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2019年07月03日
7月3日経済指標(結果検証済)
本日は
17:30 6月集計分英国サービス業PMI
21:15 6月集計分米国ADP雇用統計
23:00 6月集計分ISM非製造業景況指数
の発表があります。
英国サービス業PMI
市場予想(前回結果)
・指数 51.0(51.0)
事前差異判別式の解は0です。
過去平均順跳幅/同値幅pips(2019年発表時)
・直前10-1分足 10/7(8/5)
・直前1分足 6/4(5/4)
・直後1分足 20/14(13/9)
・直後11分足 28/18(19/13)
過去傾向に基づく取引方針
・直前1分足はショートで利確4pipsを狙います。そして、直前1分足が陽線側に5pips以上になったら、逆張りでショートをナンピンし、始値に戻したら利確です。この期間の損切は10pipsか発表5秒前です。
・直前1分足跳幅が10pips以上だったときは、発表直前に直前1分足値幅方向と逆にポジションをオーダーです。オーダーが直前1分足値幅方向なので、終値がつく数秒前の見切りが必要になります。
・追撃は、指標発表後に反応方向を確認したら、早期開始・早期決済します。
米国ADP雇用統計
市場予想(前回結果)
・民間雇用者数 +14.0万人(+2.7万人)
事前差異判別式の解は11.3です。
過去平均順跳幅/同値幅pips(2019年発表時)
・直前10-1分足 4/3(2/2)
・直前1分足 4/3(2/1)
・直後1分足 13/9(10/7)
・直後11分足 17/12(20/16)
今年の直後11分足のpipsが大きいのは、前月発表時の反応が大きかったためです。前月を除けば、2019年は14/9となります。
過去傾向に基づく取引方針
・直前1分足はショートをオーダーし、利確・損切の目安を2・3pipsとします。
・指標発表直前に前月の事後差異と同じ方向にポジションを取り、発表直後の跳ねで利確/損切します。但し、直前10-1分足が10pips以上、それとは逆に跳ねたら取引を中止します。
前月の事後差異はマイナスです。よって、当月はショートか取引中止です。
・初期反応方向を確認したら、追撃は早期開始です。最近の反応の小ささを踏まえると、狙いは3〜6pipsで良いでしょう。
・直後1分足終値で再追撃を開始し、最近の直後1分足終値と直後11分足跳幅の平均の差6pips弱が利確/損切の目安とします。
・直後1分足終値より6pips以上離れたら、直後1分足終値方向に3pips程度戻すのを狙いましょう。
・直後1分足値幅が20pipsを超えたことを確認次第、その方向に追撃を開始します。利確/損切の目安は10pipsとします。
以下は7月4日に追記しています。
英国サービス業PMI
米国ADP雇用統計
本記事は、同じ指標の発表がある度に更新を繰り返して精度向上を図り、過去の教訓を次の発表時の取引で活かせるように努めています。がしかし、それでも的中率は75%程度に留まり、100%ではありません。詳細は「1. FXは上達するのか」をご参照ください。
そして、本記事は筆者個人の見解に基づいています。本記事に含まれる価格・データ・その他情報等は、本記事に添付されたリンク先とは関係ありません。また、取引や売買における意思決定を、本記事の記載通りに行うことは適切ではありません。そして、本記事の内容が資格を持った投資専門家の助言ではないことを明記しておきます。記載内容のオリジナリティや信頼性確保には努めているものの、それでも万全のチェックは行えていない可能性があります。
ポジションを持つ最終的なご判断は読者ご自身の責任となります。その点を予めご了承の上、本記事がFXを楽しむ一助となれば幸いです。
本記事における分析シート、一部乃至は一連の体系化された手順を、個人の取引以外の目的で使用・公開・二次利用を行う場合には、著作権者及びFX手法研究会に対し、連絡を取り何らかの合意を行う必要があります。
17:30 6月集計分英国サービス業PMI
21:15 6月集計分米国ADP雇用統計
23:00 6月集計分ISM非製造業景況指数
の発表があります。
ーーー$€¥£A$ーーー
英国サービス業PMI
市場予想(前回結果)
・指数 51.0(51.0)
事前差異判別式の解は0です。
過去平均順跳幅/同値幅pips(2019年発表時)
・直前10-1分足 10/7(8/5)
・直前1分足 6/4(5/4)
