実は強くなった
皮膚が固くなり
迫り来る赤い血潮がさらに勢いをつけ強くなった
赤いゾンビが人を襲うことはない
赤い稲妻が同時に頭上に落ちただけ
もう死ぬことは無くなった
生きてりゃ強くなるのは当たり前
弱くなった私がついに赤いゾンビになり
迫り来る赤い血潮も勢いを弱め
死ぬことは無くなった
無くなったのに蘇る
何度も蘇る
しかも蘇った後に赤い花を咲かす
相当強くなった
2019年06月11日
2019年06月10日
レゾナンス
ストレスの当たるところを変換してはいけない
歌や言葉で間接的に攻撃してはいけない
好きに歌えばいいし
思ったことを言えばいい
それを実現できない
実は一つも悪いことなど無かったから
歌や言葉で間接的に攻撃してはいけない
好きに歌えばいいし
思ったことを言えばいい
それを実現できない
実は一つも悪いことなど無かったから
2019年06月08日
アルカナイト
あるのかないのかそこは曖昧にしてはいけない
欲しいものは欲しいと言う
いらないならいらないと言う
そこをはっきりとさせなければ歩かなければ
欲しい時に欲しいと言えない
いらない時にいらないと言えない
ん?
俺はアンモナイトの実物が欲しい
欲しいものは欲しいと言う
いらないならいらないと言う
そこをはっきりとさせなければ歩かなければ
欲しい時に欲しいと言えない
いらない時にいらないと言えない
ん?
俺はアンモナイトの実物が欲しい
2019年06月07日
セミプロ
だからお前はセミプロだって言われる
いつまで経っても
馬鹿にされる
もうすぐ蝉が鳴く季節
そのまま夏の終わりと共にくたばっちまえ
すると馬も鹿も走り出す
馬鹿になる
いつまで経っても
馬鹿にされる
もうすぐ蝉が鳴く季節
そのまま夏の終わりと共にくたばっちまえ
すると馬も鹿も走り出す
馬鹿になる
2019年06月06日
U・S・J
日本に住んでいるだけでUSBコネクター無料でプレゼント
意外とそういうのが後々効いてくる
日本に住んでて良かったと思う瞬間は多々ある
意外とそういうのが後々効いてくる
日本に住んでて良かったと思う瞬間は多々ある
2019年06月05日
アルミナイト
馬の骨が宝石色に輝く
化石だろうとなんだろうと
ただ白骨化した死体でさえも
あるのかないのか
わからないまま死んでいく
どこかの馬の骨か豚の骨か
わからないまま死んでいく
あるのかないのか
馬か豚か見極めたい
化石だろうとなんだろうと
ただ白骨化した死体でさえも
あるのかないのか
わからないまま死んでいく
どこかの馬の骨か豚の骨か
わからないまま死んでいく
あるのかないのか
馬か豚か見極めたい
2019年06月04日
赤潮
深い海へ潜ると赤いプランクトンは暗がりを求める
ネオンライトの灯りやターミナルビルのターミネーター
赤潮はそれでも止まらない
暗がりの水辺に身を馳せるように
濡れては潜る
潜れば瞬く
真夜中の赤潮
LEDで造られたような血が好き
ネオンライトの灯りやターミナルビルのターミネーター
赤潮はそれでも止まらない
暗がりの水辺に身を馳せるように
濡れては潜る
潜れば瞬く
真夜中の赤潮
LEDで造られたような血が好き
2019年06月03日
treasure
現実と理想の間に生まれた生き物は
宝を探すしかない
森の中 都会の中
声だけが聞こえる森の中
無音の雑踏
宝を探すよう命じる
足音だけが聞こえる
暗闇をさ迷う
深海へ投下された漁網
両生類のカエルやサンショウウオなどは死ぬ
宝を見つけられずに
音楽を鳴らす
マラカスを両手に持って
楽園をさ迷う
宝を探すしかない
森の中 都会の中
声だけが聞こえる森の中
無音の雑踏
宝を探すよう命じる
足音だけが聞こえる
暗闇をさ迷う
深海へ投下された漁網
両生類のカエルやサンショウウオなどは死ぬ
宝を見つけられずに
音楽を鳴らす
マラカスを両手に持って
楽園をさ迷う
2019年06月02日
リリックス
野花のデッサン
必要なものを買い揃えた後は自分の家に帰る
終わりがないことに悲観していた
幸いにも終わりは来る
いつも楽観していたように
始まりも来る
友人のように
もう終わった
文書を読み返す
改行や空白を
どんなことを書くのか未だにわくわくしながら
取り揃えに行く 買い物客みたいに
必要なものを買い揃えた後は自分の家に帰る
終わりがないことに悲観していた
幸いにも終わりは来る
いつも楽観していたように
始まりも来る
友人のように
もう終わった
文書を読み返す
改行や空白を
どんなことを書くのか未だにわくわくしながら
取り揃えに行く 買い物客みたいに
新発見
もう1つの地球があれば
この世の食べ物好きに食べていいし
樹木も好きなだけ伐採し
海は浴槽みたいにしていい
ヤシの木の上でくつろいでていい
青い空を仰ぎながら
ただ地球は青くなかった
もう1つの地球があった
この世の食べ物好きに食べていいし
樹木も好きなだけ伐採し
海は浴槽みたいにしていい
ヤシの木の上でくつろいでていい
青い空を仰ぎながら
ただ地球は青くなかった
もう1つの地球があった