2014年11月06日
「7割片付け」のすすめ
多趣味で次から次へとやりたいことが見つかり、友人からのお誘いも途絶えない人にとって、片付けほど興味がわかない作業はないと思います。
そういう人は毎日、時間が足りない。楽しいことに目一杯、時間を使いたいのに、どうしてつまらないことに時間を費やさなくてはならないのか。でも、そういう人ほど内心では片付けたいと思ってらっしゃる方が多い。
趣味が多いと物は確実に増えていきます。それなのに片付ける時間はない。部屋が散らかってくるのは当然のことです。
しかもそういう方は自称完璧主義なので、片付けるときは徹底して片付けたいと思ってらっしゃる。だから「あとまわしにしてまとめて」片付けをされます。でも、そういう片付け方は誰にとってもしんどい。片付けの習慣がないなら猶更で、結局、手を付けないか、手を付けても「次は5年後に」などといったロングスパンになってしまうのです。
でも、やっぱりそれではいけない。結局、片付いてもそれを保つ努力をしないと大掃除は徒労に終わるし、結局、部屋は恒常的に散らかっている状況になるので、ずっと片付けなきゃという強迫観念に囚われて生活をしなくてはならなくなるのです。
人が生きている以上、片付けや掃除が終わることはありません。ずっと汚れたり、散らかったりします。だから完璧にするという幻想は捨て去るべきなのです。
7割くらいきれいになればいいのです。大切なのはそれを習慣化することだと思います。
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