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2024年01月25日
1月25日誕生石猫【首輪物語】猫とサードオニキス(幸せな結婚)
猫のミーは、今日が誕生日だということを知っていた。毎年、飼い主のカナさんは、ミーにサードオニキスのペンダントをプレゼントしてくれた。サードオニキスは、1月25日の誕生石で、幸せな結婚を象徴するという。ミーは、カナさんと一緒に暮らすことがとても幸せだった。カナさんは、ミーに首輪型高機能デバイスをつけてくれた。そのデバイスは、スマホでミーの運動量や体調を管理してくれる便利なものだった。
しかし、今年は違っていた。カナさんは、仕事で海外に行くと言って、ミーをペットホテルに預けた。ミーは、寂しくて仕方がなかった。カナさんは、いつ帰ってくるのだろうか。ミーは、首輪型デバイスの画面を見てみた。そこには、カナさんの名前と、飛行機のマークが表示されていた。ミーは日本航空が20年ぶりに更新した国際線主力機、エアバス「A350-1000」が24日就航したというニュースを思い出した。カナさんは、その第1便に乗って、羽田空港から米ニューヨークに飛び立ったのだ。ミーは、カナさんが無事に着陸することを祈った。
数日後、ミーは、ペットホテルのスタッフに連れられて、空港に向かった。カナさんが帰ってくる日だった。ミーは、待合室で、カナさんの姿を探した。やがて、カナさんが現れた。ミーは、嬉しくて鳴いた。カナさんは、ミーに駆け寄って、抱きしめた。そして、ミーの首輪に新しいペンダントをつけてくれた。サードオニキスのペンダントだった。カナさんは、ミーに笑顔で言った。
「ミー、お誕生日おめでとう。ごめんね、遅くなっちゃった。でも、これで終わりだよ。もう、海外には行かないから。ずっと、一緒にいようね。」
ミーは、カナさんの言葉に感動した。カナさんは、ミーのために、仕事を辞めてくれたのだ。ミーは、カナさんに感謝した。そして、サードオニキスのペンダントを見て、幸せを感じた。ミーとカナさんは、幸せな結婚をしたのだと思った。ミーは、カナさんの手をなめて、愛を伝えた。カナさんは、ミーを抱きしめて、愛を返した。二人は、空港を出て、家に帰った。ミーは、これからも、カナさんと一緒に暮らすことがとても幸せだと思った。
※フィクションです