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2020年09月04日

昨日のNXTのメインイベント見た? 試合の感想と4wayアイアンマンマッチについての考察を記す

WWEロゴ.jpg

初めまして、ザングースと申すものです。

昨日は仕事の都合でNXTを視聴する時間が取れませんでした(泣
いや〜NXT明日だと思って昨日仕事を残しすぎましたねw
来週も日本時間では火曜日に放送するそうなので来週こそはちゃんと視聴します。

ということで本日、昼飯を抜いて休憩時間にメインイベントだけ視聴しました。
告知の時からこの試合形式については気になってました。
このブログではまだアイアンマンマッチについて説明していないんですよね。
シンプルに言うと、60分間試合をして勝った回数の多い方が勝ちというルールです。
特徴はどれだけ相手からフォールを奪っても必ず60分間試合をしなければならない点ですね。
詳しい説明や私が視聴する際に抑えているポイントなどはまた後日に話したいと思います。

対戦カードは「トマソ・チャンパ VS ジョニー・ガルガノ VS アダム・コール VS フィン・ベラー」でした。
トマソ・チャンパとジョニー・ガルガノの元#DIYの元チームメイト対決、アダム・コールとフィン・ベラーの元バレットクラブ対決と告知の時点では2つの試合が合わさったように私は感じました。
なので私はこの組み合わせの1対1のタイミングにできるだけ注目して視聴しました。

動画はこちら






※ここからネタバレになります。




試合自体はかなり面白かったですね。WWEはパワーハウスのレスラーをプッシュしがちで大体こういう4人くらいのスーパスターが絡む際は1人パワーハウスに属するスーパスターがいるのですが今回はいませんでしたね。最初はヒール3人に対してベビーフェイスが1人だったのでバランス大丈夫かな?人気だけで4人をチョイスしてないか?とも不安でしたが、結果としては中盤から終盤にかけてあんまりヒールとかベビーフェイスと関係なくそれぞれが魅せるプロレスをして、会場のボルテージをマックスにしていましたね。
4人が同時にリングで倒れるのはやっぱり圧巻でしたね。

試合の流れとしては全員1フォールずつ取った状態で残り1分を迎えます。ラスト20秒くらいでフィン・ベラー
がトマソ・チャンパにクー・デ・グラを決めて2つ目のフォールを奪い、1人勝ちの状態になります。
価値を確信したフィン・ベラーの背後からアダム・コールがラストショットを決めてラスト3秒でフィン・ベラーから3カウントを取りました。結果としては、フィン・ベラーとアダム・コールが2勝ずつで両者勝利という形になりましたね。

見どころは、試合開始から17分くらいが経過した全員がリングの上で倒れるシーンですね。
アダム・コールの波になったら止まらない感じとトマソ・チャンパの倒れながらアダム・コールに膝蹴りをするシーンがトマソ・チャンパの意地でも流れをリセットするという執着心が見えてとても良かったです。
後、序盤のトマソ・チャンパ無双時間もベビーフェイスが1人だから見せれる展開としてオススメできます。

感想はこんな感じです。個人的に内容はたくさんあってボリュームに不満はありませんでした。
でも、他のアイアンマンマッチと比較したらどうしても物足りなかったんですよね。
自分自身で「なぜ物足りないのか?」と、めっちゃ疑問に思ったんですよね。

リングに上がっているスーパースターは全員1流で、それぞれアイデンティティが強めの選手
しかも、「トマソ・チャンパ VS ジョニー・ガルガノ」や「ジョニー・ガルガノ VS アダム・コール」
という過去の試合は他の試合と比較しても群を抜いて面白くぜひとも共有したい試合であった。

ここで1つの仮説が私の中で出ました。

「4wayとアイアンマンマッチって相性悪くね?」

これです。上記にあるよう私はアイアンマンマッチの良さの1つとして戦略があると考えています。
4wayというオプションがその戦略性壊してるんじゃね?というのが私の考えです。

根拠は3つあります。

まず、4wayというルールにより、反則なくなってます。ついでにリングアウトもなくなってます。
1対1の場合は戦略の1つとして、イス攻撃などの反則技で相手に1勝あげる代わりにダメージを負わせ、すぐさま3カウントを取る。結果、1勝同士の状態で相手はイス攻撃のダメージを負っているという状況をつくれます。
こういう戦略ってアイアンマンマッチのように長い試合だからこそ必要だと思うんですよね。
リングアウトがないのも勝ち筋が1つ消えているので戦略の幅は減っていると言えると思います。

次に、リング外にいる時間が異常に長い点です。
通常の4wayマッチの場合、誰かが誰かをフォールした時点で試合は終了します。
そのためフォールしない2人を場外でダウンさせるのはそのフォールするタイミングの1回だけで充分です。
しかし、アイアンマンマッチとなると60分間続きます。誰かが誰かをフォールする度に他の2人がリング外で倒れている必要があるという試合になります。全員が1勝ずつするとしても4回そのシーンが訪れるということで60分というキャパの中でのスーパスターの動く割合が減っていくのではないのかなと思います。
すると相対的に物足りなく感じると思いました。

最後に、タップアウトからのリスタートの想像ができない点です。
試合後半、ジョニー・ガルガノがアダム・コールに「ガルガノエスケープ」という十八番のサブミッション技を決めます。
ここで、私はここでタップアウトした後、リスタートする映像が想像できず「決まらないんじゃねぇか?」と直感的に思いました。
通常1対1の時は、タップアウトした際、レフェリーが2人を引きはがしタップした側の状態を確認してリスタートします。この時カウントダウンは止まりません。これは、残り時間ずっとサブミッション技をかけ続けてタップを奪いまくるということをできなくするためです。
この動きが入るとタップアウトを決めるたびにレフェリーが試合を観れない時間が出てくるんですよね
4wayの場合ですとこの時、試合を続行できるスーパースターが3人いるわけじゃないですか。
3人も動けるスーパースターがいるのにタップしたスーパースターのために試合が動かないのはもったいないですよね。それを直感的に感じて決まれないと思ったんでしょう。まぁ、これに関してはレフェリーを2人用意すればいいだけの話ですね。タップで1勝とるシーンも機会があれば見てみたいですね。

この3つが、アイアンマンマッチと4wayの相性が悪いと考察する要素となります。
今回の試合は、2対1の構図になることもほとんどなく合体技などが見れなかったので、
こういう技の幅が広がると、今回とは打って変わって60分じゃ物足りないくらいの満足感を味わうことができるのかもしれません。

今回はこんな感じですね。前例があったなら申し訳ないのですが私は初めて4wayのアイアンマンマッチを視聴したので、その感想と考察をさせていただきました。もちろん違う意見もあると思うので、あくまで1つの意見として解釈していただければと思います。
次回も読んでいただければ嬉しいです。

fin...

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