2019年11月02日
昨年、結婚・出産、自己都合、会社都合などで会社を辞めて失業中の人や 退職後に再就職した人は、確定申告をすればお金が戻ってくる可能性がある?
退職した人は確定申告が必要?
その理由とは
昨年、結婚・出産、自己都合、会社都合などで会社を辞めて失業中の人や
退職後に再就職した人は、確定申告をすればお金が戻ってくる可能性があります
退職後、再就職しなかった人・失業中の人は
確定申告で税金を取り戻せる
昨年、会社を辞めて再就職しなかった人、失業中の人は
確定申告で給料から源泉徴収で引かれていたお金を取り戻すチャンスです
勤務先が行っている年末調整で、払いすぎていた所得税が返ってきていましたが、
会社を辞めてしまった人は年末調整の対象から外れていますので、確定申告をして、税金を取り戻す必要があります
確定申告に用意するもの
・辞める時にもらった源泉徴収票
・社会保険料控除証明書
・生命保険料控除証明書
・確定申告書A
・銀行口座番号
・印鑑
控除されるものは
年末調整により収入から控除されるはずだったお金を、確定申告で処理し、課税所得が減れば、納めすぎた税金が返ってきます
税金から引かれるおもな所得控除は
・誰でも引かれる基礎控除、38万円
・会社員のいわゆる経費として引かれるお金、給与所得控除
・生命保険料控除は、1年間に払い込んだ金額で控除される額が決まります
・会社にいた時に給料から天引きされた健康保険、厚生年金のお金と、
退職後に自分で払った国民年金、国民健康保険等の
お金の合計が社会保険料控除として差し引かれます
・合計所得76万円未満の配偶者がいる場合は、配偶者特別控除
・合計所得38万円未満の配偶者がいる場合は、配偶者控除
・扶養している16歳から23歳の子供や、70歳以上の親などがいる場合は、扶養控除
昨年、退職後に再就職した人は確定申告が必要なことも
昨年、退職後に再就職した人でも、確定申告が必要なケースがあります
新しい会社に前の会社でもらった源泉徴収票を提出し、まとめて年末調整してもらいますが、確定申告の必要があったり、確定申告したほうがお得なケースは
1、失業中に自分で社会保険料を払った
前の会社を辞めて、国民年金や健康保険のお金を自分で払った人
源泉徴収票に書かれているのは、会社にいた時のみの社会保険料の為、失業中に自分で払った分は、年末調整の対象にならないので、確定申告をします
2、失業中にバイトをした
年末調整の対象にならないので、バイト料が20万円超なら確定申告します
(20万円以下なら確定申告をする必要はない)
しかし、確定申告をすれば源泉徴収で引かれたお金が戻ってくるケースもある
失業中に受け取った(失業給付金は、非課税ですので確定申告をする必要はない)
退職金をもらった人は確定申告が必要
退職所得の受給に関する申告書を会社に提出しなかった人
20.42%の源泉徴収をされていますので、確定申告をしましょう
退職所得の受給に関する申告書を会社に提出していれば、
退職金を受け取る前に税金が引かれているので、確定申告の必要はない
しかし、確定申告すれば、いろいろな控除により所得が減り、先に納めた税金が戻ってくるケースもある
会社員時代は縁のなかった確定申告ですが
申告をすればお金が戻ってくるケースはたくさんあります
国税庁のタックスアンサーを参照すれば分かりやすいです
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