2009年05月09日
『翔儀天使アユミ〜成淫連鎖』 琴・ショルーノフ&吟・ショルーノフ編 (前編) part7
(き、きもちいい!きもちいいぃ!!ああぁぁあたまがバカになるうぅぅ!!)
今まで嫌悪感と痛みしか感じなかった体中を埋める触手が、脳天が抜けるほどの爽快感と悦楽をもたらしてきている。体中から体液という体液がドドッと噴き出し、生暖かい滝となって下にいる琴に降りかかってきた。
「キンちゃん……!」
自分の上で今まで気丈に頑張ってきた妹が、突然壊れた笑みを上げて獣のような雄叫びを上げ快楽を貪り始めたことに、琴は言葉にならない焦燥感を感じていた。
いつも勝気で毒舌家で琴のこともよく馬鹿にしながら、それでいて頼りなげな自分を守ってきた妹が今まで見たこともないような淫らな姿を晒していることが琴は受け入れることが出来なかった。
「キ、キンちゃん!キンちゃん!!お願い、しっかりしてぇ!!」
「あっあっあっ!きも、きもきもきもちいいぃぃいぃぃっ!!!」
琴の必死の呼びかけにももう吟は答えられない。吟は脳内で爆発する快楽に完全に我を忘れ、それを感じ貪ることしか出来なくなっていた。
「うふふ…、馬鹿な真似をするからよ、吟ちゃん」
「でも、今の吟はとっても可愛いね。いっつもツンツンしている吟に比べて、よっぽどいいよ」
「もっと、もっと蕩かしてあげますわ。もう元には戻れないくらいに…」
同級生でよく鉢を合わせている歩美、喬、圭は吟の変わりように満足そうに溜飲を下げ、吟の体をグチュグチュとかき回していた。
その度に、吟の肢体はビクンビクンと大きく跳ね、その動きが使徒たちが挿している触手を刺激する。
「うぅん……あ、歩美ぃ……ボ、ボク…」
「お姉ちゃん……、もう、我慢できないかも……」
喬と風子が歩美に切なげな視線を向けた。見ると、他の使徒たちも大なり小なり顔を赤く染め体をぷるぷると細かく震わせている。
「ふふ…、じゃあ一回出してみようか。吟ちゃんの体中の穴という穴にさ」
実際、歩美もそろそろ体の奥からこみ上げてくるものを我慢するのが限界に達しようとしていた。
歩美の許しを得た彼女達は今まで抑えてきたものを一気に解放するかのように体を大きく反らし、欲望の滾りを触手に乗せて吟に向けて流し込んだ。
そしてそれが吟に達した時、吟の体の中へ大量の淫液がドクドクと注ぎ込まれていった。
"ブシュウウアアアァッ!!"
それは子宮、直腸、乳腺、口内といったところだけではなく、体中に開いた汗腺、そしてもちろん脳内に入り込んだ歩美の触手からも大量の噴出が起こっていた。
「ぴ、ぴぎいぃぃっ!!」
全身体内はおろか、脳味噌にまで熱い噴流を受けた吟は人間が発したとは思えないような奇怪な悲鳴をあげ、その顔を快感に戦慄かせながら達し、あっという間に意識を失って琴の上に倒れこんできた。
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