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2017年04月27日

【医療】「糖質制限」で末期がん患者の8割が改善 衝撃の研究結果

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◆「糖質制限」で末期がん患者の8割が改善 衝撃の研究結果

「三大治療」と呼ばれる手術、抗がん剤、放射線によるがん治療は日進月歩だが、「末期がん患者の8割が改善された」という衝撃の研究結果が発表された別の治療法がある。
意外なことにそれは、最新技術とは一切無縁の食事療法だった。

主食のご飯やパン、麺など炭水化物に多く含まれる糖質の摂取量を減らす食事法「糖質制限」は、糖尿病患者などに効果があることで知られるが、がん患者への効果を示すエビデンスはこれまで存在しなかった。
そんな中、糖質の摂取量をゼロに近づける“究極の糖質制限”になると、がん治療にも効果が見られたという臨床研究データが発表された。
大腸がんや乳がんなどステージIVの末期がん患者を対象に、世界初の臨床研究を行なったのは多摩南部地域病院外科医の古川健司氏(医学博士)である。

古川氏が語る。
「がん細胞は炭水化物から合成されるブドウ糖を栄養源としています。
しかも正常細胞の3〜8倍のブドウ糖が必要。
ならば、それを断つことでがんの進行を抑制できないかと考え、2015年1月に研究を開始しました。

19人の末期がん患者に抗がん剤などの既存の治療と、糖質制限による食事療法を3か月続けたところ、予想以上の効果が出た。
がんの症状が消失した完全寛解が5人、がんが30%以上消失した部分奏効が2人、進行を制御した例が8人、一方で病状が悪化した例は3人という結果でした。
完全寛解率28%、部分奏効や進行制御も含めた病勢コントロール率(治療効果のあった患者割合)は実に83%に達しました」

患者の大半は三大治療では治る見込みが薄かった末期患者であることを考えると、驚異的な数字といっていいだろう。

※週刊ポスト2016年12月2日号

(▼記事を一部引用しました。全文はリンク先の記事ソースでご覧ください)

NEWSポストセブン 2016.11.22 16:00
http://www.news-postseven.com/archives/20161122_468134.html


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糖質制限を支えてくれたあるモノとは?









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【糖質制限】ダイエット「糖質制限やめたほうがいい」理由 炭水化物を抜くと食物繊維の摂取量も低下する

【糖質制限 結局いいのか、悪いのか】ダイエット「糖質制限やめたほうがいい」理由 炭水化物を抜くと食物繊維の摂取量も低下する
zakzak 2017.04.25
http://www.zakzak.co.jp/health/doctor/news/20170425/dct1704251530002-n1.htm

 「糖尿病の患者さんが血糖値を抑えるために糖質制限がある程度必要なのはわかります。ただし、ごはんなどの炭水化物には糖質だけでなく、食物繊維も含まれています。炭水化物を抜くと、食物繊維の摂取量が減り、必然的に高脂肪や高タンパクの食事になる。腸にとってはまったくいいことがありません。ダイエットとしての糖質制限はやめたほうがいい」

 こう忠告するのは、『「炭水化物」を抜くと腸はダメになる』(青春出版社)の著者で、4万件以上の大腸内視鏡検査を行ってきた松生クリニックの松生恒夫医師だ。

 食物繊維は三大栄養素、ビタミンやミネラルに次ぐ第6の栄養素といわれる。便通をよくしたり、余分なコレステロールをぬぐい取り、大腸がんのリスクを下げるほか、HA1c(ヘモグロビン・エーワンシー=糖尿病の血液検査で重要な数値)の改善効果もあるといわれている。

 しかし、近年は日本でも肉類や乳製品を多くとる北欧米型の食事が定着し、多くの日本人が厚生労働省の推奨する食物繊維摂取量を下回っているのだという。

 「ただでさえ、食物繊維の摂取量が減っているのに糖質制限でさらに炭水化物をとらないのは、大腸がんや慢性便秘症など他の疾患の原因を自らつくるようなものです」(松生医師)

 現実に、食物繊維の摂取量低下が進むに従い大腸がんは急増し、がん死の死亡要因では2015年現在で女性で1位、男性では3位まで上昇している。食事文化の大きな変化により、今の日本人の腸内環境が一昔前に比べて悪化しているのは明らかであろう。

 これを改善していくには、食物繊維の多い大麦や雑穀などを白米に加えるなどして昔ながらの食事に戻し、不溶性食物繊維(穀類や根菜類など)と、水溶性食物繊維(海藻類など)を2:1くらいのバランスでとることだという。

 「特に大麦は、不溶性食物繊維であるβ−グルカンが多く含まれ、β−グルカンには血中コレステロール抑制低下、血糖値上昇抑制等も認められているので、血糖値が気になる方を含めお勧めです」(松生医師)

 なかでも大麦のもち米版ともいえる「もち麦」は食感がもちもちしていて味もおいしいと、静かなブームになっている。

 「糖質制限を推進している人たちは、食物繊維のことなど都合の悪いことは一切語りません。ご自身で人体実験をやるのは一向にかまいませんが、糖質制限ですべて解決するかのように話し、大腸の病気の人を増やすようなことはやめてもらいたい」と松生医師。

 肥満や糖尿病は避けたいが、食物繊維を抑えて高脂肪、高タンパクの食事をとり続けたすえ、命にかかわる病気になってしまっては元も子もない。やはり何事もバランスが大事ということだろうか。 (吉澤隆弘)

本当に身体が喜ぶ【糖質制限との向き合い方】初めてみませんか?





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