2020年02月17日
年金受給見込み額17万円だけ! 親の世代と違って、老後が不安? 貯金もできてないし、どうしよう!
年金受給見込み額17万円だけ!
親の世代と違って、老後が不安?
貯金もできてないし、どうしよう!
年金受給額の減少
受給年齢の引き上げ…国民の不安を煽る
報道・情報に溢れている現代、テレビも、難しい問題を取り上げるばかりで、具体的な解決策がわからない?
両親や祖父母は、年金で充分に暮らしが成り立っていたよね!
お金の存在の仕方や価値としてのあり方を変えてきた現在
キャッシュレス化が進みつつあり、財布から現金を出すことも減ってきました
預貯金でお金を保有するよりも、投資をしようという風潮も流れてきています
投資信託をはじめとした資産運用をする人も増え、最近のマネーリテラシーの変化は、目まぐるしいものがあります
両親や祖父母の時代から、お金の価値が変化したのと同様
お金との付き合い方も大きく変わってきています
将来の自分のためにも、お金に関する知識はしっかり身につけるべき時代になったのでしょう
お金の知識とは、何を思い浮かべる?
老後2000万円問題
メディアがこぞって、何はともあれ老後はお金が必要らしいという過剰な不安だけを振りまいただけで!
自分はどう対策すべきか、自分はどんな対策を打てるのかという具体策はわからないままです
老後2000万円問題の意外な落とし穴?
結局なんなの?
知識さえあれば、計画性をもって解消することも可能です
Aさんは、定年まであと10年もない会社員
今まで、老後資金について、自分事と思はず、老後の暮らしには2000万円準備するのが望ましい
国が発表するぐらいだから、必要なんだろう?
でも、両親や祖父母は、年金で暮らしが成り立っています
なので、きっと自分も何とかなると、世の流れを漠然と受け入れてき
家族構成は、同い年の妻と大学生の子ども2人、計4人家族
今は収入と支出が同じくらいで、貯金をまったくできない状況
2人の子どもが大学を卒業するころには、
蓄えが200万円ほどにまで減る?
定年時には退職金が1500万円程度とすると、預貯金が減らないとしても、蓄えは1700万円
老後に必要な2000万円には足りません
大した預貯金はないし、今後もできそうにない!
現実を知れば知るほど、将来の不安は増すばかり!
老後に必要なお金を貯められるでしょうか?
今、具体的にどうすべきでしょうか?
実は、老後には絶対2000万円がないと生きていけないと思い込んでしまっている人が多いですが、そんなことはないです
2000万円問題の前提となったのは?
老後の生活費を年金だけ賄おうとすると、5.5万円不足という統計なのです
人生100年時代を夫婦2人で生活したら(5.5万円×12ヵ月×30年)のもと、算出された数字が、2000万円
50歳以上の年金定期便では、65歳からの年金受給見込み額が書かれています
Aさんの年金受給見込み額は約17万円
奥様の分を足すと、約23万円
税金や健康保険料などを差し引くため、実際は、表示された金額の15%ほど少ない額
だから、その手取りと支出の差額が、老後に補填するべき金額なのです
今の生活費に毎月およそ30万円
差額は7万円(23万円−30万円)
年間で84万円ほどを切り崩した生活
老後の30年では、2520万円必要となる計算
支出を見直しながら、年金暮らしまでに差額を4万円ほどに減らせたら?
老後に必要な生活費は、1440万円でよいことになります
老後必要な金額というのは、
いくらの収入を得られるか
どのような暮らしをするか
によって、大きく異なります
65歳を過ぎてもアルバイトなどで3万円程度の収入を得られたら
無理に生活費を下げなくても、3万円を補填した暮らしが可能です
生活費を抑え、補填額が少なく済むようであれば、もっと少ない老後資金でも問題ない訳です
一点だけ、現状の生活防衛資金が十分でない場合は、留意すべきです
生活防衛資金
体調を崩したり、生活上必要不可欠な高額なものが壊れたりする
万が一の事態に対処するための資金のこと
少ない額からでもいいので、不要な支出を今からカットし、毎月この資金を貯金することは大切
老後の支出を抑える生活に直結するので、準備が早すぎることはないです
漠然とした不安が
段階を追って具体性を持った問題へと変われば
不安は軽減され、自分の将来が不透明でも、
表面的な部分に飛びつき不安になるのは、本当に無意味なことなのです
貯金が一番という日本人特有の凝り固まった思想!
今の時代、かなり危ない考え方でしょう
老後の不安を解消する自分なりの資産運用!
私たちの親や祖父母の時代では、5%も7%も利息がつく時代でした
今の預金金利は0.001%(大手銀行の普通預金金利)
たとえ額面の金額は変わらなくても、インフレによってお金の価値、自体が下がっていく危険性もあります
投資信託やETF(上場投資信託)などにまつわる知識を身に付け、実際に正しく運用すれば、運用2〜5%の利回りを狙えますが、リスク(不確実性)は伴います
だからといって一括りにやらないと極端に捉えるのではなく、まずは少額からやってみる
自分に合った対策を、バランスよく模索してみる
老後のためにお金を増やしたいと思うのなら、自分で受け入れられる分だけのリスクを明確にし、投資を行うかどうかを検討してみるのもありでしょう
お金に関しての情報は
年々アップデートされたり、新しい事柄が出てきたり、逐一すべてを知っておく必要はなくて、生活に必要な情報は、ニュースで流れたり、インターネット上で話題になったりと、入手しやすいので、少しでも関心を持ち、大まかな知識だけでも蓄え、自分がお金について困ったとき、正しい選択する材料になるのです
3年、5年、10年後に、後悔しないためにも、今考えるべきこと、気付くなら早いうちなのでしょう
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