・直後1分足 20/14(13/9)
・直後11分足 28/18(19/13)
過去傾向に基づく取引方針
・直前1分足はショートで利確4pipsを狙います。そして、直前1分足が陽線側に5pips以上になったら、逆張りでショートをナンピンし、始値に戻したら利確です。この期間の損切は10pipsか発表5秒前です。
・直前1分足跳幅が10pips以上だったときは、発表直前に直前1分足値幅方向と逆にポジションをオーダーです。オーダーが直前1分足値幅方向なので、終値がつく数秒前の見切りが必要になります。
・追撃は、指標発表後に反応方向を確認したら、早期開始・早期決済します。
ーーー$€¥£A$ーーー
米国ADP雇用統計
市場予想(前回結果)
・民間雇用者数 +14.0万人(+2.7万人)
事前差異判別式の解は11.3です。
過去平均順跳幅/同値幅pips(2019年発表時)
・直前10-1分足 4/3(2/2)
・直前1分足 4/3(2/1)
・直後1分足 13/9(10/7)
・直後11分足 17/12(20/16)
今年の直後11分足のpipsが大きいのは、前月発表時の反応が大きかったためです。前月を除けば、2019年は14/9となります。
過去傾向に基づく取引方針
・直前1分足はショートをオーダーし、利確・損切の目安を2・3pipsとします。
・指標発表直前に前月の事後差異と同じ方向にポジションを取り、発表直後の跳ねで利確/損切します。但し、直前10-1分足が10pips以上、それとは逆に跳ねたら取引を中止します。
前月の事後差異はマイナスです。よって、当月はショートか取引中止です。
・初期反応方向を確認したら、追撃は早期開始です。最近の反応の小ささを踏まえると、狙いは3〜6pipsで良いでしょう。
・直後1分足終値で再追撃を開始し、最近の直後1分足終値と直後11分足跳幅の平均の差6pips弱が利確/損切の目安とします。
・直後1分足終値より6pips以上離れたら、直後1分足終値方向に3pips程度戻すのを狙いましょう。
・直後1分足値幅が20pipsを超えたことを確認次第、その方向に追撃を開始します。利確/損切の目安は10pipsとします。
以上
以下は7月4日に追記しています。
【事後検証】
英国サービス業PMI
ーーー$€¥£A$ーーー
米国ADP雇用統計
以上
ーーー注記ーーー
本記事は、同じ指標の発表がある度に更新を繰り返して精度向上を図り、過去の教訓を次の発表時の取引で活かせるように努めています。がしかし、それでも的中率は75%程度に留まり、100%ではありません。詳細は「1. FXは上達するのか」をご参照ください。
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ポジションを持つ最終的なご判断は読者ご自身の責任となります。その点を予めご了承の上、本記事がFXを楽しむ一助となれば幸いです。
ーーー注記ーーー
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注記以上
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2019年07月02日
7月2日経済指標(結果検証済)
明日は
13:30 RBA(豪中銀)金融政策
が発表されます。
市場予想(前回結果)
・政策金利 +1.00%(+1.25%)
市場予想通り金利変更時の過去平均順跳幅/同値幅pips(前回反応)
・直前10-1分足 8/5(4/3)
・直前1分足 16/16(3/2)
・直後1分足 44/16(19/16)
・直後11分足 40/23(22/14)
過去傾向に基づく取引方針
2015年以降「市場予想通り金利変更(利下げ)」だったことは3回あります。この3回とも、直前10-1分足と直前1分足は方向一致して陰線です。一方、直後11分足は3回とも陽線です。そして、直後11分足終値が直後1分足終値を超えて同じ方向に反応を伸ばしたことはありません。
一方、同期間に「市場予想に反して現状維持」だったことは1回あります。この1回は、直前1分足が57pipsの陽線となっています。事前に「利下げしない」と漏れていた可能性があります。このときも、直後11分足終値が直後1分足終値を超えて同じ方向に反応を伸ばしていません。
・発表定時後は、1分以内の追撃を行います。
・直後1分足終値がついたらロングの機会を窺います。
以下は7月3日に追記しています。
