2020年04月03日
急にリモートワークになったけれど、全然仕事がはかどらず、慣れないリモートワークに戸惑いを隠せない! まもなく実装される5Gで、どう変わる?
急にリモートワークになったけれど、全然仕事がはかどらず、慣れないリモートワークに戸惑いを隠せない!
まもなく実装される5Gで、どう変わる?
自宅にいながら、あたかもオフィスにいるような感覚で仕事をすることを可能にしてくれる
5Gの国際標準化を進める米国団体、3GPP
VR、遠隔医療、ドローン制御、自動走行など74件のユースケースを紹介
5Gが、あたり前になると、都市はどう変化していくの?
5Gは、4Gの次の世代となる第5世代移動通信システム
10Gbpsを超える通信速度
4Gの約1000倍にもおよぶ大容量化が目標!
5Gで何ができる!
観光VRに関する実証実験に取り組組んでいる観光体験
教育や仕事など、さまざまな分野において大きな影響を与える
リアルタイムで視覚情報を届けられるのは大きな効果を期待できる
遠隔会議では現状のテレビ会議よりリッチ
複合現実(MR)空間上でその場にいるかのような会議が可能
Magic Leapのウェアラブルデヴァイス
ライトフィールド光工学を活用し、デジタル光を異なる深度で生成
それが自然光とシームレスに混じることで本物のようなデジタル物質をつくりだすこともできる
これを現実世界と共存させると、遠隔地にいながら、自分をそこに投影し、あたかもそこにいるかのような会議が実現できるのです
5Gで始まる?
真のリモートワーク!
言語情報は7%
聴覚情報は38%
視覚情報は55%
コミュニケーションにおいて、人に影響を与える情報の割合です(メラビアンの法則)
日常会話で使う表情や声のトーンという非言語情報でのコミュニケーションの
93パーセントの情報をわたしたちに与えている
これまでもリモートワークを推奨する流れはあり、文字を入力するだけのチャットを使用することが多かった
チャットでは文字だけのコミュニケーションになり、つまり言語情報の7パーセントだけで働いていた
文字だけで仕事をするのは無理
第4世代で4Gになって音声での遅延が少なくなり、Skypeなどのテレビ会議が使えるようになりました
それでも聴覚が伝えられる情報は38パーセントまで
例えば
フルタイムの仕事をリモートワークにして
海外で日本の仕事をすることは現実ではかなり難しい
実現できない理由は、レイテンシー(遅延)が発生するからです
通信が大容量で安定しないと臨場感や没入感は得られません
今は、動画でミーティングはできるが、ぎこちなさを感じてしまう
通信に遅延が発生しているからで、遅延が大きいと人間は違和感を感じる
視覚情報はインタラクション
握手などの物理的な作用の情報も含まれている
コミュニケーションにおいて
視覚情報の55パーセントに遅延が発生し
解像度も低いと
リモートワークは難しい
5Gになって遅延がほとんど発生しなければ、より現実に近いコミュニケーションができて、常用的なリモートワークも期待できるようになります!
H2LのBodySharing技術とロボットアームを連携させた“BodySharing Robotics”。人とロボットが双方で物品運搬の協調作業をしたり、遠隔地の人と人とが貴重な体験を身体的にも共有することが可能
5Gで変わる仕事!
5Gはオフィスや会議室の様子を一変させる?
5GやAR、VRといった技術を活用
室内に身体の動作を伝達するVRデヴァイス
生体認証センサー
専用のPC
スキャニング
360°曲面ディスプレイを組み込むことで
これまでのオフィスとほとんど変わらない環境を家の敷地内に再現する
身体動作による遠隔操作や、遠隔からの身体へのフィードバックを自らの身体に与えることができ、これが可能になると、将来的には遠隔地にいるロボットを
リアルタイムの自分の動きに合わせて動かすことができたり
美容師、医師などの直接身体同士が触れ合う専門職でも遠隔業務を遂行したりも可能になるFirst VRをつけ、手の動きをリモートに伝えることが可能になる
遠隔地のオフィスにいるロボットが自分の動きに合わせてピッキングしたり棚卸しをしたり
遠隔にいながら、物理的に遅延なく操作できるようになる
現段階ではアームのみ、足となるモーターをつければ移動も可能になる
これによりオフィスの様子もガラリと変化する!
視覚情報の分野でも、3Dホログラムなどで、会議にロボットやホログラムで参加したりと、自宅にいながらできることは増えていきます
FirstVRは、世界初のアクティヴセンシング技術を搭載
腕にFirstVRのコントローラを巻く
14チャンネルの光学式筋変位センサー群が前腕周囲の筋肉の動きを検出し
この筋肉の動きをAIシステムに短期学習させることでセットアップ時間を大幅に短縮しながらユーザの手の動きを検出することから、VR/AR初心者でも気軽に使用できます
スマートフォンがあればすぐに最新技術のVR/AR体験をできる
5Gで変わる観光!
玉城がドコモと研究を進めるのが、観光VR
沖縄県名護市と那覇市のドコモ5GオープンラボOKINAWAでトルソーと呼ばれる人間の上半身の模型にカメラを取り付け、カヤックの推進力を伝えるために、物を前に押し出す装置であるスラスターを取り付け、遠隔地にいながらパドルを動かすとカヤックを操作できます
同時に水の抵抗感を感じることができ、臨場感や没入感を出す為に、遅延を出さずにインタラクションできるよう、お尻の部分にもカヤックの揺れを再現し、固有感覚を提示しています
手や足が曲がるという位置覚
重い物をもつ抵抗覚や重量覚という固有感覚の伝達を研究
これらを感じることができれば,その場にいなくても、臨場感を得られる
5Gで変わるエンターテインメント!
5Gが普及することによりインタラクションの遅延がなくなることがユーザー視点でメリットです
これまで動画をアップしてコメントするだけだったものが、相互にコミュニケーションする様子を配信する
これまではゲームをするときに高度なグラフィックボードを組む必要があったのが、5Gは大容量通信が可能なので、ユーザーの操作処理をクラウドに上げ、クラウド上で高度な処理を済ませたグラフィックの結果だけをスマートフォンに戻すことが可能になります
デヴァイス自体が高性能でなくても、高速・大容量の5Gを使えば
クラウド上で処理された結果をスマートフォンに返すことができる
これまでのストリーミングサーヴィスがインタラクティヴになる点
高速計算処理をいったんクラウドに上げて処理できるという点
ユーザーによってはいちばん大きな変化を感じるポイントになるでしょう
5Gは高速・大容量なので
世界中のどこからでもアクセスできるクラウド上のVR空間
3Dデザイン共有や共同制作をすることが可能に!
5Gの課題は?
働き方、観光、エンターテインメント、医療やモビリティなど、これからの生活は5Gによって変化していくことは間違いない
今後、リモートワークが可能になっても、文化が急に変化するわけではない
ユーザーが変化をどう受け入れていくか次第です
日本ではデジタルビジネスの文化がすでに出来上がっていて、テレビ会議の作法、メールの送り方
これらの文化に、5Gがもたらす新しい文化をどう受け入れていくのは、実はデジタルビジネス後進国のほうが導入は楽!
日本は導入事例を増やしていくといった地道な努力が必要になるでしょう
観光といえばバスツアーという文化があるなかで、どうやってリモート観光を受け入れてもらえるのかと、あらゆる面での社会的受容が課題となるでしょう
5Gという急速に変化するテクノロジー!
どう使うかはこれからの人間の課題なのです
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