つれづれ

夏の暑さを乗り切るのに欠かせないものは涼しさですが、
汗をかいている状態で（一時的とはいえ）すぐに涼しくなる方法は、
やはり扇風機を起動させて、それが起こす風に当たることでしょうか。
冷房だと、涼しくなるまでに時間がかかることがありますからね。


ですが、その扇風機による事故が発生してしまっています。

今年の夏は、５件の事故が発生しているそうですが、
その事故の内容は扇風機自体が発火を起こしてしまうというもの。
扇風機はこの時期に必ずと言っていいほど使うので、これは恐ろしいことです。


どうやら扇風機が発火してしまう原因は、長い間使い続けて使うことによって
中にある部品の性能が低下して不具合を起こしてしまう「経年劣化」によるもので、
特に羽根の裏側にあるモーターの辺りから発火してしまうことが多いそうです。

この扇風機の発火、大体製造されてから１０年ほど経つと起こるようになり、
３０年を超えると発火が起こる確率は急に高まるのだとか。


・・・長い間同じものを使い続けていると、その物に対して愛着が湧いて、
（自分のように）なかなか手放せなくなってしまうという人は結構いると思いますが、
大きな事故になって周りに迷惑をかけてしまう可能性があることを考えると、
やはり将来的には買い替えることを意識していなければならないのでしょうね。

もちろん、だからと言ってぞんざいに扱っていいという訳でもなく。
なるべく安心して使えるように、大切に扱っていくことも大事なことです。

・・・が、やはり機械にも、その機械を形作っている部品にも寿命はあるので、
「調子が悪くなってきたなあ」と思ったら、無理をさせないで休ませてあげてくださいね。