「ザリガニの町」と呼ばれている湖北省・潜江市では、ザリガニ料理に舌鼓を打つ客で大賑わいを見せていた
街の中心にそびえ立つ「巨大ザリガニ」のモニュメント※05:28ごろ〜 この「ザリガニの町」を取材したANN北京支局のANN中国総局の記者・千々岩森生総局長は「ここ10年ぐらいで、一気にザリガニ料理がブームになった」と話す
「潜江市では、街の真ん中に巨大なザリガニのモニュメントが設置され、さらに4年前、ザリガニ博物館まで建設されました。極めつけは2017年、地域内の大学にザリガニ学部を設立、1学年86人で、2019年には283人を募集するまでに拡大しました。そういったことが『ザリガニの町』と呼ばれる理由になっています」千々岩総局長によると、ザリガニを食べる文化は、もともと中国になかったという
「そもそもザリガニは日本と同じ外来種で、100年前ぐらいに中国に入ってきました。ザリガニの産地は、今回取材した湖北省以外にも、江蘇省や安徽省などがあります。地域が隣り合っていますが、特徴は中国最大の長江が流れている点です。特に湖北省は盆地で、湖や沼が多く、ザリガニの生育しやすい地形といえるでしょう」ザリガニ料理は「基本的には殻付きで出てくる」といい、客は手袋をして、手で剥いて食べる
https://news.yahoo.co.jp/articles/ddf92fd157265006f76b3aa5703efd9c6aa8bb87