同氏が所属する「渋谷一族を語る会」の協力を経て発行したもので、市制施行40周年を迎える11月1日に合わせ発行した。
元神奈川新聞の記者である浅田さんは、現役時代や定年退職後にも歴史に関する6冊の書籍を発行している。
今作は、神奈川新聞相模・県央版で今年4〜7月にかけ全12回にわたり連載した「平家から源氏へ〜渋谷一族の興亡」に、大幅加筆したものとなっている。
今回協力を得た「渋谷一族を語る会」は小・中の同級生の集まりで、年に数回、綾瀬の風土について語り合っている。
著書には平家方として源頼朝を攻撃する側だった渋谷重国が頼朝側の有力御家人になった経緯や、源平合戦・奥羽合戦での活躍、鎌倉幕府樹立への貢献、頼朝死後の一族の変遷など、複雑な命運をたどった渋谷一族について詳しく描かれている。
著書は渋谷一族を縦軸に置き、横軸として鎌倉の歴史を織り交ぜた。
https://www.townnews.co.jp/0406/2018/11/16/457776.html