スラウェシのネブト特集 第2弾です。
けっこう厄介な セレベスネブト系統+その他となります。
![](https://fanblogs.jp/anotherstagbeetlesofworld/_pages/conv_default/file/506/NTU1.jpg?maxwidth=40%25)
上左:A.masahikoi 21oギネス個体
上右:A.sp.(?) Mamasa
下左:A.minahasaensis
下右:A.minahasaensis 特殊個体群
Aegus masahikoi Nagai,2000:6-9,fig.13
[Type Locality] Palolo,Palu,Sulawesi Tengah,Indonesia
主に中央スラウェシのブルカリンドから得られ、その他の地域ではほとんど得られません。
最大クラス18oくらいから内歯の出る個体が見られます。
近隣に似た種類はいないので区別は容易でしょう。
ジャワのプレアンガーに近縁と思われ、プレアンガーに比べるとかなり大型化しますが
小型個体ではよく似た特徴が見られます。
Aegus sp.(?)
[Distribution] S.Sulawesi,Mamasa,Bussu
ママサのBussuから極稀に得られる種類です。
マサヒコによく似ていますが、小型で 雰囲気もやや異なります。
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マサヒコ・ネブトとよく似た不明種?Aegus minahasaensis Nagai in Mizunuma et Nagai,1994:33,283,fig.508(1)
[Type Locality] Tondano,near Menado
マナドからのみ得られ、近縁種もよくわからない種類です。
まるでオガサワラ・ネブトと超小型にしたような形状で他種との区別は容易でしょう。
生態もやや特殊で、同じ地域でも採集ポイントごとに変異が見られた
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