2015年11月03日
UIとUXのつがいについて考えてみた
5分でわかるUIとUXの違い
ここ数年、UXという用語をよく使うようになりましたね!
今回は最近浮上した『UX』と以前から使われてた『UI』について話したいと思います。
(UI・UXは色んな分野で幅広く使われてる用語ですが、ここでは主にモバイル分野を前提に話します。)
UI(User Interface)とは
広い意味で『Interface:インターフェイス』は人の世界と物の世界の接点・コミュニケーション空間を意味します。
人はインターフェイスを通じて目に見えない機能を視覚的にみて操作してコミュニケーションします。
『User Interface:ユーザインターフェイス』はこのようにユーザとデジタル機器とのコミュニケーションがうまくできるように手伝ってくれるOS・アプリ画面などを意味します。
iPhoneのアプリのリンクが今のようなアイコンではなくてテキストだと想像してみましょう。
色々なアプリの中から写真アプリを見つけて立ち上げるまでの時間が今よりもっとかかると思いませんか。
あと、アイコンとアイコン間の余白がなかったら?
間違って違うアプリを立ち上げてしまうことも頻繁におきるようになりますね。
UIデザインはこのような不便がないようにユーザとデジタル機器とのコミュニケーションをより早く、より便利に、より正確に出来るようにすることです
UX(User Experience)とは
『User Experience:ユーザエクスペリエンス』は
ユーザが特定のサービスを使ったときに得られる経験や満足など全体を指す用語です。
例えば、iPhoneの『Pinch:ピンチ』は、タッチパネルに2本の指を乗せ、画面上の対象物を拡大縮小します。
2本の指を画面上に載せてその間隔を縮めると、画面上に表示されている画像を小さく表示することなどができます。逆に、2本の指を画面上に載せて指と指の間を広げると画像の表示を拡大することなどができます。
スマートフォンは画面が狭いのでユーザにとっては本当に必要な機能です。
『Pinch』は、iPhoneを初めて使うユーザには全く新しい経験ですが、ユーザの行動や無意識をちゃんと把握して行動をデザインしたので、ユーザは説明や勉強をしなくてもストレス無く、直感的に『ピンチ』という体験ができます。
いいUXデザインの一例ですね。
『Instagram』は写真を通じて友人と日常を共有するアプリです。
撮影した写真をユーザの気分・テイストに合わせてフィルタで加工し、その写真を友達と共有することでユーザは『かわいい写真になった。うれしい!』『この写真をみんなにみせよう!みんなの写真も見たいな。たのしい!』等の感情を体験するようになります。
UXデザインはユーザがサービスの目的に共感して、上記のようなポジティブな体験・満足を得られるようにユーザの感情・行動・態度をデザインすることです。
最近では、顧客に感動を与えてリピートさせるなどの話がありますよね!
例としてコンバージョンページに何かしらの感動を与えて顧客にいい体験をさせるなど。。。
最後に
UIとUXが大事なのは特にデザイナーだったらみんな分かってると思います。
タイトなスケジュールに追われるようになっても、ユーザの立場から考える『UI/UX』を心がけるようにしましょうね!
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