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2012年07月09日
親族の暴言!?(2)無邪気な言葉は鋭利な刃物
悲しいほどの青空
重病の義母を前にして
「こーなっちゃうと、もー駄目よねー!!」
と、言い切ったおばあちゃん。
もうね、一同凍りつきましたよ。
その無邪気さ。
パパは心の中でブチ切れてたようです。
パパ、声を震わせて
「いや、あの、まだ、い、生きてますよ。がんばってるんですよ。」
精一杯気持ちを伝えようとします。
どうか、応援してくださいという気持ちを。
しかし、無邪気なおばあちゃん
「でもねぇ・・・・こうなっちゃあねぇ・・・」
おもいっっきり含みのある言い方。
つまり
「でもねぇ・・・・こうなっちゃあねぇ・・・
(後は死ぬだけでしょ?)」
病室で親族があつまっているその中で、
ベッドにふせっている義母本人を目の前にして。
その人の息子達の前で。
相手の気持ちなどお構いなしです。
がんばれ!がんばれ!
と無理かもしれない気持ちを払いのけながら応援している
愛されて育った息子ならば当然の気持ちを汲み取れない人なのでした。
おばあちゃんはまだ60歳代です。
人生80の現代ではまだまだ元気でいられる年代です。
呆けた感じなんてまったくなく、しゃきしゃきしています。
普段ならば無邪気さはチャーミングでさえあります。
義母の息子(パパの弟)のお嫁さんのお母様なので、
親戚とはいえ血はつながってはいません。
私も久しぶりにお会いしました。
無邪気な彼女は言いたいことをいい、
したいように生きてきたのかもしれません。
「だって、私がそう思うのだから言ったっていいでしょ〜。
なにが悪いか分からないわ(笑)」
ってなものなのでしょう。
60歳代のなかでもお若く見える方だと思います。
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しかし、言われたパパはたまりません。
ついこの間まで元気だった実の親が、
考えられない姿で病院の個室に眠っているのですから。
年寄り、重病、個室・・・
この先に待っているのは厳しい事柄であろう
ワードたち・・
でも、
簡単に
ひと目見ただけで
「もう駄目よね。」
なんて言ってほしくないのです。
たとえそれが真実だったとしても息子にとって実母の状態の
真実と、信じたいことは同じではありません。
パパの精一杯の発言のあと、誰も何も言いませんでした。
良識ある親戚たちは、おばあちゃんには触れないほうが
賢明だろうと判断したのだろうと思います。
フォローをあきらめたのか、なんとも思っていなかったのか
(本当のことだよな〜うん。うん。)と思っていたのか実の所、
私には分かるはずもありません。
ほどなくして、皆病院から解散しました。
パパは家で憤慨していました。
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