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posted by fanblog

2019年08月17日

資産形成についてのアドバイスは 保険などの金融商品を売っている人から、 聞いてはいけない?


保険などの金融商品を売っている人から、資産形成についてのアドバイスは聞いてはいけない!
アドバイザーではなく販売員だから、資産形成をするときに避けなければならないのは人のリスクです!
彼らは、われわれの仕事は保険を売ることではない、保険でお客様を守ることだ中立的なアドバイザーを装う営業マン
本当に顧客本位ですか?
資産形成のアドバイスの際、コストが安くて、効率的なもっといい方法があるのに、それをお客様に知らせない!
例えば
老後が不安だから今から少しずつ運用をしていきたいという人には、個人型確定拠出年金のiDeCo(イデコ)、つみたてNISA(少額投資非課税制度)を利用すれば低コストで長期分散投資ができるが、
そんな選択肢を与えず、自分の売りたいものを売る
中立的なアドバイザーを装って、金融商品を売ることを目的としている仕事



Aさん34歳・会社員は、会社に選択制の確定拠出年金(DC)が導入されたが、メリットもよくわからず、お金について苦手意識があり、勉強するつもりで、紹介されたFPに資産運用の相談
FPは、最初は自分も資産運用についてはまったくの無知だったが、必要に迫られることがあり勉強を始め、人生が変わったので自分と同じように、お金のことがわからず困っている人を救いたいと思い、FPの仕事を始めたそうです
親近感を覚え、この人なら最善の方法を教えてくれる!と思いましたが、
資産運用の相談をするつもりだけだったのに、結局、米ドル建て養老保険、米ドル建て終身保険、変額保険、死亡時に年金のように毎月保険金が支払われる収入保険、仕事ができなくなったときに一時金が出る就労不能保険の5つの保険を契約しました



熱いセールストークで5種類もの保険に加入をすることに!
こんなに保険が必要なのかしら?
5つも保険を勧めたFPも、私の仕事は、お客様を守ることだと本気で思っているきっとそのように教育されそれを信じ、熱意を持って語るからこそ、説得されて契約に至ったのでしょう
保険なら、結婚、出産育児など今後のライフイベントや老後資金を貯めながら、病気やケガで仕事ができなくなった場合も、障害や死亡時のリスクも、すべて賄えますよ
Aさんは独身で、契約した5つの保険のうち、就労不能保険を除く4つの保険金の受取人は、お母様になっていましたが、両親ともにお仕事をしていて、Aさんに万一のことがあっても、遺族が経済的に困ることはありません
Aさんは会社員なので、病気やケガで仕事ができなくなっても、健康保険から傷病手当金を受給でき、障害状態になったとしても、3級から障害厚生年金を受給できるので、さらに自助努力で私的保険を持つ必要はなく、自身の今後のライフイベントに備えて、しっかり貯蓄していくほうが大切
お金を貯めることが目的になら
保障と運用商品がセットになっていて両方にコストがかかる保険よりも、
低コストのインデックスファンドで、非課税優遇のある口座でお金を増やしていく方が効率的
Aさんの利益を最優先に考えて資産運用を勧めるなら、
DC制度やつみたてNISAで長期・分散・低コストの運用を案内するべき
自分で投資してもうまくいくとは限らないけれど、外貨建て保険なら必ず増えます
今後の円安に備えて外貨を分散して持つことは大切
DC制度は60歳まで引き出せないが、保険なら必要になったときに引き出せますし、もし保険料が払えなくなっても、払った分を運用し続けることができ、元本割れしないところまでは頑張って保険料を納めましょうねと勧められた
しかし、外貨建て保険は高コスト、持つ必要はないです
外貨建て保険で保証されるのは外貨ベースですので、為替の動向次第で、円で受け取ったときに元本割れする可能性がある
資産の一部に外貨建て資産を持つことは大切だが、高コストな外貨建て保険で持つ必要はない
外貨は、円と交換するときの値段が変動しているだけで、金利は生むものの、それ自体が価値を生み出しているわけではないのです
低コストのインデックス投信で海外株に幅広く投資をすれば、長期で企業価値が大きく高まることで、通貨下落を補ってなお収益を得られるケースがあります
保険なら必要になったときに引き出せる=契約者貸付
契約者貸付は、解約返戻金の一定範囲で借り入れができる制度ですが、あくまで借り入れなので、利息を支払います
契約者から徴収した保険料は、将来の保険金支払いのために契約者全体の共同の準備財産として、生命保険会社が管理運用しているからです
保険料が払えなくなっても、払った分を運用し続けることができる=払い済み保険にすること
もし保険料を支払えなくなったら
元本割れしないところまでは頑張って保険料を納めましょうは苦しい言い訳
保険は、契約後一定期間内に解約をすると、解約控除が積立金から差し引かれます、普通預金のいつでも出し入れ自由と保険は違います
将来支払えない可能性があるなら、保険は契約すべきではありません=顧客本位
保険も1つのお金の置き場所で流動性が低いということを、Aさんに教えてあげるべきだったのでは?
投資+保険=一石二鳥は大きな間違い
契約した保険、米ドル建ての保険料を1ドル=110円として計算すると円建ての保険料と合わせて、毎月約3万4000円
Aさんは今は保障を持つ必要はないので、保険は全部解約し、このお金をつみたてNISAで国内外のインデックスファンドで運用していくのが、良い方法でしょう?
会社の選択制DCも利用すべきですし、自分で上乗せ拠出ができるのなら上限まで使うが良い
Aさんは、自分で、投資信託を買って運用する知識や勇気がなかったので、代わりに投資をしてくれて、さらに保険もついてくるならそれでもいいのではないかと思った
貯蓄性の保険なら、少し損をすることになっても、掛け捨ての保険のように、何事もなければ支払った保険料は無駄になるわけではないからと考えた
しかし、公的保障のあるAさんは私的保険に加入する必要は、今はなく、必要のない保障を持って、その分運用益を毀損するのはもったいない
保険は、結婚して子どもができたときに考えればよいのではないでしょうか?



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