● 「そば」が中国で広まらなかった理由は「配給」に毛沢東時代の中国では、経済発展の遅れにより、長い間、中国国民は配給制を代表とする耐乏生活を強いられた。
今でこそ、粗糧は健康に良いと持ち上げられているが、肉食の生活が少なく、食用油の供給も非常に厳しく制限されていた配給制経済年代には、粗糧は敬遠される存在だった
● 中国では「一杯のかけそば」が教科書になるほどの人気なのに… 麺類として成り立っている日本の手打ちそばは、中国人の食文化にはなかったようだ。
「中国では南北の食生活に大きな違いがあり、南は米が主食、北は小麦がメインである。(中略)米が主食の南方では、小麦粉料理は、昔はより重宝されていた。母の話では、四川で生活していた際、北方出身の人にだけ小麦粉の配給があった。それも月に量が決まっており、小麦粉で作る饅頭や包子、そして麺はやはりご馳走だった。当地の人々は、普段はご飯だが、レストランでは“抄手”(ワンタン)などを楽しんだという」 それから、コラムでは「かけそば」を“陽春面(麵)”に誤訳されていたことを指摘した
https://news.yahoo.co.jp/articles/88d7ca8d033903e7df16199b600ff3f347b457e1