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13:30 RBA(豪中銀)金融政策
が発表されます。
市場予想(前回結果)
・政策金利 +1.00%(+1.25%)
市場予想通り金利変更時の過去平均順跳幅/同値幅pips(前回反応)
・直前10-1分足 8/5(4/3)
・直前1分足 16/16(3/2)
・直後1分足 44/16(19/16)
・直後11分足 40/23(22/14)
過去傾向に基づく取引方針
2015年以降「市場予想通り金利変更(利下げ)」だったことは3回あります。この3回とも、直前10-1分足と直前1分足は方向一致して陰線です。一方、直後11分足は3回とも陽線です。そして、直後11分足終値が直後1分足終値を超えて同じ方向に反応を伸ばしたことはありません。
一方、同期間に「市場予想に反して現状維持」だったことは1回あります。この1回は、直前1分足が57pipsの陽線となっています。事前に「利下げしない」と漏れていた可能性があります。このときも、直後11分足終値が直後1分足終値を超えて同じ方向に反応を伸ばしていません。
・発表定時後は、1分以内の追撃を行います。
・直後1分足終値がついたらロングの機会を窺います。
以上
以下は7月3日に追記しています。
【事後検証】
以上
ーーー注記ーーー
本記事は、同じ指標の発表がある度に更新を繰り返して精度向上を図り、過去の教訓を次の発表時の取引で活かせるように努めています。がしかし、それでも的中率は75%程度に留まり、100%ではありません。詳細は「1. FXは上達するのか」をご参照ください。
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ーーー注記ーーー
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タグ:RBA
2019年07月01日
7月1日経済指標(結果検証済)
本日は
17:30 6月集計分英国製造業PMI
23:00 6月集計分米国ISM製造業景況指数
の発表があります。
英国製造業PMI
市場予想(前回結果)
・指数 49.2(49.4)
事前差異判別式の解は△0.2です。
過去平均順跳幅/同値幅pips(2019年発表時)
・直前10-1分足 13/9(10/6)
・直前1分足 7/5(6/4)
・直後1分足 19/14(10/8)
・直後11分足 27/19(20/9)
過去傾向に基づく取引方針
・直前1分足は、事前差異と直前10-1分足の方向が一致したら、その逆方向にオーダーです。利確/損切の目安は4pips程度を狙い、遅くとも発表10秒前には決済しておきましょう。
・指標発表直後は、反応方向を確認したら早期に追撃を開始し、発表から1分を過ぎたら利確の機会を窺います。
早期追撃開始で高値掴み/安値掴みをするリスクが生じる点への備えは、ポジションをいつもの半分程度にしておき、指標発表から1分以内の戻しがあれば1回だけならナンピンしても良いでしょう。
・指標発表から1分を過ぎたら、利幅4pips程度が狙えるときに短期再追撃の繰り返しです。それ未満の動きが期待できないときも勝てれば良いものの、時間効率が悪いスキャル癖がつくことを恐れます。
米国ISM製造業景況指数
市場予想(前回結果)
・景況指数 51.0(52.1)
・受注指数 52.5(52.7)
・雇用指数 52.5(53.7)
・価格指数 53.0(53.2)
事前差異判別式の解は△2.4です。
過去平均順跳幅/同値幅pips(2019年発表時)
・直前10-1分足 6/4(4/2)
・直前1分足 3/2(2/1)
・直後1分足 13/9(21/19)
・直後11分足 18/13(28/19)
過去傾向に基づく取引方針
・発表時には、直前10-1分足が10pips以上跳ねたら指標発表直前に逆方向にオーダーし、直前1分足が10pips以上跳ねたら指標発表直前に同じ方向にオーダーします。どちらも起きたら直前10-1分足のサインを重視し、指標発表直後の跳ねで利確/損切します。
・それとは別に、指標発表直前に直前10-1分足が陽線なら、いつもの半分の規模でロングをオーダーし、10分以内に目安20pipsの利確/損切を目指します。
但し、この方針は方向だけを判定対象とし、目安到達有無は判定対象に含めません。直後1分足が終値△6pips以上の陰線となった場合は、その時点で損切です。
