本稿はLETの使用例を解説し、そのメリットを考察します。
ネストの一般的な訳は「入れ子」で、Excelを利用する上では「関数の中に関数を入れること」を指します。
Excelの関数を使用する上でネストはテクニックの一つですが、ネストを多用すると記述が複雑になり、読みにくくなるデメリットがあります。
例えば「名前1」をx、「名前1の値」を1、最後の「計算」をx+1とすると、LETの式は以下となり、セルの表示は2となります。
LETはこのように、従来はネストで記述していた複雑な式を、個々の関数を変数として分割し、式を“単純式の集合”として表記することを可能にします。
Excelのヘルプには、LETを使用することで計算が高速化するとの記載があります。
関数の初心者がLETをこなせるとは言い切れないと筆者は考えています。
特に値に名前を付ける変数の考え方は、初心者には理解が難しい可能性があります。
このコラムでは、日常業務でよく見掛けるExcelの活用例を紹介しながら「こんな場面は脱Excelを考えた方がよい」「こういうExcelの活用法はお薦め」といった知見を紹介します。
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