大図鑑に載ってないクワガタたち(主に)


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スラウェシ島とその周辺のネブト その3
(tkyk4 at 12/08 15:35)
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上左:A.debatissei
上右:A.takayukii Paratype
下左・中:A.syamsuli S.E.Sulawesi
下右:A.syamsuli Kabaena Is.

Aegus debatissei Bomans,1991:31
[Type Locality] Sulawesi,Tengah(Indonesia):Palolo

アクミナートゥスを小型にしたような種類。
中央スラウェシ州で得られ、採集量はやや少なめ。


Aegus takayukii Okuda,2012:25,27-28,figs.8-11,17
[Type Locality] Bussu,near Mamasa,South Sulawesi Province,Indonesia

デバティスに非常によく似ていますが、上翅の筋と筋の間に点刻が無くて小型個体でも区別可能。
よく見ると歯型・頭部・前ケイセツなどでも区別はできます。
一見すると亜種程度に見えますが、交尾器はかなり大きくて、肉眼でも違いがわかるほどです。
分布域は非常に狭い範囲に限られています。


Aegus syamsuli H.Ikeda et Sakamaki,2002:83,fig.b
[Type Locality] Kendari,SE.Sulawesi

南東スラウェシから得られる デバティスに近縁な種類。
やや小型(最大21o)で、やや幅広で寸詰まりな体型。
内歯は大きめ。
カバエナからも本種と思われる個体が得られましたが、
小型個体ばかりで大型の変異は不明です。
図示した個体が最大個体。


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