2012年03月26日
ワンスアンドフォーエバー
ワンス アンド フォーエバー WE WERE SOLDIERS [DVD] 新品価格 |
メル・ギブソン主演のベトナム戦争映画です。
ベトナム戦争序盤の、ィア・ドラン渓谷の戦いを描いた作品。原作者の一人、ハル・ムーアは実際にこの作戦に従事しました。
もう一人の作者、ジョー・ギャロウェイはUPIのジャーナリストでした^^
ベトナム戦争初期の戦闘を題材にし、戦場で戦う兵士たちと、その兵士の帰りを待つ恋人や家族などの心理を描いた作品で、アメリカ側からだけでなく、ベトナム側の視点からも描写をしています。
1965年11月14日、米陸軍第一騎兵師団隷下の第7騎兵連隊第一大隊と大隊長のハル・ムーア中佐は南ベトナムの中央高地、ィア・ドラン渓谷に降り立ち、北ベトナムのベトナム人民軍との戦闘に入ります。
しかし、圧倒的多数のベトナム軍の攻撃に着陸地点のX-Rayから動けなくなります。
そんな中、UPIの戦地特派員ジョー・ギャロウェイはクランドール少佐の操縦するヘリに乗り「戦争を理解するため」と、ムーア中佐のいる前線へとやってくる・・・
といった内容の映画です^^
☆ハル・ムーア中佐 メル・ギブソン
☆ベイジル・ブラムリー上級曹長 サム・エリオット
☆ジョー・ギャロウェイ バリー・ペッパー
配備されつつあったM16A1アサルトライフルを持った第一騎兵師団の大隊が、兵員輸送ヘリ「ヒューイ」でX-Rayに降り立つのですが、とにかく戦闘シーンは結構迫力があります。きれいに描写している部分はもちろん映画なのであるのですが、戦争の悲惨さが伝わってくる映画だと思います。
出撃前にハル・ムーア中佐がブラムリー上級曹長に「お前もM16を持てよ」と言うのですが
上級曹長は「あんなプラスチックだらけの住なんて信用できません。私にはこれで十分です」と言ってガバメントを見せるシーンはかっこいいです。
そのあとに、「必要ならば戦場にいくらでも落ちています」というセリフから、上級曹長の、この作戦への不信感が伝わってきますよね。
数に物を言わせて、油断しきった作戦本部の作戦を信用できない、いくらでも死者が出ることを予想しての台詞だと思います。
この映画、少しではありますがベトナム側からの視点でも描かれているんです。
どちらが正義でどちらが悪なのか・・・
どちらの兵にも家族や大切な人がいて、無事の帰りを待っている。。
2点からの描写の入っている戦争映画だと、やっぱり考えさせられます。複雑ですよね。
ベトナム戦争映画の中でも、特に見ておいた方がいい作品だと私は思います^^
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