・追撃は、指標発表後に反応方向を確認したら早期開始し、発表から1分を経過したら利確の機会を早めに探った方が良さそうです。1分経過以前であっても、3pipsも取れたらその時点で利確で構いません。
もともと反応が小さい指標です。
・再追撃を行うなら、ポジションを長持ちするより、短期利確を繰り返す方が良さそうです。ポジションオーダー3pips以上を狙ってです。
以下は7月3日に追記しています。
英国製造業PMI
取引できませんでした。
米国ISM製造
本記事は、同じ指標の発表がある度に更新を繰り返して精度向上を図り、過去の教訓を次の発表時の取引で活かせるように努めています。がしかし、それでも的中率は75%程度に留まり、100%ではありません。詳細は「1. FXは上達するのか」をご参照ください。
そして、本記事は筆者個人の見解に基づいています。本記事に含まれる価格・データ・その他情報等は、本記事に添付されたリンク先とは関係ありません。また、取引や売買における意思決定を、本記事の記載通りに行うことは適切ではありません。そして、本記事の内容が資格を持った投資専門家の助言ではないことを明記しておきます。記載内容のオリジナリティや信頼性確保には努めているものの、それでも万全のチェックは行えていない可能性があります。
ポジションを持つ最終的なご判断は読者ご自身の責任となります。その点を予めご了承の上、本記事がFXを楽しむ一助となれば幸いです。
本記事における分析シート、一部乃至は一連の体系化された手順を、個人の取引以外の目的で使用・公開・二次利用を行う場合には、著作権者及びFX手法研究会に対し、連絡を取り何らかの合意を行う必要があります。
17:30 6月集計分英国製造業PMI
23:00 6月集計分米国ISM製造業景況指数
の発表があります。
ーーー$€¥£A$ーーー
英国製造業PMI
市場予想(前回結果)
・指数 49.2(49.4)
事前差異判別式の解は△0.2です。
過去平均順跳幅/同値幅pips(2019年発表時)
・直前10-1分足 13/9(10/6)
・直前1分足 7/5(6/4)
・直後1分足 19/14(10/8)
・直後11分足 27/19(20/9)
過去傾向に基づく取引方針
・直前1分足は、事前差異と直前10-1分足の方向が一致したら、その逆方向にオーダーです。利確/損切の目安は4pips程度を狙い、遅くとも発表10秒前には決済しておきましょう。
・指標発表直後は、反応方向を確認したら早期に追撃を開始し、発表から1分を過ぎたら利確の機会を窺います。
早期追撃開始で高値掴み/安値掴みをするリスクが生じる点への備えは、ポジションをいつもの半分程度にしておき、指標発表から1分以内の戻しがあれば1回だけならナンピンしても良いでしょう。
・指標発表から1分を過ぎたら、利幅4pips程度が狙えるときに短期再追撃の繰り返しです。それ未満の動きが期待できないときも勝てれば良いものの、時間効率が悪いスキャル癖がつくことを恐れます。
ーーー$€¥£A$ーーー
米国ISM製造業景況指数
市場予想(前回結果)
・景況指数 51.0(52.1)
・受注指数 52.5(52.7)
・雇用指数 52.5(53.7)
・価格指数 53.0(53.2)
事前差異判別式の解は△2.4です。
過去平均順跳幅/同値幅pips(2019年発表時)
・直前10-1分足 6/4(4/2)
・直前1分足 3/2(2/1)
・直後1分足 13/9(21/19)
・直後11分足 18/13(28/19)
過去傾向に基づく取引方針
・発表時には、直前10-1分足が10pips以上跳ねたら指標発表直前に逆方向にオーダーし、直前1分足が10pips以上跳ねたら指標発表直前に同じ方向にオーダーします。どちらも起きたら直前10-1分足のサインを重視し、指標発表直後の跳ねで利確/損切します。
・それとは別に、指標発表直前に直前10-1分足が陽線なら、いつもの半分の規模でロングをオーダーし、10分以内に目安20pipsの利確/損切を目指します。
但し、この方針は方向だけを判定対象とし、目安到達有無は判定対象に含めません。直後1分足が終値△6pips以上の陰線となった場合は、その時点で損切です。
・追撃は、指標発表後に反応方向を確認したら早期開始し、発表から1分を経過したら利確の機会を早めに探った方が良さそうです。1分経過以前であっても、3pipsも取れたらその時点で利確で構いません。
もともと反応が小さい指標です。
・再追撃を行うなら、ポジションを長持ちするより、短期利確を繰り返す方が良さそうです。ポジションオーダー3pips以上を狙ってです。
