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2019年11月28日
ピアノの内部の修理
愛ピアノ調律です。
大阪でピアノの調律をしています
本日、ピアノの修理を少しだけご紹介させていただきます。
30年から40年前の製造のピアノによくあるのですが、バットフレンジコードとよばれるコード(紐)が切れています。
この茶色の紐です。
↓
これは、触れるだけでホロッと取れてしまい、どうしようもないので、全88鍵ぶんのコードをかえます。
きれいになりました
↓
このコードをかえる時には、ハンマーとよばれる部分の弦が当たる部分の溝も削ります。
↑白いフェルト部分に3つの線がついているのがわかりますか?
この部分をきれいに削ると…
ハンマーを等間隔に揃えて
軌道がおかしいハンマーの修正をしたり
ハンマーの捻れをなおしたり
全てのねじを締め上げて。
お客様のピアノの元へ運ばれます。
愛ピアノ調律
http://aipiano.html.xdomain.jp/
大阪でピアノの調律をしています
本日、ピアノの修理を少しだけご紹介させていただきます。
30年から40年前の製造のピアノによくあるのですが、バットフレンジコードとよばれるコード(紐)が切れています。
この茶色の紐です。
↓
これは、触れるだけでホロッと取れてしまい、どうしようもないので、全88鍵ぶんのコードをかえます。
きれいになりました
↓
このコードをかえる時には、ハンマーとよばれる部分の弦が当たる部分の溝も削ります。
↑白いフェルト部分に3つの線がついているのがわかりますか?
この部分をきれいに削ると…
ハンマーを等間隔に揃えて
軌道がおかしいハンマーの修正をしたり
ハンマーの捻れをなおしたり
全てのねじを締め上げて。
お客様のピアノの元へ運ばれます。
愛ピアノ調律
http://aipiano.html.xdomain.jp/
2019年08月13日
ピアノの動き
今日はお問い合わせが多い、ピアノの移動の間に一旦、ピアノをお預かりして行う作業で、外装のクリーニングや内部の整調をしてからお届けする作業について、少し、紹介させていただきます。
今回はその内部の整調について書こうと思います。
長年、放置していたピアノは、置いている場所により大小はありますが、弾いていた頃から変化しています。
ホコリが大きな原因の一つで、そのホコリが水分を含み、アクションと呼ばれるピアノの中身が湿気により音が出なかったり、鍵盤が動かなかったり。
内部のフェルトの部分は虫やねずみの大好物。いろんな環境で様々なことが起こり、ピアノの調子は悪くなってしまいます。
少し見にくいですが、赤い部分は虫食いの被害があります。こんな時はこの赤いフェルトを全鍵かえます。ここは、鍵盤の高さに深く関係してくるので、このフェルトをかえると、鍵盤の高さを調整します。さらに、鍵盤の高さが変わると深さも変わるので、深さも調整します。
下の写真はアクションと呼ばれる部分ですがここが音を出す要となる部分でここの故障やズレが不具合の原因となることも多いです。
このアクションの調整や鍵盤の動き、ペダルの踏み心地など、ピアノの音色や弾き心地ちよくする事を「整調」といいます。
鍵盤の高さが数ミリ違うと重い、軽いの感覚も変わってきます。
昔と弾き心地が違うとなぁと感じられている方、多分たくさんいらっしゃると思います。
ピアノの整調はご自宅に伺ってもできますので、もし、気になる方はよろしければ、ホームページのお問い合わせフォームやお電話などで、気軽にお問い合わせください。
愛ピアノ調律
http://aipiano.html.xdomain.jp/
2019年07月24日
音の世界
本日、梅雨が明けました。
今年は例年より遅い梅雨明けとなりましたね。
これから、暑い夏がやって来ますが、どうか、災害など起こらないよう、願うばかりです。
先日、グランドピアノ の調律のご依頼を頂き、お客様のご自宅まで行って参りました。
お部屋に入りまず、目に飛び込んできたのは、大きな大きなマリンバが2台
ヤマハのC3が小さく見えるくらい大きなお部屋のその大きなマリンバは、お客様がずっと愛用していらっしゃる楽器で、名匠水野三郎さん製作の、もう、今は作られることのない名器。
そのうちの一台は匠により作られた、最後の一台だそうです。
圧倒的な佇まいにしばし、見とれてしまいました…。
マリンバも調律をするようで、1台は442Hz、もう一台は445Hzと彫ってありました。
ほんとにほんとに珍しいものなので、お写真を撮らせていただきました!
