三匹のおっさんの雑談

円安は、国債の金利とか、赤字国債とか、というのはうそ、財務省に騙されない！
国民が財務省に騙されていることを『ザイム真理教』と呼ぶ。

森永卓郎氏の著書『ザイム真理教』は、西田昌司・参議院議員が提唱した均衡財政主義をカルトのように妄信する風潮を指して使われた言葉である。本書では、ザイム真理教が生まれ、それがどのように国民生活を破壊するのかというメカニズムを述べています1. 森永卓郎氏は、日本の経済アナリスト、エコノミスト、タレント、獨協大学経済学部教授です2. 本書は、2023年5月22日にフォレスト出版から発売されました1.

まず、国債の金利は？

2021年の国債金利は、主要年限で0.1%前後で推移していました1. 2022年の国債金利は、主要年限で0.1%前後で推移しています2. 2023年の国債金利は、主要年限で1.3%となっています3. 2021年の国債発行額は、約1,000兆円でした4. 2022年の国債発行額は、約1,000兆円でした5. 2023年の国債発行額は、約1,068兆円に達する見込みです5.

貿易収支が円安に関係あるという話もあります。

2021年度の貿易収支は、輸出から輸入を差し引いた貿易収支は5兆3748億円の赤字となりました1. 2022年度の貿易収支は、輸出から輸入を差し引いた貿易収支は19兆9718億円の赤字となりました2. 2023年度の貿易収支は、輸出から輸入を差し引いた貿易収支は21兆7284億円の赤字となりました3

では、日本の財布、財政赤字の額は？

2021年度の財政赤字は、約54.8兆円でした1. 2022年度の財政赤字は、約43.8兆円でした2. 2023年度の財政赤字は、約39.5兆円になる見込みです3.

ところで、日本の国債に金利のうち日本銀行が保有してる分があるのでそれは除かれるべきでそうすると影響は半分です。

日本銀行が保有する国債の銘柄別残高によると、2021年末時点での日本銀行の国債残高は、約484兆円でした1. 2022年末時点での日本銀行の国債残高は、約528兆円でした2. 2023年3月末時点での日本銀行の国債残高は、約576兆円になっています3.

では、為替は何が決めるのか？それは、日米のマネタリーベースです。

1990年から現在までの日米のマネタリーベース比率と為替レートのグラフ1によると、2008年の金融危機でFRBが金融緩和に動いたため、マネタリーベース比率が50前後にまで落ち込み、日銀が大規模な量的緩和に動いてからもFRBが緩和を続けているため、大きく円安に振れた今も、マネタリーベース比率は大きく変わらず推移している。 現状の適正レートを考えるためには、為替相場はマネタリーベース比率の先行指標であり、当時の相場はFRBの量的緩和を織り込むべく、マネタリーベース比率よりも早く下降していたことと、2008年から2014年までの間に日本の実質GDP成長は2.8%に留まっているのに対して、米国の成長は9.2%に達している（IMFの数値および予想値による）ことである。 これらを考慮すれば現在の1ドル100-105円の水準は妥当であり、また、円安にもかかわらず日本の貿易赤字が止まっていないことと、米国では金利の上昇が織り込まれていることを考えれば、ドル円は中長期的には緩やかに105-110円に向かうというのが妥当な見方であろう。 近年でマネタリーベース比率がその水準となったのは2008年の10月から11月にかけてであり、このときの為替レートは1ドル98円程度である。 相場が急激に動いたあとに短期筋の動きが止まれば、ただ割高と割安が是正される相場が来るのであり、日経平均そのものにトレンドはない。 短期的に考慮すべきはこれまでに積み重なった投機筋の円売りポジションであるが、現状は短期筋にとっても仕掛けやすい状況ではない。 上記の長期的な観測を揺るがす要因が少ないうえに、日銀の追加緩和も有り得ないものではないからである。 しかし逆に、急激な円安をもたらす短期的要因も見当たらない。 株式市場では為替相場の緩やかな見通しを考慮して動く必要がある。1

マネタリーベースは600兆円のあるので国債に金利が1000兆円＊1.3％/2＝6.5兆円では1円の影響があるのでしょうか？『ザイム真理教』には気を付けましょう。

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