以上
以下は7月3日に追記しています。
【事後検証】
英国製造業PMI
取引できませんでした。
ーーー$€¥£A$ーーー
米国ISM製造
以上
ーーー注記ーーー
本記事は、同じ指標の発表がある度に更新を繰り返して精度向上を図り、過去の教訓を次の発表時の取引で活かせるように努めています。がしかし、それでも的中率は75%程度に留まり、100%ではありません。詳細は「1. FXは上達するのか」をご参照ください。
そして、本記事は筆者個人の見解に基づいています。本記事に含まれる価格・データ・その他情報等は、本記事に添付されたリンク先とは関係ありません。また、取引や売買における意思決定を、本記事の記載通りに行うことは適切ではありません。そして、本記事の内容が資格を持った投資専門家の助言ではないことを明記しておきます。記載内容のオリジナリティや信頼性確保には努めているものの、それでも万全のチェックは行えていない可能性があります。
ポジションを持つ最終的なご判断は読者ご自身の責任となります。その点を予めご了承の上、本記事がFXを楽しむ一助となれば幸いです。
ーーー注記ーーー
本記事における分析シート、一部乃至は一連の体系化された手順を、個人の取引以外の目的で使用・公開・二次利用を行う場合には、著作権者及びFX手法研究会に対し、連絡を取り何らかの合意を行う必要があります。
注記以上
2019年06月25日
6月26日経済指標(結果検証済)
明日は
11:00 RBNZ(NZ中銀)金融政策
の発表があります。
NZ情勢は、なかなか我々が報道を目にしません。直近の大きな流れは次の通りです。
2018年8月、NZ議会は海外投資資金による中古住宅購入を禁止しました。同年10月、TPP11の批准を行う一方で、11月には政府が5G規格で中国ファーウェイの技術を使う計画を却下しました。NZの対中姿勢は、米中の対立激化の様子を見ながら、それに合わせて旗幟鮮明です。
中国から流入する投資資金が減少したためか、2019年3月、RBNZは「見通しのリスクバランスは下方にシフト」し、「次の金利動向は引き下げの可能性がより高い」との声明を出しました。そして5月、RBNZは政策金利を1.75%から1.50%に引き下げました。
既にRBNZの政策金利は過去最低水準となっています。先月は一時的にRBA(豪中銀)政策金利と同じになりましたが、RBAは今月利下げを行いました。豪州との政策金利差はまた0.25%に戻りました。
次の注目点は、FRBが今後利下げを複数回実施し、RBNZとの金利差が縮小し始めるかどうかです。もし対米金利差が縮小しても、米金利>NZ金利、という関係が変わらないと見込まれる限り、NZDの上値は限られます。
今回市場予想(前回結果)
・政策金利=現状維持(利下げ)
「市場予想通り現状維持」だったときの過去平均順跳幅/同値幅pips(2019年発表時平均)
・直前10-1分足 7/5(9/8)
・直前1分足 8/6(6/4)
・直後1分足 40/33(84/78)
・直後11分足 56/42(114/103)
2019年発表後は非常に大きな反応となっていますが、これは5月の利下げを見こしてです。なので、直近の反応の大きさは、今回アテにできません。G20会合での米中対話前なので、過去平均の半分ぐらいしか動かないと見ておいた方が良いでしょう。
「市場予想通り現状維持」だったときの過去傾向
横軸=直後1分足終値pips、縦軸=直後11分足終値pips、ともに基準とする始値は直前1分足終値(発表時刻の窓明けを無視するため)
過去傾向に基づく取引方針
・直前1分足はショートで、利確/損切の目安を5pipsとし、目安に達しなくても発表10秒前には決済します。
一気に動くこともある期間なので、OCOで始めから5pips指定を行う方が良いでしょう。また直前1分足での取引で“遅くとも”発表10秒前の決済は、豪州とNZ指標での取引に必須です。とんでもなく動く場合があります。
・発表後の追撃は早期開始し、指標発表から1分を過ぎたら利確の機会を窺います。
・その後は、5pips程度を狙った短期利確の繰り返しを行います。
・直後1分足跳幅の50pips到達は、直後1分足終値からの追撃サインです。追撃を開始し、必ず直後11分足が終値をつける前に利確機会を見つけましょう。
以下は7月4日に追記しています。
RBNZ金融政策
