使える！ミリタリー個人装備品

軍服とライター　zippo

今日は喫煙具、zippoライターについてです☆

アメリカの企業、ジッポー社および同社が製造する金属製オイルライターの商標です＾＾

長い歴史と世界的な普及率の高さからオイルライターの代名詞となってますね。

高い耐久性・耐風性と永久修理保証を誇り、１９３２年の創業、１９３３年の第一号発売以来、基本構造にはほとんど変化はありませんが外側のケースに様々な意匠を凝らすことで豊富なバリエーションが生じており、世界各国に収集家が存在しています＾＾

かくいう私も一時期集めていました。・・・と言っても数はそんなになかったですけど、何年か前に処分してしまったんです＾＾；；

でも、その中でも一番シンプルだったものを今でも愛用しています☆

さて、ジッポー社は成立当初から企業のノベルティグッズとしての路線を開拓し、積極的に商品提供をしてきました。
煙草関連のノベルティとしてマルボロやキャメルのロゴの入った製品群や燃料の石油製品つながりでケンドールやブリティッシュ・べトロリァムのろごが入ったものなんかが有名です☆

このジッポーライターの普及には、アメリカ軍が大きくかかわっているんです＾＾

第２次世界大戦時、「どこでも、どんな状況でも点火できる器具」が求められ、ジッポーが注目されました。

耐風性が高く頑丈で、かつ必要最小限の構成ゆえ部品も少なく修理が容易でした。また、戦場では燃料としてガソリンが手に入りました☆

アメリカ軍に納入された正確な数は戦闘部隊が知られてしまうため極秘とされており不明ではありますが、相当数が納入されたようです。

戦地で実証された耐久性の評判は兵士を通じて一般国民や諸外国にも広まり、「アメリカの豊かさと文化の象徴」として世界的なヒット商品となったそうです。

ちなみに、ジッポーはアメリカ軍に正式採用をされたことはなく、軍に供給されたジッポーはすべてがＰＸでの販売用でした。

戦争関連で良く聞いたり見たりするのはいわゆる「ベトナムジッポー」ではないでしょうか。

表面にいろんな絵が刻んであり、蓋部分には赴任地と駐留期間が刻まれています。

絵柄で良く見るのは銃を背負った兵士が笠をかぶったベトナムの子供の手を引いて歩いている後ろ姿でしょうか。

ベトナムジッポーは結構な高値で取引されているようですが、ケース部分と蓋部分が違うものを取り付けてあったりと微妙なものもありますよね。
私が持っているのもそうです。なんせ安買ったですからねｗｗそれでも自分のM2ヘルメットのバンドに挟んだりするといい感じです♪

柄が変わるだけなのでジッポーの収集なんてと馬鹿にされることも結構あったりしますが、それでもたくさん並べて眺めているととっても楽しいですよ＾＾

ジッポーの表面に文字を彫ってくれたりもするお店もあるので、メッセージを彫り込んだ世界で一つだけのジッポーとオイル、フリントのセットのプレゼントなんかは結構喜ばれると思います＾＾