数が535万件(前回534万件)
前月比が+0.3%(前回△0.7%)
で、事前差異判別式の解は+16.5です。
詳細分析結果に基づく取引方針は次の通りです。
指標発表直前は、直前1分足が陰線で終わりそうならロングをオーダーし、利確/損切の目安を3pipsぐらいにしておきます。
指標発表直後の追撃は初期反応方向を確認したら早期に開始し、指標発表から1分を過ぎて3pipsも得たら、利確します。
以上
以下は9月20日23時前と21日7時前と21日17時過ぎに追記しています。
事前方針の判定記号を、これまでは「〇:白星」としていました「●:黒星」としていました。ところが、スマホ版のテンプレートを背景を黒に変えたら、白星か黒星かがわかり難くなってしまいました。以降、「〇:白星」「✕:黒星」と表記することにします。
【事後検証】
英国小売売上高指数からです。
総合的な指標結果は、市場予想こそ上回った(事後差異判別式の解+4.3)ものの、前回結果を下回りました(実態差異判別式の解△1.6)。反応は、直後1分足が陽線で、直後11分足は陰線に転じました。
事前分析の判定を行います。
直前10-1分足は、事前差異判別式の解(△6.5)と同じ方向になりました。よって判定は「〇」です。
直前1分足の取引条件は、直前10-1分足が陽線でなければ成立しません。よって判定は「前提不成立」です。
指標発表時の取引条件は、事前差異判別式の解と直前10-1分足が逆でなければ成立しません。よって判定は「前提不成立」です。
発表直後追撃は、初期反応方向に19pips以下のときに追撃開始で、直後11分足跳幅が19pipsを超えることはありませんでした。よって判定は「✕」です。
発表時刻の関係で取引は行えませんでした。
もし事前分析通りの取引を行っていたなら、直後追撃での損切によって、おそらく5〜10pips弱の負けとなっていたでしょう。
本指標次回発表は10月18日です。
ーーー$€¥£A$ーーー
次に、米国Phil連銀製造業景気指数です。
市場予想は本記事投稿時以後に17.0に改訂されていたようです。
ともあれ、指標結果は改善で、反応は直後が上下にヒゲを残す同値終了で、その後10分で陰線側に伸びました。分析対象期間外ですが、その後は再び反転して陽線側に反応を伸ばしたようです。
一方、同時発表された週次失業保険申請件数はやや改善でした。
本指標と、同時発表された週次失業保険申請件数がともに改善したのに、今回の反応が指標結果に対し素直でなかった原因は、欧州時間からEURUSD買が進んでいたことと関係があるかも知れません。
事前分析を判定します。
直前1分足は、陽線側に2・3pips跳ねたらショートをオーダーして、3・4pipsを利確/損切の目安にしていました。直前1分足は陽線だったので、判定は「✕」です。
指標発表時は、直前1分足が陽線で終わりそうなら、指標発表直前にロングをオーダーでした。直前1分足は陽線で、指標発表直前にロングなら勝てたかも知れません。でも、直後1分足は陰線側にもヒゲを伸ばしており、また直前11分足は陰線側に伸びました。利確は難しかったでしょう。よって、判定は「✕」とします。
発表直後追撃は、陽線側に行うことにしていましたが、発表時の判定を「✕」としている以上、この追撃は行わないことが自然です。よって判定は「取引不可」とします。
取引結果は次の通りです。
動かないときは仕方ありません。
過去の成績を下表に纏めておきます。
次回本指標発表は10月18日です。
ーーー$€¥£A$ーーー
最後に、米国中古住宅販売件数です。
指標結果は悪化でした。このところ、住宅指標は悪化が目立ちます。前月までは4か月連続で前月比がマイナスとなっていました。5か月ぶりに前月比0%まで戻したものの、販売件数の推移は下降転換に移りつつあるように見えます。販売件数が530万件を下回ると、グラフは下降基調に見えるようになるでしょう。
反応は、陽線側に発表直後に2分強だけ伸びたものの、その後は陰線側に転じました。相変わらず、絶望的に小さな反応でした。
事前分析を判定します。
指標発表時は、直前1分足が陰線を形成しそうならロングでしたが、直前1分足は陽線でした。よって判定は「前提不成立」です。
直後追撃は、早期開始し3pipsで利確が事前方針でした。初期反応方向の陽線側への反応は23:03までに3pips弱しか伸びていません。よって判定は「✕」です。
予定通り、本指標での取引は見合わせました。
次回本指標発表予定は10月19日です。
以上
ーーー注記ーーー
本記事は、同じ指標の発表がある度に更新を繰り返して精度向上を図り、過去の教訓を次の発表時の取引で活かせるように努めています。がしかし、それでも的中率は75%程度に留まり、100%ではありません。詳細は「1. FXは上達するのか」をご参照ください。
そして、本記事は筆者個人の見解に基づいています。本記事に含まれる価格・データ・その他情報等は、本記事に添付されたリンク先とは関係ありません。また、取引や売買における意思決定を、本記事の記載通りに行うことは適切ではありません。そして、本記事の内容が資格を持った投資専門家の助言ではないことを明記しておきます。記載内容のオリジナリティや信頼性確保には努めているものの、それでも万全のチェックは行えていない可能性があります。
ポジションを持つ最終的なご判断は読者ご自身の責任となります。その点を予めご了承の上、本記事がFXを楽しむ一助となれば幸いです。
ーーー注記ーーー
本記事における分析シート、一部乃至は一連の体系化された手順を、個人の取引以外の目的で使用・公開・二次利用を行う場合には、著作権者及びFX手法研究会に対し、連絡を取り何らかの合意を行う必要があります。
注記以上
この記事へのコメント
コメントを書く
この記事へのトラックバックURL
https://fanblogs.jp/tb/8108860
この記事へのトラックバック