本記事は、同じ指標の発表がある度に更新を繰り返して精度向上を図り、過去の教訓を次の発表時の取引で活かせるように努めています。がしかし、それでも的中率は75%程度に留まり、100%ではありません。詳細は「1. FXは上達するのか」をご参照ください。
そして、本記事は筆者個人の見解に基づいています。本記事に含まれる価格・データ・その他情報等は、本記事に添付されたリンク先とは関係ありません。また、取引や売買における意思決定を、本記事の記載通りに行うことは適切ではありません。そして、本記事の内容が資格を持った投資専門家の助言ではないことを明記しておきます。記載内容のオリジナリティや信頼性確保には努めているものの、それでも万全のチェックは行えていない可能性があります。
ポジションを持つ最終的なご判断は読者ご自身の責任となります。その点を予めご了承の上、本記事がFXを楽しむ一助となれば幸いです。
本記事における分析シート、一部乃至は一連の体系化された手順を、個人の取引以外の目的で使用・公開・二次利用を行う場合には、著作権者及びFX手法研究会に対し、連絡を取り何らかの合意を行う必要があります。
11:00 RBNZ(NZ中銀)金融政策
の発表があります。
NZ情勢は、なかなか我々が報道を目にしません。直近の大きな流れは次の通りです。
2018年8月、NZ議会は海外投資資金による中古住宅購入を禁止しました。同年10月、TPP11の批准を行う一方で、11月には政府が5G規格で中国ファーウェイの技術を使う計画を却下しました。NZの対中姿勢は、米中の対立激化の様子を見ながら、それに合わせて旗幟鮮明です。
中国から流入する投資資金が減少したためか、2019年3月、RBNZは「見通しのリスクバランスは下方にシフト」し、「次の金利動向は引き下げの可能性がより高い」との声明を出しました。そして5月、RBNZは政策金利を1.75%から1.50%に引き下げました。
既にRBNZの政策金利は過去最低水準となっています。先月は一時的にRBA(豪中銀)政策金利と同じになりましたが、RBAは今月利下げを行いました。豪州との政策金利差はまた0.25%に戻りました。
次の注目点は、FRBが今後利下げを複数回実施し、RBNZとの金利差が縮小し始めるかどうかです。もし対米金利差が縮小しても、米金利>NZ金利、という関係が変わらないと見込まれる限り、NZDの上値は限られます。
今回市場予想(前回結果)
・政策金利=現状維持(利下げ)
「市場予想通り現状維持」だったときの過去平均順跳幅/同値幅pips(2019年発表時平均)
・直前10-1分足 7/5(9/8)
・直前1分足 8/6(6/4)
・直後1分足 40/33(84/78)
・直後11分足 56/42(114/103)
2019年発表後は非常に大きな反応となっていますが、これは5月の利下げを見こしてです。なので、直近の反応の大きさは、今回アテにできません。G20会合での米中対話前なので、過去平均の半分ぐらいしか動かないと見ておいた方が良いでしょう。
「市場予想通り現状維持」だったときの過去傾向
横軸=直後1分足終値pips、縦軸=直後11分足終値pips、ともに基準とする始値は直前1分足終値(発表時刻の窓明けを無視するため)
過去傾向に基づく取引方針
・直前1分足はショートで、利確/損切の目安を5pipsとし、目安に達しなくても発表10秒前には決済します。
一気に動くこともある期間なので、OCOで始めから5pips指定を行う方が良いでしょう。また直前1分足での取引で“遅くとも”発表10秒前の決済は、豪州とNZ指標での取引に必須です。とんでもなく動く場合があります。
・発表後の追撃は早期開始し、指標発表から1分を過ぎたら利確の機会を窺います。
・その後は、5pips程度を狙った短期利確の繰り返しを行います。
・直後1分足跳幅の50pips到達は、直後1分足終値からの追撃サインです。追撃を開始し、必ず直後11分足が終値をつける前に利確機会を見つけましょう。
以上
以下は7月4日に追記しています。
【事後検証】
RBNZ金融政策
以上
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本記事は、同じ指標の発表がある度に更新を繰り返して精度向上を図り、過去の教訓を次の発表時の取引で活かせるように努めています。がしかし、それでも的中率は75%程度に留まり、100%ではありません。詳細は「1. FXは上達するのか」をご参照ください。
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