グランドピアノは翌日に有名なピアニストの方が弾かれるということで、ご依頼を頂きました。
長い間、調律をされていなかったので、音の狂いはありましたが、弦にサビもなくて良い状態でした。マリンバに合わせて442Hzで調律させていただきました。
お客様もおっしゃっていた通り、やはり、いい音色で、Cシリーズの温かみのある音はファンが多く、私もその1人です。
今回、マリンバという楽器に出会い、お客様に色々、教えていただいたり、帰ってからもネットで少し調べたりしました。色んな出会いがあり、色んな事を考えたり、勉強する機会をいただいたりする事に、感謝いっぱいです。
今年は例年より遅い梅雨明けとなりましたね。
これから、暑い夏がやって来ますが、どうか、災害など起こらないよう、願うばかりです。
先日、グランドピアノ の調律のご依頼を頂き、お客様のご自宅まで行って参りました。
お部屋に入りまず、目に飛び込んできたのは、大きな大きなマリンバが2台
ヤマハのC3が小さく見えるくらい大きなお部屋のその大きなマリンバは、お客様がずっと愛用していらっしゃる楽器で、名匠水野三郎さん製作の、もう、今は作られることのない名器。
そのうちの一台は匠により作られた、最後の一台だそうです。
圧倒的な佇まいにしばし、見とれてしまいました…。
マリンバも調律をするようで、1台は442Hz、もう一台は445Hzと彫ってありました。
ほんとにほんとに珍しいものなので、お写真を撮らせていただきました!
グランドピアノは翌日に有名なピアニストの方が弾かれるということで、ご依頼を頂きました。
長い間、調律をされていなかったので、音の狂いはありましたが、弦にサビもなくて良い状態でした。マリンバに合わせて442Hzで調律させていただきました。
お客様もおっしゃっていた通り、やはり、いい音色で、Cシリーズの温かみのある音はファンが多く、私もその1人です。
今回、マリンバという楽器に出会い、お客様に色々、教えていただいたり、帰ってからもネットで少し調べたりしました。色んな出会いがあり、色んな事を考えたり、勉強する機会をいただいたりする事に、感謝いっぱいです。
2019年06月03日
日常
こちらのブログのタイトルは
「春夏秋冬 花とチワワと日常と」です。
この「日常」は仕事のことです。
私はピアノの調律師をしています。
仕事の事はInstagramには載せていますが、こちらのブログには載せていなかったので…
今回はこの日常である仕事の事を少しだけ載せようと思います。
先日、お伺いしたお客様にピアノのお写真を載せたいとお聞きしたところ、快諾いただきました。とても感謝いっぱいです。
部屋の中で存在感を放ち、黒く重厚感のあるこちらのピアノはよく磨かれてピカピカしていました。YAMAHAのC3です。
しっとり響き渡るその音はとても耳心地よく、グランドピアノの表現の豊かさを感じます。
ご依頼主様は、コンサートや発表会の前にはとてもよく弾きこむそうです。2,3年調律をしていないとのことでしたが、その割に音の狂いが大きいと思ったのは、弾きこんでいらっしゃったからですね。
お客様で、もし、お写真を撮ってもいいよ、
ブログやSNSに載せてもいいよ、と思われる方がいらっしゃいましたら、調律にお伺いした際、ぜひ、ぜひ、教えて下さい!
よろしくお願い致します。
愛ピアノ調律
http://aipiano.html.xdomain.jp/
畑中 愛
Instagram
https://www.instagram.com/aipiano5489
「春夏秋冬 花とチワワと日常と」です。
この「日常」は仕事のことです。
私はピアノの調律師をしています。
仕事の事はInstagramには載せていますが、こちらのブログには載せていなかったので…
今回はこの日常である仕事の事を少しだけ載せようと思います。
先日、お伺いしたお客様にピアノのお写真を載せたいとお聞きしたところ、快諾いただきました。とても感謝いっぱいです。
部屋の中で存在感を放ち、黒く重厚感のあるこちらのピアノはよく磨かれてピカピカしていました。YAMAHAのC3です。
しっとり響き渡るその音はとても耳心地よく、グランドピアノの表現の豊かさを感じます。
ご依頼主様は、コンサートや発表会の前にはとてもよく弾きこむそうです。2,3年調律をしていないとのことでしたが、その割に音の狂いが大きいと思ったのは、弾きこんでいらっしゃったからですね。
お客様で、もし、お写真を撮ってもいいよ、
ブログやSNSに載せてもいいよ、と思われる方がいらっしゃいましたら、調律にお伺いした際、ぜひ、ぜひ、教えて下さい!
よろしくお願い致します。
愛ピアノ調律
http://aipiano.html.xdomain.jp/
畑中 愛
https://www.instagram.com/aipiano5489