ぼくは明日、昨日のきみとデートする: 八宝菜レビュー

2018年09月08日

ぼくは明日、昨日のきみとデートする

気になるマンガを読んじゃいました。
少し前に「このマンガがすごい」に選ばれて、福士蒼汰主演で映画化されたと聴いていたので
買っちゃいました。・・・・全巻（3冊）。

寝る前に読み始めたのですが止まらなくなっちゃって
深夜になるまで一気読みです。

序盤はリア充カップルの話かと思ってましたが、彼女が秘密を明かしてから
物語は急展開です。「最終兵器彼女」の第一話でみせる急展開ぐらいのビックリです。
それも、今まで見たことの無い設定で・・・

中盤から後半にかけてネタばらしはしませんが、
もう「せつない」気持ちになりますよ。
映画版では女性の「すすり泣く」声があちこちから聞こえたらしいのですが
その気持ち分かります。

でも、これを読んで女性ってこういう部分はあるよねってことも気づきます。
男から「そんな事もうやめていい」と言われても、好きな男のためなら
「頑なに」続けて行く部分。
女性って結婚してからも、そういうのあるよなぁ
よく「健気（けなげ）」って言われる部分だね。

漫画でも映画でも良いから、是非見て欲しいです。
イチオシです。

＜あらすじ＞
『京都の美大に通う20歳の学生・南山高寿は、いつものように大学まで向かう電車の中で出会った女性・福寿愛美を一目見た瞬間、恋に落ちた。勇気を振り絞って声をかけ、「また会える?」と約束を取り付けようとした高寿だったが、それを聞いた彼女は、なぜか、突然涙してしまう―。彼女のこの時の涙の理由を知る由もない高寿だったが、不器用な自分を受け入れてくれる愛美にますます惹かれてゆく。そして、親友・上山(東出昌大)からの後押しもあり、初めてのデートで告白をして、見事OKをもらい交際をスタートさせる。初めて手をつなぎ、初めて名前で呼び合う、そんな初めてのことがあるたびに泣く愛美のことを少し不思議に思いながらも、より愛美への愛情を深めていく高寿。そんな二人の関係は、誰もがうらやむ程に順調で、すべてがうまくいくものだと信じていた…。
「わたし、あなたに隠していることがある…」
初めてキスをした日、高寿は、愛美から想像もできなかった大きな秘密を明かされる…。
そして、二人の運命は“すれ違い"始める―――』