大図鑑に載ってないクワガタたち(主に)


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スラウェシ島とその周辺のネブト その2
(tkyk4 at 12/01 16:14)
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スラウェシのネブト特集 第2弾です。
けっこう厄介な セレベスネブト系統+その他となります。



上左:A.masahikoi 21oギネス個体
上右:A.sp.(?) Mamasa
下左:A.minahasaensis
下右:A.minahasaensis 特殊個体群

Aegus masahikoi Nagai,2000:6-9,fig.13
[Type Locality] Palolo,Palu,Sulawesi Tengah,Indonesia

主に中央スラウェシのブルカリンドから得られ、その他の地域ではほとんど得られません。
最大クラス18oくらいから内歯の出る個体が見られます。
近隣に似た種類はいないので区別は容易でしょう。
ジャワのプレアンガーに近縁と思われ、プレアンガーに比べるとかなり大型化しますが
小型個体ではよく似た特徴が見られます。

Aegus sp.(?)
[Distribution] S.Sulawesi,Mamasa,Bussu

ママサのBussuから極稀に得られる種類です。
マサヒコによく似ていますが、小型で 雰囲気もやや異なります。
[関連記事] マサヒコ・ネブトとよく似た不明種?

Aegus minahasaensis Nagai in Mizunuma et Nagai,1994:33,283,fig.508(1)
[Type Locality] Tondano,near Menado

マナドからのみ得られ、近縁種もよくわからない種類です。
まるでオガサワラ・ネブトと超小型にしたような形状で他種との区別は容易でしょう。
生態もやや特殊で、同じ地域でも採集ポイントごとに変異が見られた
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