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2019年10月30日

トヨタ自動車のエンブレムに込められたメーカーの想いとは?


トヨタマークに込められた意味!?
車のエンブレムデザインは、時代とともに変わりますが、役割は変わりません
自動車のボンネットやフロントグリルでキラリと輝くエンブレム
車のエンブレムは、その車がどんな車であるのかを示しています
クルマには自動車メーカーのシンボルである、ロゴマークが配置され、車種によっては専用のエンブレムもあります
トヨタ自動車のエンブレムに込められたメーカーの想いとは?
エンブレムは時代とともに変化します
現在のトヨタのエンブレム
1989年に会社創立50周年記念に発表されたエンブレムで、遠くからでもトヨタのクルマ
だとわかること
他メーカーのクルマと並んだときに、いっそう輝いて見える強い個性があることをテーマにデザインされました
企画から約5年もかけて生み出されました(一大プロジェクト)
*左右対称に組み合わされた3つの楕円
*トヨタの頭文字の T を表し
クルマにとって象徴的なステアリングホイールを表し
外環の楕円はトヨタを取り巻く世界をイメージしている
トヨタ自動車は海外での認知度も高まっていた為
その点も考慮したエンブレム作りがされました
楕円を描く線の太さに強弱があります
これは、毛筆からヒントを得たもので、日本らしさを感じられ、存在感のあるマークを目指したそうです



会社創立当初の1935年は、トヨタではなく豊田(とよだ)自動織機製作所の自動車部でしたので、ローマ字のTOYODAで表しており、デザインももっと角ばっていました
カタカナのトヨタを円で囲んだ旧トヨタマークが採用されたのは、1936年に一般公募され、カタカナのトヨタを丸で囲んだマークが採用され、現在ののマークに変わるまで、53年もの間、社章として親しまれました
トヨダからトヨタへとなった背景
1. 商業美術的に見て、濁点を付けないほうが
さわやかで、言葉の調子(音の響き)も良い
2. 画数が8で縁起が良い
3. トヨダ(豊田)という人名から離れ、
個人的企業から社会的存在への発展の意味を含める



トヨタを代表する車種であるクラウンは初代からモデルチェンジの度に、専用の王冠エンブレムを装着
初代クラウン(1955年)は、金色とワインレッドのまさに王冠
2代目クラウンから、 現在のように王冠のマークが図案化されました
現行の15代目(2018年)クラウンのエンブレムは、シルバーをベースに始動中は青色に光るギミックが施されています
エンブレムはその車がどこの自動車メーカーの製品かを示すことは、昔から変わっていませんが、デザインは時代のトレンドなどに影響を受けて変わり、将来、各自動車メーカーのエンブレムも新しいものが採用されるのかも知れませんね



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